Oberammergau Toys
オーバーアマガウ( Oberammergau)はドイツバイエルン州にある村。
おもちゃ作りの歴史は、15世紀までさかのぼり18~19世紀にはコペンハーゲンなど、海外の重要な市場にも供給していたようです。
なかでもハンペルマンは世界的に知られ、1750年から1850年にかけて流行しましたが、ブリキのおもちゃの出現により、1880頃には博物館かコレクターのところでしか見られなくなってしまいました。
その100年後の80年代初め、この地域の歴史と彫刻に興味を持った Karl Braun, Klaus Vogt, Markus Wagner の3人は、大量のコレクションを持つオーバーアマガウ博物館に通いました。
そして、当時の製法を試行錯誤の末、見つけだし、その方法で現在もハンペルマンを作っています。
非常に精巧な作りとなっており素材は木ですがその繊細さ、薄さはまさにアンティークガラスの様。明るい色味で彩色はされています。
その筆運びはとても味わい深く、全ての人形の表情は全て異なるのですが、同じオーバーアマガウから来ていることは一目瞭然です。
私も大好きなドイツの伝統工芸品です。
※コレクター向けの繊細な工芸品です。子どもの遊びには不向きです。