自分の人生を、他人に委ねる人は搾取されやすい。
自分の人生を他人に委ねる。
それは考えることをしなくてもいい楽な生き方でしょう。いい会社に入って、平穏な暮らしをする。それで良い人はそうすりゃ良いです。でも、それはかなり巧妙な罠です。
そんな生き方をしていると、人生を主体的に生きられないようになりやすいです。
僕には、生殺与奪の権を他人に委ねているのに、等しいと感じます。なぜなら、それは誰かの望む人生を生きているからです。
僕自身、そうでした。
恐らく、いい会社が倒産したときに、あなたはあなた自身を恨み、アドバイスしてきた人物たちを恨むことになるでしょう。
僕は体や精神を壊して、周りのみんなを恨みました。自分自身さえも恨みました。メンタルはずっと回復せず、いろんなところにお金を搾取されました。その度に、こいつら、金の亡者かよ……と思っていました。
多分、自分で決めたことならば許せたのでしょうね。少なくても、マシになっていたと思います。なぜなら、自分自身の判断が悪かった。自分が悪いのだから、と。
まぁ、僕がダメ人間なだけかもしれません。
僕はホントにこだわりのない人間でした。思えば、幼少期はそんなことはなかったと思います。好きなことをしていました。でも、小学校に入ってから自分というものに価値を見出せなくなりました。
知らず知らず、出る杭は打たれる、自己主張することは悪だと教えられました。
学校は社会の縮図とはよく言ったもので、その通りでした。弱肉強食というか、なんというか……。
僕は教師の言うことはよく聞いていました。大人には疑問を抱きつつも、従うしかなかったからです。従わなければ怒られる。怒られるのは面倒なことだと知っています。放課後に居残りをしているクラスを見て気付いていました。
教師が可哀想だったこともあります。高学年になると学級崩壊を起こしていました。それで可哀想になって協力してあげていました。
……そんなこと、わざわざ子どもがする必要なかったのだと思います。
そういえば、将来の夢を聞かれるといつも困っていました。だから、毎回コロコロ変わっていました。なりたくもない仕事を書いていました。尊敬できる大人なんて、見渡してもいませんでした。
子どもの頃から刷り込まれていると、自分で何かを選ぶことをしなくなります。僕は何事もどうでもいいと思っていました。親が怖かったこともありますが、その選択で何も変わることはないと感じていたからです。
例えば、夕ご飯何がいいかと聞かれたら、ホントに食べられたら何でもいいので、どんな時でも何でもいいと言っていました。
それで親の機嫌を損なうことがあるので、唐揚げと言うことが多くなりました。結果、親は僕の好物を唐揚げだけだと思っています。
服にも無頓着でした。兄からのお下がりをよく着ていました。自分で選ぶと文句を言われることがあるので、ずっとそうでした。些細なことで、波風立てたくない。それが僕の生き方でした。
気遣いというかなんというか、反抗期もなく、僕は大人になりました。
だから、自分自身で何かを選ぶときは緊張していたのを思い出します。思えば、車を選ぶときも親の言いなりでしたね……。こだわりが無いから、正直どんな車でもよかった。その分、親が車にこだわっていました。その車のローンは僕が払っていかなければならないのに、です。高い新車です。アホですよね笑
僕はひたすら後悔しています。
他人に委ねてばかり、そんなだから、何のために生きているのかもわからなくなっていました。金は貯まっていくばかり。
何の使い道もない。みんなは、好きなことにバンバンお金を使っていましたが、僕は特に使うことはありませんでした。
ゲーム買って、お菓子買って、終了。それ以外に、そこまで価値を見出だせなかったからです。そんな陰気な人間になっていました。
その頃はとにかく、早く◯にたかったです。正直、何も楽しめなかったです。仕事もやる気がなかったです。
ただ、搾取されるだけの人生でした。
カルト宗教に入信してる人も、そうでしょうね。
自分のために生きるのは難しいから、誰かのために、神のために生きている。そうやって任せたら楽になるんですよね。で、結果搾取されるハメになるわけですよね。……気付いた頃にはもう遅い。もしくは、神のためにと必死に抗う。宗教二世の方の話を聞くととても悲しくなる。
推し活ってヤツも、かなり同じ仕組みだと思います。
Vチューバーに投げ銭をしている人は、そのVチューバーだけに投げ銭をしているわけではなく、その他大勢のオッサンたちも投げ銭をしているわけです。
そもそも、Vチューバーの中身もおばさんかもしれません。Vチューバーはファンのことを真摯に考えてくれているのでしょうか?その分の対価を払ってくれるのでしょうか?
大方、カモだと思われているでしょうね。しかも、中身が女性ならば当然彼氏もいるでしょうし、そうでなくても、男の影に怯えるのではないでしょうか?
Vチューバーが消えた時、あなたの人生が色を失うならばそれは主体的に生きていない証拠なのだと思います。
Vチューバーは消えても、あなたは存在するのです。
あなたはここにずっといるのに、なぜあなたはあなた自身を深く愛さないのでしょうか?
推し活は健全な関係を築けてこそ、成り立つものだと思います。ファンではありませんが、ももちは、素晴らしいアイドルだったと思います。ネットでも強く語られていますよね。
推される立場であるほとんどの人間は、健全な関係など望んでいません。フツーに、カモだと思って接しています。でなければ、あんなに投げ銭を募らないと思いますし、ファンを舐め腐っためちゃくちゃなクソイベントを開いたりしないでしょう。
そもそも、トラブル対応で本性がかなり現れますよね。
問題があればしっかりと弁明や謝罪をするのは当然のことですよね。政治家のように有耶無耶にすることが芸能界で流行っているので僕はウンザリしています。彼らは自分のした悪いことを正直に言うことができないんです。
正々堂々とすれば、多少許されるというのに……。
教祖と信者。関係性が歪んだのなら、プロフェッショナル精神などない、罠にかかった人間が搾取される構図が出来上がります。
そもそも、誰かに依存することはあまりしてはいけないと思いますね。誰かが引退して、『◯◯ロス🥺』になっている人間はハッキリ言って弱い人間ですよね。
別に死んだわけじゃない、その人はこれからもどこかで生きていくわけですよね?その人の今後の人生を心から応援してあげるべきですよね……。
これでは人生の舵を握られているに等しいでしょう。
そして、『推しは推せる時に推せ』
そういうマイナスな側面から目を背け。推し活を良しとする風潮は、かなり危険だと思います。
『推しは推せる時に推せ。ただし、推す相手を間違えるな』くらいは注意喚起してほしいものです。
僕は、推し活のほとんどは一方的な依存ですよね?と言いたい。
推される側の多くは責任持たない上に、あらゆる手を使って搾取していますよ。そもそも、健全ならば社会問題にはならないでしょう。明らかに不健全だから社会問題となるのです。
僕は成功体験と自己肯定感を身に着けなきゃならないと思います。
女性は若ければ若いほどチヤホヤされますよね。そして、化粧でかなり変わりますよね。スキンケアや食事、ファッション、健康面にも気を遣う人が多いと思います。
男性とは違い、毎食ラーメンを食べる人も少ないでしょう。最近の若い女性はYouTubeで楽に学べるからか、美人が多くてビックリしますし、男性よりも自己改善に取り組んでいる人が多いように思います。
比較的、褒められることや自己肯定感は得られやすいように思えます。
でも、女性はかなり搾取されやすいです。
なぜなら、女性は体を売ってまで猛烈に推し活をする人たちがいるからです。そんな女性の歪んだ愛の力を見逃すわけがありません。ここぞとばかり、あらゆる業界が女性の財力を狙っています。
漫画、アニメ業界も女性をターゲットにし始めています。
最も問題は男なのだと思います。
男は自己改善をなかなかしません。ラーメンは好きだし、健康面などとうでもいい。むしろ、怠惰を賛美する風潮があります。しかし、持て囃される怠惰は、死期を早めるようなものです。それがカッコいいと錯覚しているのです。騙される人間は今なお多くいます。
弱者男性は特に搾取されやすいです。若者はVチューバー、中年はパパ活で搾取されます。しかも、弱者男性は犯罪に走る傾向があります。
彼らは愛されることや愛することに慣れていないからでしょう。貢げば貢ぐほど、沼にハマっていくのでしょう。
関係性の違和感に気付き、感情のコントロールができたなら、もしくは自分を愛せていたならば変わってたのかもしれません。
解決策は、自己愛だと思います。
誰よりもまず、自分を推しましょう。
誰に愛されなくても、自分で自分を愛しましょう。
愛せないのならば、一つでも愛せるように自分磨きをしましょう。
自分のために投資した方がはるかに健全ですし、確実に身になります。腐らない投資、マイナスになりにくい投資こそが、自分磨きです。
自分磨きはたくさんあります。自分を高めてくれるコンテンツを見つけ次第、取り組めばいいのです。
勉強、筋トレ、ダイエット、資格取得、体質改善、メンタル改善、コミュニケーション……。
ブサイクならば、最悪、整形もアリだと思います。
いろんなことを試して、最後に大事な人ができたら、なおいいですよね。
変な人間に推し活して、搾取されないようにしたいものですね。世の中には、自分勝手な人間がいます。彼らに呑まれたらいけません。
未だに、この世は弱肉強食の世界です。
お金に余裕のある方、本気で応援してくれる方のみ、よろしくお願いします! サポートしてくれた方には、何か恩返ししようかなと思います!