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ブルームバロウ クイックドラフトに向けた環境の分析

こんにちは。「バーーーーローーーーーーーwwwwwww」と申します😋

スキをくれ?😋


分析の目的

「ブルームバロウ」のクイックドラフトにおけるピック方針を決めるために、現状のプレミアムドラフト環境の分析を行う。

使用するデータ

今回は2024/8/1~2024/8/9のデータを使用する。

・Format Color Ratings : 各アーキの使用数・勝率
・Card Ratings : カードごとの評価値
・Recent Trophy Decks : 7勝デッキの情報*
 
*17Landsでは直近データしか見られないので、独自に環境初期から収集したデータを使用する。

[調査1]デッキカラーごとの強さ

デッキカラーごとの勝率

表1.デッキカラーと勝率
(ゲーム数1万以上、平均勝率は17Landsユーザーのもの)
  • 17landsユーザーの平均勝率が前回の「サンダージャンクション」と同水準であり、実力とは無関係に敗北する試合がいつもより多い可能性がある。

  • 白緑(GW)黒緑(BG)の勝率がやや高いが、勝率が飛びぬけているわけではなく、多くのカラーにチャンスがありそう。

  • ただし、白青(WU)、青赤(UR)は避けるのが良いと思われる。

  • 青赤(UR)は一見シナジーが強そうに見えるのか使用数は多かったが、勝率が極めて低い

  • 白青(WU)は勝率が53%程度と低いが、そもそものプレイ回数が極めて少なかった。(メカニズム的に白青にする理由があまりないのかもしれない。)

  • 勝率の上位を2色のデッキが占めており、タッチや3色は避けた方が良いと思われる。


7勝デッキの分布

図2.7勝デッキのデッキカラー
(プラチナ帯以上、デッキ総数3,915)
  • おおよそ勝率と似たような結果となっている


[調査2]上位デッキのザックリ特徴

白緑(WG)トークン

  • クリーチャー数トークンをコントロールしていることで強化される能力を持つクリーチャーで積極的に攻撃をしかけていく

  • 2・3マナのクリーチャーを中心に構成されるが、5マナの「住居の長」がほぼ確実に採用されている。

  • 非クリーチャーカードの採用は少なく、コンバットトリックや全体強化カードが採用されている。

  • 除去には、「払拭の光」(0.62枚*)、「長茎の乱闘」(0.49枚*)が採用できるが、あくまでクリーチャーをメインとすることが重要そうだ。

  • 新しいメカニズムの新生もうまくマッチしている。

*白緑の7勝デッキで採用されている平均枚数

クリーチャーのマナカーブと非クリーチャーの採用枚数

採用率の高いアンコモン

トークンなど複数のクリーチャーを展開することで利益を得る効果が多い

採用率の高いコモン

1枚のカードで複数のクリーチャーを生み出すカードがよく使われる
全体を強化するカードもよくシナジーしている


黒緑(BG)給仕

  • 給仕を活用して、パワー・タフネスの高いクリーチャーを生成したりアドバンテージを得て攻める。

  • 2・3マナのクリーチャーを中心として構成される。

  • 白緑に比べるとインスタントの採用枚数が1~2枚程度多い。こちらはコンバットトリックは少なく、給仕シナジーを成立させるための「蓄え放題」や「堪能」「夜の飢え」などの除去が多く採用されている。

採用率の高いアンコモン

給仕シナジーを持つクリーチャーがメインとなっている

採用率の高いコモン

「蓄え放題」は墓地を肥やしつつ食物を生成するため、給仕には必須とも言える


[調査3]色別の強さ(コモン/アンコモン)

強コモン/強アンコモンの色別分布

表2.平均勝率(54.7%)を超えるGIHWRを持つコモン/アンコモン
  • 調査1のデッキカラーごとの強さでは、様々なカラーにチャンスがあるように見えたが、色別に強いカードを見ると、白・黒・緑の3強であることが分かる。

  • デッキを構築する際は、白黒緑以外のカードはメカニズムを成立させるための最小限とするのがよさそうだ。


強コモンベスト16

左上から右下へGIH WRが高い順
  • 勝率上位の白緑・黒緑の構成パーツ以外のカードが6枚含まれており、複数のアーキタイプにチャンスがあることが伺える。

  • 「払拭の光」のような確定除去カードは高ランクであることが多いが、本環境ではTop16外となっている。今回は小さなクリーチャーが横並びすることや、決着ターン数が早い(約8.6ターン)ことが関していると思われる。そのため、できるだけ低コストで除去できるカードが優先されていると思われる。


[調査4]色別の強さ(ボム)

GIH WR偏差値64以上かつALSA2以下(即ピック)のカードをボムレアと定義して一覧化した。(コモン・アンコモンも混ざる可能性があります。)

  • ボムレアの枚数は10枚と明らかに少ない (サンダージャンクション19枚、カルロフ邸22枚)

  • 白・黒・緑のカードがほとんどを占めている。


[調査5]デッキの再現性

クイックドラフトでは、AIがレアリティの高いカードを集中的にピックしてしまうため、なるべくレア依存しないアーキを選択したい。
そこで、アーキ別にレアカードへの依存度を確認したい。

7勝デッキにおける1デッキあたりの平均枚数
  • 白緑(GW)が最もアンコモンやレアに依存しない構築と言える。

  • 黒緑(BG)はアンコモンの要求枚数が白緑(GW)よりも1枚多いため、狙って構築するとパワー不足となってしまうことがありそうだ。


ピック方針

これまでの調査結果を踏まえて、ピック方針を下記とするのがよいと考える。

  • 基本は白・黒・緑のカードを集める。

  • 各アーキタイプによって、同じ色でも使われるカードが異なるため、2色決め打ちではなく、多少色が異なっても汎用的な強カードを優先してピックする。(強コモンTop16のようなカード)

  • ピックできたアンコモンやレアによって、黒赤・白黒・青緑・白赤などに進むことも検討する。

  • 決着ターンが早いため、クリーチャーのマナカーブが高コストに偏らないよう注意する。また、確定除去より軽量な除去を優先する。


参考(その他のデッキタイプ)

黒赤(BR)トカゲ

アンコモン

コモン

白黒(WB)コウモリ

アンコモン

コモン


青緑(UG)カエル

アンコモン

コモン


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