頼もしい男
頼もしい男。
我が家の男性陣は皆、とても頼もしい。
今日はそんな頼もしい男の子、次男のお話し。
ティガーがいい仕事してるにゃん(≧∀≦)まるで兄弟だね。トラ猫大集合!
次男には、同級生の鉄オタ友だちが居ます。その男の子(A君)は、我が家のちょうど目の前を通学路として通るので、毎朝、そのA君が通るのを見計らっては、自分の班も出発したりと、次男は毎朝会えるのを楽しみにしています。お互い小学5年生の高学年で、通学班では班長や副班長だったりするので、その辺りは職権乱用wwwなのか上手いことやっているみたい。
ある日の事。今日もA君がやって来た!
σ(゚∀゚ )弟「おはよー!」とあいさつをして、A君が班の最後尾で歩いている所へ、次男の班も合流完了(о´∀`о)さて、今日も電車の話でもしようかなぁ♫なんてルンルンしながら坂道を30mくらい下った所で事件は起きた。
A君に話しかけても返事がないので、おかしいなぁと思っていた次男。
長い坂道の途中で、A君がバタリと倒れた。
Σ(゚Д゚)弟「え?!おい。どうしたA!大丈夫か?!」
ちょうど倒れた場所が同じ小学校へ通う低学年の子のお宅の前で、これまたちょうどその子が班に合流するのを待っている時にお母さんも一緒に家の前まで出てくれていて、大人が見ている前で倒れたものだから、A君は命拾いをした。子どもだけだったらと思うとゾッとする。
A君が倒れた時に真後ろにいた次男は、元保健委員の名にかけてしっかり行動してくれた。
A君倒れる
次男、倒れた場所のお宅のお母さんと共に、A君の状態を確認。
A君と助けてくれているお母さんとは面識が無く、A君を放っておくのはマズいと判断。
ダッシュで坂道を駆け上り我が家へ。
私に状況を説明。
私と一緒にA君を確認。
私、速攻でA君のお母さんに電話。
次男、A君の班はA君が倒れてしまった事を知らずに学校へ向かってしまった為、またしてもダッシュでA君の班を追いかけて学校まで行き、班のみんなと、担任の先生、学年主任の先生に説明。
A君には妹がいるのだが、妹もA君が倒れた事など全く気が付かずに班のみんなと先に学校へいってしまった。今はニャロナの影響で体調不良の兄弟がいる場合は、一緒に学校を休まなくてはいけない事になってしまっている。そんなわけで、次男は超スピードで動いた。
ちょうど次男の報告が完了し、学校側が対応してA君のお母さんに連絡が入った時には、私から連絡を受けたA君のお母さんは、車ですっ飛んできて、A君を迎えに来てくれて、その足で学校へ妹さんを迎えに行っている最中だった。
A君は、お腹の調子が悪かったようで、嘔吐してしまったが、嘔吐したことでスッキリした様子だった。話もできているし、お迎えが来た時には立ち上がり自ら車に乗り込めるようになっていた。
驚くべき事は、私は何一つ次男に指示をしていないと言う事だ。居合わせてくれて介抱してくれたお母さんも感心していた。
彼は自分で最善の方法は何かを考えて即座に行動を起こした。相談などしない。緊急事態が起きた時、うろたえたり、迷ったりしている時間などないのだ。と言う事を心得ている。
これは彼の持つすばらしい能力で、こうした事は以前から見られた。我が家では、次男はハイパーレスキューなのである。けれど、正直ここまで進化しているとは思っても見なかった。A君に起こった緊急事態のおかげで次男の成長ぶりを見る事ができた。
2歳の頃のおちびちゃんハイパーレスキューの様子はこちら↓
その後A君は無事に回復し、次の日にはケロッとして我が家に挨拶に来てくれた。
子どもたちの体はまだまだ未熟で、大病などではなくても、倒れてしまったりする事があるんだな。何にしても元気になってくれて良かった。
A君を介抱してくれたご近所さんは、お仕事前にも関わらず、吐物の処理までやって下さった。お母さんという仕事をしていると、吐物程度では驚いたりはしないもんだ。淡々とこなせるようになる。そうやって強くなっていく母たち。今回の件でまた母ちゃんたちは、母ちゃん力を上げたんじゃないかな。なんて思う。
A君のお母さん、介抱してくれたお母さん、私。3人とも男の子のお母さんで、A君が元気になって、なんとも言えない納得感というか、あるある感というかwwwだよね。わかる。みたいな。今回の件もその範疇だね。だね。うん。といった感じで何だか嬉しかった。もちろんA君のお母さんはお礼もしてくれるし、謝ってくれたりするのだけれど、同じ男子母としてこれからもヨロシク的ないい雰囲気で終われることとなった。
これは、次男の行動のおかげなんでございます!
次男グッジョブ( ´∀`)bグッ!
こんな子に育ってくれたらいいな。に近付いていく次男氏。(о´∀`о)自慢の息子ですにゃん♡