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売買ルールをEA化する方法について

お疲れ様です。ボンバーです。

このnoteでは、どこにでもいる普通のお小遣いトレーダーが
FX自動売買で50万円/月を目指して試行錯誤する過程をゆるりとお届けします。

今回は自分の売買ルールをEA化する方法について記載します。
二つのサービスを試した結果、感じたことをまとめてます。
個人の感想ですが、参考にして貰えればと思います。


「EAつくーる」を試してみた

自分でEAを作るために、私はEA化するサービスについて調査を始めました。
一番最初に思い浮かんだのは「EAつくーる」です。

「EAつくーる」ってなに?

「EAつくーる」は条件が書かれたボックスを配置し、繋げていくことで売買ルールを作成していきます。
出来上がった売買ルールはMT4上で動くプログラムに変換してくれて、プログラミングの知識があれば、直接コードを触って変更することも可能です。
選択出来る条件が多く、インジケーターも組み合わせて使えるので、思い付く設定は大体出来る印象です。
(ご興味ある方はYouTubeに紹介動画があるので探してみて下さい)

バックテストが大変過ぎる

試しに使ってみたのですが、私には合いませんでした。
理由は一つ。バックテストが大変過ぎること。
通常、EAを作ったらバックテストをして、意図したところでエントリー出来ているか、ちゃんと利益を出せているかなどを確認します。
これがとにかく大変でした。

まずは環境設定が大変なこと
バックテストを行うにはヒストリカルデータという過去の値動きの情報が必要となります。
ヒストリカルデータを販売している業者があるので購入することは出来ますが、そこそこの値段がするので、お試しで使うのは厳しいです。
無料で提供している証券会社もあるので、探し当てて、膨大な量のデータを一つ一つダウンロードして、MT4に取り込める様に設定して、何とか使える様になるまで1週間くらい掛かりました。
そもそも無料なので精緻な情報でない可能性が高いことも不安材料でした。

次にバックテストに時間が掛かり過ぎること
環境面は一度設定してしまえば解決するのですが、この問題はずっと付いて回ります。
売買ルールを設定して試しに動かしてみようと、バックテストを始めると平気で数時間は要求して来ます。
MT4はパフォーマンスがPCのスペックに依存するのですが、私のPCはスペックがそこまで高くないので、余計時間が掛かったのかも知れません。
一発で想定通りの動きをして右肩上がりの成績が出せれば良いのですが、そんなことはありません。
特に初心者は少し弄ってはテストしての繰り返しになりますので、バックテストで長時間待たされたら手も足も出ませんでした。
これにより「EAつくーる」を使ったEA化は断念しました。

「ロジツク」を試してみた

次に「ロジツク」を試してみました。
こちらは私のお気に入り雑誌「外国為替」で紹介されており、前々から興味がありました。
雑誌にはこう紹介されてました。
「中身が分かる自動売買で運用と戦略を学びシステムトレーダーとして成長出来る環境を」
今にして思えばかなり共感出来るキャッチコピーです。

「ロジツク」ってなに?

「ロジツク」も条件を設定していき売買ルールを作るサービスです。
特徴は "〇〇な時に××をする" など文章で記載された条件を変更していく点でしょうか。
条件に矛盾がある場合はエラーで弾いてくれるので、何故かエントリーしなくて原因追求に時間を取られるということはほぼない印象です。

バックテストがとにかく早い

「ロジツク」は証券会社のタイアップキャンペーンで無料お試しが出来たので、こちらを利用してみました。
使ってみてまず驚いたのはバックテストの早さ。
「ロジツク」はブラウザ上でバックテストが完結する(PCスペックに依存しない)のですが、10年以上のバックテストが1分掛からず終わりました
これにより、少し変えてはテスト、また少し変えてはテストと、作った売買ルールの調整が直ぐ出来ます
手探りで進める初心者はかなり助かりますので、正直これだけでも採用するには十分過ぎるメリットです。

ポートフォリオの検証が出来る

更に嬉しい機能として、ポートフォリオを検証する機能があります。
「作った売買ルール〇個を×ロットずつで△年稼働させたら、最大ドローダウンがこのくらいです。リスクを☆%見たら証拠金はこのくらい必要でこのくらいの利益が出ますよ」
みたいなことが一瞬で出来ます。
本来なら全て自分でしなければならいことを「ロジツク」が一瞬でしてくれるので、トレードプランを練る際にかなり重宝します
(と言うかこれがないと自分では最適配分が計算出来ないかも…)
これと関係するメリットとして、「ロジツク」では複数の売買ルールでも一つのEAとして稼働させることが出来ます。これも稼働環境のリソースを食わない(節約出来る)という意味でも嬉しい仕様です。

売買ルール設定は少し慣れが必要

メインの売買ルールの設定については、最初はかなり戸惑いました。
これまで自分は時間足を基準として手法を使ってました
"5分足がダブルボトムだから1時間足の目線に合わせてロングしよう" とか、"1分足が200SMAに当たったから利確しよう" とかです。
「ロジツク」では基本的に売買タイミングを実時間で設定します。(基準レートに達したらエントリーということも出来ます)
"9時の価格が前日の安値より下にあったらショート" とか、"21時に7時~翌日7時の日足のボリンジャーバンドの+1σより価格が上ならロング" とかです。
この違いは、これまで自分が使って来た手法の大半が使えないことを意味します。
初めの内は時間足以外のルールは思い付かないので、アノマリー系をよく作ってました。アノマリー系から派生して時間を意識したルールを作る様になり、設定にも慣れていき、次第に目に見えて右肩上がりの売買ルールが作れる様になりました。
とにかく直観的に操作出来て、テストの結果が直ぐ返って来るので、色々触ってみれば右肩上がりのルールを作るのは苦ではありません
(むしろ凄く楽しいです)
結果的に手法の大半使えなくなっても問題ありませんでした。
(後に気付きますが裁量で使う手法をそのまま持ってくるより自動売買用の手法を作った方が良いです)

「ロジツク」に決めた!

二つのサービスを使ってみた感想が以上です。
結果的に私は「ロジツク」を採用しましたが、選んだ理由をあえて一言でまとめるとすれば、「ロジツク」は理想を実現するイメージが持ちやすかったです。他にもサービスはあると思いますが、ここまで確信を持てるサービスはないと感じてます。

終わりに

結構長くなりましたので今回はこのくらいで。
次回は目標設定とマイルストーンについてお話しします。
興味があればまた見て頂ければと思います。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

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