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今年こそ、生成AI実装!!

2022年末に衝撃的なデビューであったChatGPTから早2年。今年こそは実装したいと思う今日この頃です。

自動運転タクシー、再利用ロケット、空飛ぶタクシードローン等々、これらはすでに先進国では実用化段階、けれど日本ではまだまだという状況。国内ではなぜ実用化までいかなかったのでしょう。

それはいろいろ理由は、数えればきりがないです。
・そもそも投資資金が少ない
・起業家が足りない
・コラボができない
・金融支援が少ない
・ベンチャー企業との契約を渋る文化等々…

ちょっと多くの場面で聞き飽きた感のあるこられのワード、今後の生成AIの実装段階についても言われてしまわないために、何が必要か、ちょっと考えてみました。

一つ言えるのは、「ブームの持続性」では。と思います
ChatGPTが発表になってから、まだ2年しか経過していない。にもかかわらず、巷にはもうブームは去った感の印象もあり、電気事業者しかり、新しいプロダクトは総じて、第一次ブームは数年で去っていくもの。その、少し落ち着いた段階で、この技術の深堀ができるか否かが、その後の展開の有無につながっているのではないかと感じますね。

生成AIで言えば、なんか言葉をしゃべってやりとりすれば、翻訳でも要約でも、誤字脱字チェックでもさらっとやってのけるすごい装置というデビューがあり、それから応用編として、音楽や画像を作って楽しんだり…。

けれど、その一方で、学習に使われるデータはコンテンツ所有者に無断で使われているとか、画像は既存のイラストと酷似しているとか、首を挿げ替えて架空の画像が出回るとか、いろいろ法律にふれるグレーゾーンとか周りに迷惑がかかりそうな事象が出てくる。

このあたりで、ブームが急速に去っていったのが過去の事例ではと思います。過去音楽配信映像配信サービスが技術的に可能になった段階では、動画や音声の共有の部分の違法性がとりたてて声高に批判され、その奥にある将来のサービスの原点をつぶしてしまう‥。一昨年話題になった映画「Winny」でも描かれていました

実はあのとき、新しい技術をどのように社会に適合して、新しいサービスに結び付けていけるのか、という議論がもっともっと起きたならば、世界的なサービスが日本からも生まれていたような気がします。著作権はどのように扱うのか、違法と適法の間、必要な技術的手当とは何か、行政におけるテクノロジー理解の促進等々…。

生成AIは、現在まさにこの段階を迎えて入ると思います。AIで作った画像や動画を販売できるのか、どのような法律的ハードルを越えればビジネスになりうるのか、そこにコストと時間はどの程度かかるのか?そもそも生成AIが関わることで生まれるビジネス付加価値とは何か等々、多くの論点が検討されるべき段階に来ていると思います。

まさにこれから数年が生成AIのビジネス実装の正念場ですね。心して取組みたいと思います。その参考書として、以下の新刊を読み始めました↓

手を動かしてトライアンドエラーで進む事、法律的観点や規制の観点が入っていること、ビジネスモデルの選択肢を広めに考えていること、複数の選択肢から選んで試すことができることなどなど、盛りだくさんの役立ち情報でした。

生成AI実装に向けて、頑張ることとします。

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