
完全なる統一クイックドラフトに向けた環境の分析
こんにちは。アンドロメダを西南に😡と申します。
今回も頑張ってデータを集計してみたので、是非読んでみてください😃
クイドラよりゴールデンパックだと思う方は、まずこちらを読んでくださいね😁↓
分析の目的
「ファイレクシア:完全なる統一」のクイックドラフトにおけるピック方針を決めるために、現状のプレミアムドラフト環境の分析を行う。
使用するデータ
今回は2023/02/09~2023/02/15のデータを使用する。
・Format Color Ratings : 各アーキの使用数・勝率
・Card Ratings : カードごとの評価値
・Recent Trophy Decks : 7勝デッキの情報*
*17Landsでは直近データしか見られないので、独自に環境初期から収集したデータを使用する。
[特記事項]
本セットの特徴として下記のようなデータが得られている。
・ここ最近のセットに比べて先手勝率が高い
・ここ最近のセットに比べてゲームターン数が短い
・17Landsユーザーの平均勝率が低(運要素強め)
このことから、下記のような考えが前提となってくるので、しっかりと押さえておくのがよい。
序盤から動き、早い段階でライフを削ること
特定の強いカードに依存しないこと(引く前に試合が終わるので)
[調査1]デッキカラーごとの強さ
デッキカラーごとの勝率

白・赤・緑、系の勝率が高め
青を含むデッキカラーは全て全体平均を下回っている
2色デッキが多く、タッチや3色以上の勝率は低い
7勝デッキの分布

赤緑(RG)、白赤(WR)、白黒(WB)で上位半分以上を占めている
2色デッキばかりである
[調査2]上位デッキのザックリ特徴
赤緑(RG)
低コストのクリーチャーを多く採用し、序盤から攻撃をしかける
サイズの大きな4・5コストのクリーチャーも2~3枚ずつ採用し、中盤にも圧をかけていく
除去には赤の火力がよく採用されている
採用率の高いカードが偏っており、決め打ちで作りやすい


白赤(WR)
「ミラディンのために」をもつ装備品を軸に序盤から攻撃をしかける
「刃砦の戦鞭」の採用率が高く、ややアンコモン頼みである可能性がある
装備品を再利用しやすくするため、トークンを出すクリーチャーの採用も見られる
赤と白の優秀な除去を両方使えるため、除去性能は高そう


白黒(WB)
毒性を持つクリーチャーが多く採用されている
堕落を素早く達成して効果を強く使っていく
アンコモンへの依存度が低く、デッキを再現しやすい


[調査3]色別の強さ(コモン/アンコモン)
強コモン/強アンコモンの色別分布
全体勝率54.8%を超えるGIHWRをもつカードを集計した。

明らかに青と黒がパワー不足
強コモンベスト16

白と赤がほとんどを占めている
上位にはトークンを生成するクリーチャーが多い
コンバットトリックは「猛火の最高潮」のみランクイン
[調査4]色別の強さ(ボムレア)
GIH WR偏差値64以上かつALSA2以下(即ピック)のカードをボムレアと定義して一覧化した。(コモン・アンコモンも混ざる可能性があります。)

青以外は各色まんべんなくという感じ
多色に関しては赤緑のみが該当
これまでのセットと比較するとややボムが少ない印象
[調査5]デッキの再現性
クイックドラフトでは、AIがレアリティの高いカードを集中的にピックしてしまうため、なるべくレア依存しないアーキを選択したい。
そこで、アーキ別にレアカードへの依存度を確認したい。

白黒(WB)が最もコモンの割合が高く、安定してデッキを作成できる
白緑(WG)、白赤(WR)、RG(赤緑)は同程度の安定性
WU(白青)以下はレアの依存度がやや高くなっており、特定のレアをピックできた場合にのみ選択するのがよさそうだ
ピック方針
これまでの調査結果を踏まえて、ピック方針を下記とするのがよいと考える。
2色の構築とし、タッチや3色以上にはしない。
「赤=白>緑>黒>青」の優先度でピックする。
短いターン数で決着することを意識する。
白をピックする際は、「這いまわる合唱者」「聖堂の導き手」などのトークンを生成したり飛行を持っているクリーチャーを優先する。これらのカードは赤白デッキにも白黒デッキにも活用できるため汎用性が高い。
赤緑に進むかどうかは、緑や多色の優秀なクリーチャー次第で決定する。
ボムレアに引きずられず、そこそこ強いカードをたくさん入れるようにする。
以上。
スキちょーだい😉
スキをくで😭
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