ラジュー出世する/Raju Ban Gaya gentleman(1992)

「ハッピー・ニュー・イヤー(2014)」を見た後にこちらを見たからか、
シャー・ルク・カーンの初々しさとかわいらしさに、なんだかしみじみしてしまった。

一旗上げるためにボンベイ(いまのムンバイ)にやってきたラジュー(シャー・ルク・カーン)が
その名の通り「出世」していく、わらしべ長者的ストーリー。
途中恋愛ロマンスあり、出世したことによる対立アクションもあり、実にわかりやすい。
劇中通して歌が流れ続け、冒頭では「出世するぞ!」と歌い、途中「恋に落ちたぞ!」と歌う。
CGもなく、歌って踊って正しくハッピー。

友人?役の「ジャイ」がいい。
素性はよくわからぬが、ラジューがピンチのときには手助けし、劇中の狂言回し役でぴしっと締めている。

資本主義といえば「金持ちになって清き心を捨てますか、それとも貧乏なまま清き心でいますか」
という問題に繋がりがちで、実際ラジューも闇落ちしかけるが、
もーそういうのはねどうでもいいんだよ。歌え歌え!

#踊るインド映画


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