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ヲタク遍歴:BOOK編・〜小中学生時代 〜1990年代前半

ドーモこんにちは。
ぼんさいです。

今回は自分というヲタクを作り上げた背景と本を紹介します。
タイトルに「本編」と書いて自分で勘違いしたのでBOOK編にしました。

時代

〜幼稚園 1980年代中盤

幼稚園の頃から、紙芝居や絵本の読み聞かせが好きで、いつも楽しみに聞いていた。
祖母からも絵本がよく送られてきて、自分で読めるようになったら読んでいたのだ。
近所に友達が住んでいなかったのと、兄が四歳上なので一緒に遊ぶには歳が離れていたため、1人で本を読む時間が長かった。
しかも、わたしの母もよく本を読む人で、赤毛のアンを何十回も読むような本の虫であったため、本を読む環境にはあったわけだ。
その頃に読んでいたのは、くまのプーさんの絵本や五味太郎さんの絵本だった記憶がある。
祖母からの本の贈り物が非常に楽しみだったのだが、今思えば祖母が母に食べ物を送るついでに絵本や児童書を詰めてくれたのだとわかる。

〜小中学生 1990年代前半

小学校に入ると絵本では物足りなく、おばけの本だったりを買ってもらっていた。
雪山の小屋?に避難した人たちの、舌を吸い取ってあやめていく、お化けババアの描写が異様に怖かった記憶がある。あれは何の話だったのだろうか、、、。

調べたところ「日本のおばけ話・わらい話 ウヒョッとびっくり ゆうれい話」の『したをぬくおばけ』という話だった。


まんがはじめて物語の小冊子集みたいなものがあって、トイレに持ち込んでよく読んでいた。
偉人の話もあったので、エジソンやら活版印刷のグーテンベルクとか、雑学的な情報を刷り込まれていた模様。
アニメ画像の下に文章が書かれていたので読みやすく、知らない事を知れる喜びでさらに活字を読む環境になっていた。

しかも親と一緒に本屋に行くとマンガ以外であれば、どんな本でも買ってもらえたのだ。恵まれてた。そんな理由もあり小3頃からはいわゆるラノベ的な小説を買い漁っていた。

アニメのノベライズで広井王子さんの魔導王グランゾードとか。広井さんだと兄が買っていた蜃気楼帝国。
中村うさぎさんのゴクドーくん漫遊記、あかほりさとるさんの爆れつハンターとかMAZE⭐︎爆熱時空とか、角川スニーカー文庫さんや電撃文庫さんにはお世話になった。
朝日ソノラマさんや早川文庫さんにいったらまた風味の違う人格になっていただろう。それらは高校以降でハマる事になるのだが。

小学生〜中学生の時に見事ヲタクへの道を切り拓いたわけだ。

そういえば当時は宅八郎さんが頻繁にTVに出ており、今と違いテレビではアニメ好きをバカにする風潮が強くオタクへの風当たりが酷かった。
東京西部では、かの有名な事件もあったので。
当時のオタクは闇に潜んでいたのだ!隠れオタクが多かったはず。コンテンツが悪いわけじゃないんだけどなぁといつも思う。

あとロードス島戦記は読んでないの?と思われる方もいるのでは?
実はいまだに入門していないのだ、、、。ハイファンタジーは指輪物語を買っていたのだが文体が合わず途中離脱してしまったゆえに他作品も疎遠に。
また実家にMSX(という大昔のパソコン)があって、ロードスの灰色の魔女というゲームを知っていたし、原作がある事も知っていた。
ただ子供からすると少し難しそうに見えていたし、既に続き物として何冊も刊行されていたので手を出しにくかった。これから読んでもいいかな。合本版もあるようだし。

そんなこんなで小中学生のときには、
もっぱら角川スニーカー文庫、電撃文庫(電撃は中学からかも)にハマっていたのだが、実家の本棚から引き上げた本を見るに小学生のときから岩波少年文庫の探偵物を読んでいたようだ。
名探偵カッレくん、エーミールと探偵たち、怪盗ルパン、怪盗クモ団など。
この頃からミステリ好きの片鱗があったのだと、これを書いていて思い出した。
タイトルだけ記憶にあるものの内容覚えてないけど。

家に残ってた本 表紙カッコいい

やはり小さい時の読書体験は大人になっても引きずるのかもしれない。
中身忘れているからもう一回読んでみようかしら。

では。

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