見出し画像

【SVダブル】未来までお見通し!マシラカイナ式サイクルコントロール【第5回壺品評会出展作品】

はじめに

どうも皆さんこんにちは。
BomberNinjaです。今回は第5回壺品評会出展作品の壺の記事です。
正直カスの壺です。すまんかった。
構築経緯以外はこの構築でモンボ級からマスボ級まで上げてから書いているのでほぼ反省会ですね。提出してからランクをやっていて修正して出しなおそうかとも思いましたが普通に面倒だったのでやってません。
壺の評価記事と品評会会場はコチラです。

それでは本編です。


構築経緯

今回のテーマは「優先度」ということで「優先度といえば」を考えたところ…+側だと神速と猫騙し、-側だと吹き飛ばしと吠える、あとテレポートだなぁという結論になりました。

しかしながらどうせ+側は出展が多そうなので-側で構築を作りたいなぁ…と思いました。逆張りオタクなので。
吠える吹き飛ばしを使ったギミックといえば…
やはり6-7世代で使われていた古の戦術、ブーブリ式サイクルコントロールしかねぇ!!ということになりました。

一応ブーブリ式サイクルコントロールについて解説しておくとサイクル戦の中でブーピッグの有利対面を作って未来予知をして、未来予知攻撃前に未来予知が効かないポケモンに交換するタイミングでそのポケモンを吹き飛ばし、裏に未来予知を当てることでサイクルを崩壊させて優位に立つというものです。
当時ブーピッグの相方として非常に相性の良かったブリガロンと合わせてブーブリ式サイクルコントロールと言われていました。
自分は7世代当時この戦術を使用しシングルレートの1700後半から1800前半を彷徨っていた時期があるので弱い戦術ではないと思っています。
ちなみに今は知りません。多分クソ雑魚です。ブーピッグ側が。

ということで第一案としてはブーブリをシングル用の壺としてそのまま投げようとしていましたがブーピッグのどくどく没収によってブーピッグの単体性能が著しく落ちている為厳しいと考えていました。
吹き飛ばしと未来予知をもっと数値の高いポケモンで出来たらなあ…と考えていると「ダブルでやれば別に両立する必要ねえじゃん」ということに気づきました。
そしてなんとパルデアでは新たな未来予知戦士として数値の高いテツノブジンとマシマシラ、吹き飛ばし戦士として最強の力士テツノカイナが参入しています。
しかも偶然偶々前回の壺品評会の没案として残っていたメモにこんなものがありました

ポケ徹より

なんと前回他壺職人からのアドバイスが無ければ出していた没案の未来予知マシマシラ構築が残っていたのです。
もうコレで出すしかねえと思い、残りの1枠に地面を避けれる威嚇要員で、オーガポンにそこそこ強く、ハバタクカミに弱すぎない上に吠えるが使えるポケモンとしてギャラドスを採用し出来上がったのがこちらです

僕が作った壺史上1番平均数値が高いです。未来予知と吹き飛ばし、吠えるが無ければもう普通の構築ですね。

ここから下は壺を提出し、マスボ級までこの構築を使った後のお話です。

個別解説

マシマシラ

177(108)-x↓-87(4)-173(180)-111(4)-168(212)↑

今回の主役として抜擢された第一の未来予知戦士。その実未来予知を押す暇などほぼなかったので只々技が1つ少ないポケモンでした。

配分は101~105族の中に抜きたいポケモンがいなかったので最速100族抜きまで、Cは無振りオーガポンをヘドロ爆弾で倒せるラインまで振っています。それ以上振っても乱数がそれほど動くポケモンがいなかったので。
残りを耐久に回したところHPが綺麗な数値になりそうだったのでそこまで振って残りを4ずつです。この配分はそこそこよかったです。火力もそれなりでしたし、耐久もいい感じでした。

では何で困っていたかというと技です。
今回はヘドロ爆弾未来予知は兎も角、サイコショックとまもるがかなり要りませんでした。サイコキネシスと捨て台詞にした方がいいです。
C振り切りで曲がったスプーン込みでもサイコショックでは水ウーラオス倒せませんからね。
また、未来予知を通した場合攻撃ターンにはイーユイを出したいので捨て台詞にしてイーユイの負担を減らせるようにすべきでした。

当然、持ち物もよくなかったです。
未来予知に曲がったスプーンの補正を乗せづらいからですね。
未来予知をする場合、カイナの吹き飛ばしに合わせてイーユイを出したいのでマシマシラは盤面にいません。盤面にいない場合、未来予知に道具の補正は乗らないのでウイのみ系統なり、シュカやカシブといった半減実なんかを持たせて耐久を確保しに行くべきでした。

更に言うと妖テラスもダメでしたね。
悪よりもゴーストがキツイことが多く、そもそも悪タイプにはテラスタルで耐えたところで打点が乏しいです。テラスタルはゴーストを重く見て悪やノーマルにすべきでした。

総じてダメなところが多すぎて出し辛過ぎました。
今回で一番の反省ポケモンです。

テツノカイナ

244(116)-192(116)↑-129(4)-x↓-120(252)-73(20)

最強のウルトラ力士。
この構成でもこいつは最強でした。
文句があるとすれば毎試合2発以上急所をもらっていたことくらいです。
もちろん水流連打や暗黒強打以外で。
正直このポケモンは最強だったのでいうことがないです。
猫での足止めはもちろん、打ち合いも強かったですし、さらには吹き飛ばしでヌメルゴンやガラルファイヤーを流したり、トリルを防いだりと器用に動いてくれました。

兎に角コイツは無限に強かったです。最強でした。

ゴリランダー

207(252)-171(84)↑-111(4)-x↓-110(156)-107(12)

猫要員のゴリラ。
のつもりが剣舞スライダーでの掃除で大活躍したポケモン。

グラスシードとD振りのおかげで多くの対面で剣舞を積むことができました。猫だまし警戒で守られやすいことも幸いしていました。
強かったですが素の火力が低く困ることもあった他、草タイプに全く打点がないという悲しいポケモンでもありました。
とはいえカイナほどではありませんがこいつも強かったです。
まあ未来予知と合わせるならチョッキを持たせてとんぼ返りさせるべきだったとは思いますね。そこまで未来予知に寄せてどうするの?という話はありますが。

ギャラドス

193(180)-146(4)-144(252)↑-x↓-127(52)-104(20)

ウルトラ要素だけポケモンの代表格。
今回はうまくかみ合っていたのでかなり強かったです。

未来予知のカモを逃がさないために渦潮を入れましたが、専らゴリランダーやイーユイのカモを捕まえるために使っていました。
このポケモンは吠えているほど暇ではないので吠えるが完全にノイズでした。正直未来予知とのコンボ要素は渦潮だけにしてまもるを入れるべきだったと思います。

イーユイ

153(180)-x↓-103(20)-187(252)↑-141(4)-144(188)

真の切り札。動けば動くほど強いです。
コイツ自体はビビるほど強かったですが未来予知に寄せるなら交代出しの多さも考えてチョッキなどの耐久面の補強をすべきでした。
また、技も命中安定ということで嫉妬の炎にしましたがバークアウトでよかったですね。撃つことないです。
まあ未来予知とか関係なく強かったです。

テツノブジン

169(156)-x↓-111(4)-167(212)-81(4)-168(132)↑

第二の未来予知戦士。
マシマシラより暇だったのでよく未来を予知していました。
最強のエスパーポケモンを目指していたのにエスパータイプがなくなっていて可哀想なのでエスパーテラスタルにしてあげました。
実は未来予知で水ウーラオスとテツノカイナ葬っているので一番この構築のギミックを生かしています。未来予知に対してテラスタルの補正は盤面にいなくても乗る為、尚更です。
しかし一番未来予知を生かしていながら一番未来予知がノイズになっていたポケモンでした。格闘技があれば勝ってたのになあが頻発し、ストレスがマッハでした。とはいえ未来予知を切るとコンセプトとは?となってしまいますからね。難しいポケモンでした。

最後に

一応戦績を乗せておきます。

ハイボ級に上がり一回目のマスボチャレンジまでは戦績が13-2とよかったのですがそこからズルズルと沼ってしまいました。
兎に角ヒードランが無理でした。
まあそんなことはどうでもいいのですが今回の壺はギミックにも理性にも振り切らない中途半端なものを作ってしまったなあと思っています。
あと売り文句でもうちょい猫だましに言及してもよかったような気はしますね。優先度要素ですし。
次回は頑張りたいところですね。

今回はこの辺りで失礼します。それでは皆さん、さようなら~。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?