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ポケポケのデッキ紹介と初見2【闘プテラ】
ポケポケ新弾の45勝イベントを完走したデッキを紹介し、対戦した感想をお伝えします。
1.デッキレシピと変遷
初期
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このレシピのメリットはたねポケモンが少ないので、ほぼ必ず初手にニャースを引き込み、手札を増やしながら戦えることでした。(あとは化石が沢山いてコンセプトデッキぽくなること)
しかし戦ううちに「カブトプスまで進化できずに腐ってしまう」ことや「最高打点がプテラの80と火力に欠ける」ことがわかってきました。
中盤以降
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カブトプス関係を抜き、代わりに「マーシャドー」や「カモネギ」を投入。その他のカードの枚数を調整しました。
2.強みとカード採用理由
プテラデッキの強み
プテラの強みはベンチでしか進化できなくなる特性です。
•進化するためにポケモンをベンチに動かさないといけない
•ベンチに引っ込めるとサワムラーに叩かれる
•サワムラーを処理するとマーシャドーに100ダメージ叩き込まれる
という負の連鎖のような状態を作り出して優位にバトルを進めるのが理想です。
またベンチにいるポケモンをナツメで引っ張り出して、もう一度逃げないと進化できない状態を作ることで足止めすることもできます。
カード採用理由
サワムラー、プテラEX、ひみつのコハク、マーシャドー、ナツメは上記の状況を作り出すために各2枚ずつ採用しています。ここではそのほかのカードについてコメントしていきます。
•スピーダー×2
このデッキは相手を縛りつつ、こまめに逃げながら戦う場面が多いです。こまめに逃げてもエネルギーが枯渇しないように、節約につながるスピーダーは2枚採用しています。
また後攻1ターン目の奇襲に使うことができます。
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例えばこのような盤面であれば相手からすると「このターンは攻撃されないし、ベンチのコイキングも安全だ」と思うかもしれませんが、サワムラーベンチ出し→スピーダー→マーシャドー逃げる、をすることでコイキングを倒すことが可能になります。
超デッキのラルトスや草デッキのツタージャ、雷デッキのシママは一撃で倒せないまでもプレッシャーを与えることができると思います。
•カモネギ×1
このデッキで意外と困ってしまう盤面が「相手のバトル場だけにポケモンがいて、そこそこHPがある」場合です。
ニャースは打点が低く、サワムラーはバトル場に干渉できません。マーシャドーも最初から場に出して戦わせたいポケモンではありません。
そうゆう場面ではカモネギを出して雑に殴るようにしていました。1枚でも結構手札に入ってくるので便利だと思います。
•ニャース×2
同じようなレシピを見ても、ニャースを入れてドロー補強しているデッキは少ないように思いますが私は入れたい派です。
今のカードプールだとモンスターボールと博士の研究だけでは手札事故が多すぎるため、ニャース撃破で1ポイント先制されたとしてもドローで手札を整えて巻き返しを図る方が安定すると思い2枚採用しています。(手札が悪かったら即サレンダーみたいな戦い方をしないためにも採用している節があります)
•モンスターボール×2
初期のレシピとは違ってたねポケモンが増えているので2枚入っています。
•博士の研究×2
ドローカードなので必須です。
•サカキ×1
あと10点足りないときに役に立つので0枚にはしたくないカードでした。相手の計算を狂わせるという意味でも1枚入れておきたかったです。
3.各デッキとの対戦の初見
ピカチュウEXデッキ
有利だと思います。
特にマーシャドーが優秀でバトル場を倒したピカチュウEXを弱点込みで一撃で倒すことができるのがよかったです。
プテラEXが雷弱点なのでサワムラーとマーシャドーでチクチク殴り、プテラEXをベンチに立て続けるのがベーシックな戦い方になると思います。
ミュウツーデッキ
不利よりだと思います。
ミュウ×駆け出し調査員という壁の登場でミュウツー×サーナイトが揃うまで2体ともベンチで温存されてしまうことがありました。
最序盤にサワムラーでベンチのラルトスを殴り続けたり、エネ付きマーシャドーをベンチに置いて痛み分けにする準備をしながら戦うのが健全だと思います。
セレビィデッキ
不利だと思います。
ジャローダが完成する前に倒し切ることに精を出します。1進化のジャノビーがHP80なので、ナツメでバトル場に引っ張り出したところにプテラの攻撃で倒すとか、サワムラーでチクチク殴り続けるとかで粘るのが勝ち筋でしょうか。
ただセレビィもコイントス次第でダメージを与えられない壁になっていたりするので、運によるところも大きいと思います。
マタドガスデッキ
有利だと思います。
弱点をつけることと、こまめに逃げることで毒があまり有効に作用しない点も強みだと思います。45戦の道中で対面したとき負けた記憶はないです。
プテラデッキ
気をつけるべきことは、プテラは「バトル場のポケモンが進化できなくなる」特性であることです。勘違いしてエネルギー付きのコハクをバトル場に出して進化できないことがありました。(一敗)
ゴローニャデッキ
ゴローニャが完成する前にサワムラーやナツメを駆使して駆逐するに尽きます。一度しか当たらなかったのでこれ以上感想が浮かびません…
ギャラドスデッキ
こちらも意外に当たらなかったデッキです。
ベンチのコイキングを倒すか、進化したエネがない状態のギャラドスをナツメで引っ張り出して殴り切るとかしてたと思います。
4.最後に
環境デッキかと言われれば違うのかもしれませんが全くの同形に当たることはなかったし、気を衒ったようなデッキを使えたのが楽しかったです。また対戦をしていくなかで気がついたことがあれば補記していこうと思います。今回も長くなりましたが、気に留めてくださった方がいらっしゃれば幸いです。