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月利10%をどうやって達成するのか~失敗からの学び編~

お疲れ様です。ボンバーです。

このnoteでは、どこにでもいる普通のお小遣いトレーダーが
FX自動売買で50万円/月を目指して試行錯誤する過程をゆるりとお届けします。

今回は「月利10%をどうやって達成するのか~失敗からの学び編~」として自動売買を始めた頃の失敗事例を記載します。
ここでの気付きが私の自動売買への取り組みのベースの考え方となっていますので、良ければ見てやって下さい。


自動売買を開始して2週間で▲23%

私が諸々の準備を経て、自動売買を開始したのが2024年9月11日でした。
当時のポートフォリオはテクニカル系が3つとアノマリー系が3つの合計6つの売買ロジックで構成していました。1ヶ月間寝る間を惜しんで作成した自慢の売買ロジック達でした。
そんな売買ロジックのバックテストはこちらです。
(開始から2週間でエントリーがあったものだけ抜粋)

なかなか期待出来る売買ロジックではないでしょうか。
そして収支をまとめたものがこちらです。

ほぼ負けてます。
自慢の売買ロジックは通用せず、開始早々私は証拠金の23%を失いました

マイナスになった要因は?

何故こんなにもマイナスになってしまったのでしょうか?
自分なりに原因を探ってみます。

当時の状況と思考

当時は日本が利上げを米国が利下げを始めたタイミングでした。
私は「市場の大局が変わった。これからは円高ドル安になるんだ」と思い、USDJPYの売り戦略をメインに据えて自動売買を開始したわけです。
まずここが大きな勘違いでした。
ファンダメンタルズを意識して運用しようとすることはとても重要なことですが、この時はファンダメンタルズの使い方を間違えてます
確かに今回の様に金利差が縮まっていけば円高ドル安になるでしょうが、そうなるには先が長過ぎます。
デイトレード用のロジックを使っているのに長期的な値動きを期待しても意味がありません
当時はそれが分かっていませんでした。

更にこの頃は市場の流れがコロコロ変わる時期でもありました。
当時のファンダメンタルズをまとめた画像はこちらです。
(反省用に自分で作ってXに投稿してました)

この様に短期間で流れが大きく変わっているのに当時の私はこう考えていました。

・開始直後にたまたまドローダウンが来ただけ
・自動売買は長い目で見なければいけない
・ロジック自体はいいものだから直ぐにプラスになるだろう
・ここで停めたらプラスになるタイミングを逃すかもしれない

全然見当違いでした。
円安ドル高のタイミングで、円買いドル売りのロジックを使ったら負ける可能性が高いのは当然なんです。
更にこれだけ材料があればボラティリティが大きいので、負ければ大きなマイナスになるんです。
強いファンダメンタルズがあってアノマリーが効かない時もあるんです。
そんな当たり前のことに気付いたのは結構負けた後でした。

ダメだった部分のまとめ

色々記載しましたが、ダメだった部分をまとめるとこうでしょうか。

  • 長期の値動きを示唆した材料を根拠にしているのに短期売買のロジックを使っている

  • 相場の流れが変わっているのに楽観的に捉えて売買ロジックを変えない

  • 使っている売買ロジックが今のボラティリティだとどの程度マイナスが出るか把握していない

  • アノマリーを過信し過ぎている

これらを総じて言うと、私は相場に合った売買ロジックを運用出来なかったから負けたのです。

相場に合った売買ロジックを運用するために必要なこと

先程記載した失敗から、相場に合った売買ロジックを運用することが重要だということを学びましたが、実際に行うためにはどうすれば良いのでしょうか。
私が考える必要なことはこの二つです。

・売買ロジックの特徴を理解する

どれくらい利回りがあるのか、最大ドローダウンはいくらなのか、勝率はどのくらいあるのか。どれも大切ですが、数字を追い掛けるだけでは勝てませんでした。
その売買ロジックが、どんな相場が勝ちやすくどんな相場が負けやすいのか、どのタイミングの動きを狙っているのか、この特徴を理解して初めて運用することが出来ます。

・相場の状態を知る

売買ロジックは売りか買いしかありません。少なくても相場が今どっちに行きたいか分かっていないと利益は上げれません
またどの程度勢いがあるかも重要です。勢いがなければエントリーしても反転してマイナスになってしまいます。また勢いが強過ぎる場合はアノマリーも無視して相場は動いていきます。
私はこの方向と勢いを見誤って大敗しました。
大敗しないためにも相場の状態を理解し、どの売買ロジックを動かせば勝つ可能性が高いか判断しなければなりません。
逆に言うと相場の状態が分からなくなるタイミングでは判断が出来ません。
相場がどうなるか分からない、注目度の高い指標、要人発言、政策金利発表時には稼働を控える様にすべきだと思います。

この二つを実践出来れば、相場に合った売買ロジックが運用出来ると言えると思います。
試しに意識して実行してみた結果、翌月には打って変わって成績も良くなり、月利10%を達成出来ました。
こうして私は月利10%をどうやって達成するかについての道標を得ることになりました。

終わりに

まぁまぁ長くなりましたので今回はこのくらいで。
次回は月利10%をどうやって達成するのかについて、私が実践していることをお話しします。
興味があればまた見て頂ければと思います。

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