日本最南端の島医者でいられるうちに。
自己紹介(簡単に)
僕は今医者をしています。日本の一番南、人口500人弱の離島で。有人の離島では日本の最南端の離島の診療所です。島には他の医者はおらず1人なので、環境だけで言えばDr.コトーみたいな感じかも知れません。
医者としては6年目でまだまだ若手です。島医者もまだ2年生です。大阪で生まれ育ち、沖縄と離島医療に出会って今に至ります。
コトー先生みたいに立派ではないですが、逆に島が僕に人としても、医者としても、大切なことを教えてくれます。
Note を始めた理由
お互いが全員知り合い、仕事も家族も家の場所も、車の色も車種も、昨日どこで誰と飲んでいたかも全部知っている。
みんなが自分で、島での全部が自分ごと。
僕が住んでいるのはそんな場所です。
買い物ができるような最寄りの大きな島からは90分以上離れ、不便や苦労はもちろんありますが、島での時間は自分に取ってかけがえのない時間です。たわいない日常に、小さな気づきがたくさんありましたが、もう島の暮らしが日常になってしまっているので、頭の片隅に放りっぱなしでした。
島のみんなとわちゃわちゃ暮らしていると当たり前に感じている日々。
だけど期間が決まった赴任の自分には特別な時間。
わかっているのに中々言葉にできていなかったこの時間を忘れないようにと、記録嫌いの自分のための殴り書きです。
※写真も好きなので、疲れたら僕が撮って持て余している写真の垂れ流し場所になるかもしれません(笑)
そして
あとは自分の友達や応援してくれている人へ近況報告のような気持ちで書こうと思ってます。(世界を放浪すると言い張る自分を応援してくれた僕の友人達へ、色々あって僕は今日本の一番南で生きています。笑)
それと島での暮らしや、離島医療をやってみたい人が増えれば少し嬉しいかも知れません。
そのうち島民のみんなにも見つかるかも知れませんが、僕から見えている島はこんななんだ、と酒の肴にでもしてください。
個人情報に関わる部分は、年齢とか性別とかちょっと変えて書くつもりですが、島民だとわかってしまうかも知れませんので、つっこみどころ(これは書いて欲しくない!とか)があれば直接連絡ください。島にいなければ呼び出してください。
今日は、わかるようなわからないようなふわっとした話になっていますが、導入ということで。
日本の果ての小さな島で、日々のわちゃわちゃから学んだ、自分にとって大切なこと。つらつら書いていきます。よろしくお願いします。