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メン募

そう!メンバー募集の略

その名も

『メン募』


わたくし17歳(華のJK)
初めて同い年の友達とガールズバンドを結成いたしまして何とギターボーカルに就任

そんな大役を任せられたのは良いんですが

ギター持ってないし
人前では歌えないし
これは早速、最悪の滑り出し

韻踏んでる場合じゃねぇよ、ほんと


カラオケでは歌えるけど知らない人の前でなんか
歌った事ない、、、



でも決まった以上やるっきゃない!!って事で
早速、休みの日にアメ村にある楽器店にむかう。
そこで、なんとか予算内のギターを手に入れ
その日は序でにボイトレの予約を入れて帰った



私以外のバンドメンバーは同じ高校の友達3人と他校の子の合わせて4人

友達のM美ちゃんは、めちゃくちゃベースが上手くてチョッパーの達人
すぐにでもレッチリに加入できそうな男前女子
ドラムは、そのM美ちゃんが掛け持ちしてるバンドメンバーでギターの子は私の隣のクラスの同級生

私からしたら、みんなバンド経験者の師匠


肝心のバンドの色や細かい事はJKらしく中間テストなどが重なったりして集まれず
後日、全員が会える時に色々決めよう!とゆうことになった



しばらく経ってM美ちゃんがバンド名だけ先に決めようと言い出し、それぞれ候補を考えて持ち寄る事にした

私も覚えやすい方がいいのかとか
面白い方が
いや、いっその事何て読むのか分からないくらい一癖ある捻くれた名前にしよう
とか、考えすぎて結局ノープランで提出した
※ノープランがバンド名ではなく、本当に白紙

後日バンド名の事など、すっかり忘れていた私の元にM美ちゃん参上

『前、言うてたバンド名きまりましたぁ!』
『その名もコンソメキックでーす』

一瞬、意味が分からず「あっ、うん。」
で返事した私にM美ちゃんが、えっ!?って顔してたけど、よく考えたら、めちゃくちゃイカしてるやん!って目をキラキラさせてる私を見てM美ちゃんは横で笑ってた
ロッテリアで決めたらしい




パンチからのキック


最高やんっ!


因みに友達の掛け持ちしてるバンド名は

当時、流行ってたのか定かではないが
某格闘家の名前をもじって

ボブサッコ

だったらしい

なんか、なんか分からんけど
後ろらへんを変える癖があったのかもしれない
ほんま分からんけど



とゆうことで

これもフラフラしてるJKらしく
お察しの通り、そこから一切活動する事は無く
コンソメキックは事実上、解散となり


名前だけが伝説として残った


私は何か煮え切らない感じで
その後、本気でガラケーの掲示板サイトで
メンバー募集をかけ

本格的にバンド活動を始めるのであった

その話は長くなるので割愛します
(これもほんまに色々あったけど)




私の性格的に思いついたら
とりあえず、やってみようとゆうスタンスで
それは、たぶん今も変わらないんだろうと思う
特に若い時なんか(20代)尚更で
真面目に生きて何が楽しいんじゃコノヤロー!
くらいに思ってたよ 乙!
でもその気持ちは逆に今になって
生きていく為に大事なモノなんじゃないのかなって思ってきた
私はね。
それぞれの人生があって生き方、思想、その他
ほんまに全然違うから
真面目に生きてもいいやん!
くらいになってきてる今の私を見て
若い時の私は、どう思うんやろか?


なんか、またバンド組みたくなってきた

メン募しよかな

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