ベトナムの駐在が終わります。

おはようございますこんにちはこんばんわ。

ホーチミン在住のボリショイです。

日本の友達にはどのように報告するべきか迷っているうちに、ベトナム駐在生活が終わるまで残り2週間を切りました。

友人の熱帯さんにはこのNoteで報告したいと思います。

さて、2019年7月の七夕フライトでホーチミン駐在となった私ですが、5年4か月の任期を終えて、ベトナムから離れることとなりました。

次の職場はもう少し伏せることといたしますが、10月末から11月中旬までは東京におりますので、日本の友人はよろしくお願いしたいところです。

長いかと言われると微妙な期間ではございますが、日本の友人は結婚・出産が続いており、気づいたら33歳独りぼっちの浦島太郎、今後の生活を考える前に振り返りを込めてつらつらと残します。


1) ベトナムはなかなか良い。


人口が約1億人いる縦長国家のベトナム。私はその国の商業都市であるホーチミン市に5年強住んでおりました。日本と比較すると不便な点もありますが、良い点も多くございます。
・安くタクシーが使える。
・日本人の居住エリアが近いため遅くまで遊べる。
・ゴルフは安くはないが行きやすい。
・カフェが多く安い。
・ごはんは意外と出汁文化のため日本人の口に合う。
・在留邦人は2万人弱いるため、日本食レストランも多くおいしい。
・英語ネイティブではないが、そこそこ英語が使える。(*1)

これだけ多くのメリットがあるベトナム、駐在のチャンスが来たら逃す理由がありません。

2) 結婚観について。


結婚がすべてではないと思いますが、ベトナムで仲の良かった友人のほとんどは結婚しており、その生活には憧れがあります。

一方、私の職業柄、海外駐在の機会はベトナムだけに限らず、今後も別の国に行く可能性は高いです。(何せそこそこベトナムでも評価されたような気がするため。)

海外駐在をする夫についていく、所謂駐在妻さんになることは、自身のキャリアパスを一時的に中断する必要があります。
でも一緒に生活したいから付いてきてほしい、付いてこれそうな人しか無理だなんていうのは非常に身勝手だなあと思いつつ、そんな奴と一緒にいたい
だなんて思える人はなかなかいないのではとも思っています。

このベトナム生活は恋をして振られBacknumberを聴くだけの5年強でした。
2019年の着任タイミングで意気揚々と購入した0.01mmのヘルメットは、封も空けられぬままタンスの奥に眠っております。(*2)

3) 今後の人生について

大切な家族やパートナーがいたり、本気で打ち込むことのできる仕事を楽しんだり、人生をかけて没頭する趣味があったり、ありたい姿というのものは人それぞれであること、理解しています。

そんな中、ベトナムという地に出会い、たくさんの方と知り合いになって色んな刺激に触れ合えたこと、幸せだなと感じています。
半面、駐在生活が終わった中堅社員は日本で抜け殻のようになるとはよく言ったものですが、確かにその気持ちはすごくわかる気がします。

自身がなりたい自分でいられる選択を今後も続けていくために、私は次の職場を選びました。この話はまた次回。

友達の皆様、時間がある時は引き続きご一緒いただけますと幸甚です。

Sincerely yours…(*3)

ボリショイ

(*1) 英語に苦手意識ありましたが、卓を回せるくらいには成長しました。
(*2) この話、結構いい話と思いますので、こすりにこすりたいと思います。
(*3) 田中みな実の写真集のタイトルであり、「敬具」の意


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