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月利10%をどうやって達成するのか~相場を知る編~

お疲れ様です。ボンバーです。

このnoteでは、どこにでもいる普通のお小遣いトレーダーがFX自動売買で50万円/月を目指して試行錯誤する過程をゆるりとお届けします。

今回は「月利10%をどうやって達成するのか~相場を知る編~」として、以前の記事で話した「相場の状態を知る」ために私が実践していることを記載します。
私の運用方法ではここが一番重要な項目になりますので、良ければ見てやって下さい。


少し振り返り

前々回の記事では、失敗した経験から「相場に合ったロジックを運用することが重要である」こと、そのためには「売買ロジックの特徴を理解する」「相場の状態を知る」ことが必要であると学びました。
※詳しくは前回と前々回の記事をご確認ください。

相場の状態ってなに?

私が相場の状態として意識しているのはこちらの2つです。
「どっちの方向にどこまで行きそうか」
「売買ロジックが負けやすい相場になっていないか」
どちらも重要だとは思いますが、私は特に「どっちの方向にどこまで行きそうか」に意識を重きを置いています。

その理由はこちら。
極論ですが、売買ロジックは売りか買いかの2パターンしかありません。
失敗からの学び編でも記載しましたが、相場が買いの方向に行きたいのに売りの売買ロジックを使ったら、当然負ける可能性が高いです。
逆に売りの方向に行きたい時に売りの売買ロジックを使えば、あまり優位性のない売買ロジックでも勝つ可能性は高いと言えます。
また"どこまで行きそうか"も重要です。行きたい方向は合っていても、勢いがないとポジションを持っている途中で返されてしまいます。
どこまでも行くような強い勢いなら、どのタイミングでポジションを持とうが勝つ可能性はかなり高いでしょう。
要するに「どっちの方向にどこまで行きそうか」が分かれば勝つ可能性が高くなるので、意識して確認しているということです。

前回の記事に記載した「売買ロジックが負けやすい相場」を避けることは負ける可能性を減らすことに繋がると思っています。(文字通りです)
こちらについては、機械的に外せなかったものしかないので、当てはまるパターンは少ないはずです。
ガッツリ分析するというよりは見落とさないように注意するというイメージで行っています。

"どっちの方向にどこまで行きそうか"の確認方法

では私が実践していることをお伝えします。
私が実践していることはこの2つです。
・ポイントとなるレートを探す
・そのレートを抜ける材料があるか確認する

まずはポイントとなるレート探しです。
これは主にテクニカルを使っています。
ローソク足は日足をベースにしています。日足を見て、向かっている方向、ローソク足の形、四値のレートを確認します。
次に抵抗帯の確認です。これは意識されているレートとラウンドナンバーを主に見ています。
これらを確認して、自分の売買ロジック(主に入口と出口の条件)と照らし合わせて、勝つか負けるかの分岐点となりそうなポイントを探します

次は先程確認したポイントを抜けるかどうかの材料を探します
これは主にファンダメンタルズを使います。
最初に売買ロジックの対象通貨ペア、それぞれの強弱関係をざっくりと見ておきます。
次に各国の政策金利です。ファンダメンタルズの土台は政策金利なので、見通しに変更があるかを確認しておきます。
(頻繫に大きくは変わりませんし、変われば話題になるので念のための確認程度です)
最後に注目されているイベントの確認です。これはその時々によって注目されているものが違います。
直近の過去に何があったか、未来に何があるかを確認して、注目度を計っておきます。
材料の調査はこれくらいです。材料が方向と勢いを決めるので、私としては一番悩ましいところです。

ちなみにこの二つを行って、翌日の細かな値動きを予想しても、その予想は全然外れます。
あくまでも「どっちの方向にどこまで行きそうか」の見通しを立てるだけ良いです。(それでも全然外れますが)
この見通しで売買ロジックの勝ちがイメージ出来るかどうかが、この工程のカギだと思っています。

実際のチャートを使った例

先程の確認の流れを実際のチャートを例にお伝えします。
私は当時、ドル円買いの売買ロジックを使っていましたので、この売買ロジックが使えるかどうか確認します。

こちらは2024年11月11日のドル円の日足です。
まずはポイント探しです。
チャートを見ると、方向は上目線、3日前の大幅な上げの調整も終わり、BB+1σに回帰して再度上値を目指そうかという感じに見えます。
意識されるレートはラウンドナンバーの154.000と155.000。後は直近高値の154.620でしょうか。
154.000を抜ければ次は154.620がターゲット。154.620は抜けなくても154.000を抜ければ陽線で終わりそうな感じがします。
陽線で終われば買いの売買ロジックなので勝てそうですつまりポイントは154.000を抜けるかどうかになります
ここまで確認したら次のステップに進みます。

次に、材料の確認です。当時の材料はこんな感じです。
米国の注目イベントは大統領選挙。トランプ氏の当選が決まり経済面の見通しから政策金利の利下げ観測が後退しました。
日本では石破氏が総理大臣に指名され、政策面を鑑みて市場は円売りで反応しました。
その他、経済指標の発表はありませんでした。
以上のことから、この時点ではドルが強く、円は弱いと言えます
どの程度の強弱かについては、トランプ氏の当選がとにかくインパクトがあり、ドルはかなり強い状態です。
円はあまり材料はありませんので、それなりの弱さでしょうか。
強弱の程度については数値化出来れば良いのですが、現時点では出来ていません。
世間の反応、値動きの勢いから逆算して、ざっくりと行っています。

つまりこの日はドルがかなり強いので154.000は抜けそうと判断してドル円買いのロジックを稼働しようとなる訳です。
ちなみに結果はこちら。プロセスには関係ありませんがちゃんと陽線で終わってくれました。

今回の例はピックアップして分析を行ったので一つ一つお話しましたが、現実は全ての事象が繋がっています。
過去の流れに今日起こったことをプラスして考えるだけなので、実際にやってみれば材料確認だけの数分で終わります。
逆に言うと、材料確認をサボってしまうと繋がりが途切れてしまうので、再度繋ぐために余計に時間が掛かります。
さらにミスも増えるので、私は毎日材料確認は行うようにしています。

終わりに

まぁまぁ長くなりましたので今回はこのくらいで。
次回は月利10%をどうやって達成するのかについてファイナルです。
ポートフォリオとマイルールについて記載しますので、興味があればまた見て頂ければと思います。

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