モニター受け入れの準備（西都市観光コンテンツ開発事業業務委託）_R6.10月活動レポート
こんにちは！一般社団法人まちづくり西都KOKOKARAの田上です。
補助金審査会に向け、それぞれの事業者がプレゼンの準備をしていた9月。10/3に西都市観光コンテンツ開発補助金審査会を実施し、思い思いに事業プレゼンを終えました。プログラム参加者の中には、補助金を申請された方、されなかった方様々ですが、11月からのモニター受け入れに向けて10月はそれぞれ準備を整えました。
西都市観光コンテンツ開発補助金審査会終了
10/3に補助金審査会が終了しました。KOKOKARAフリースペースで実施し、西都市の商工観光に携わる行政・企業・団体から5名の審査員にご出席居t滝ました。今回は7組の事業者が参加し、5件が採択となりました。
審査会終了からモニター期間まで1ヶ月弱しかないため、急ピッチでそれぞれコンテンツの準備を進めてくれました。
モニター企画
概要
モニター企画は、観光コンテンツ開発で生まれた7つの企画の中からお好きなコンテンツを選んで体験してもらう流れです。アンケートに記入すると貰える、ガチャガチャ抽選会の参加チケットを持ってKOKOKARAを訪れると、西都市のお肉をはじめ、西都市をもっと好きになる景品が抽選で当たります。
モニター募集のため、西都ゆるなびにモニター募集兼観光ブランディング特設サイトを公開しています。
5種類の過ごし方を提案した5つのコース
事業者の皆さんと開発した6つのコンテンツを5つのテーマに分けたコースとして提案しています。西都市の観光に興味を持ってくれた人は、5つのテーマを見てこの中で過ごしたい時間やコンテンツを選び、ご自身のタイミングに合わせて、11/2～12/27の間にそれぞれ予約して体験に参加してもらう流れをとっています。
5つのコースのテーマ
家族に受け継がれる秋の定番行事を作りたい
毎年恒例で訪れる「あの場所」を作りたい
大人になっても忘れない原体験を授けたい
明日の自分に優しい贈り物をしたい
忘れがたい原体験を仲間とシェアしたい
同じコンテンツでも、過ごしたいテーマ（視点）を変えるとさまざな過ごし方が提案できます。西都市は、「そうだ、京都いこう」みたいな地名を聞いただけで訪れてもらえるブランド力の高い街とは言えません。それでも宮崎県内、下道と高速を使えばどこからも1時間程度で訪れられる土地のメリットを活かして、宮崎県民にとって日常の延長にある”遊び場”として気軽に訪れてもらえる街になっていければと思い、休日の過ごし方を提案する観光ブランディングに沿ったモニターの形をとっています。
最後までワクワクのモニター抽選会
できたてほやほやで、まだサービスとして足りない部分があるかもしれない観光コンテンツを体験してくれた方に、抽選会の最後の最後まで楽しんで頂きたくて、KOKOKARA内の抽選ブースを作りました。
抽選会チケットを持ってきてもらうと、チケットと引き換えにシロクマさんからガチャガチャ専用コインを貰っていざガチャタイム。大人にカプセルトイが人気なのが分かるくらい、久しぶりに回したガチャガチャは楽しくて、セッティングしながら何度も回してしましました。（カプセルは空けずにちゃんと中に戻しました！）
モニター企画は限定200名とさせて頂いてます。期間中、200名の方に体験して頂きフィードバックが頂けるよう、モニター企画の情報をお届けできるように頑張ります。
西都市の変わる未来を一緒に待ってくれる人を作りたい
今年生まれた観光コンテンツは、できたてほやほや、すでに完璧なコンテンツになっているとは言えません。そんな段階でモニターをするのに、正規料金なの？と思われる方は多いと思います。
ただ、西都市の観光開発はこれまでも何度か取り組まれてきましたが、無償・割引価格のモニターツアーにはお客さんが集まってくれるのに、正規料金になった途端お客さんが集まらない…みたいな課題があったそうです。そのため、費用感とコンテンツが見合っているのかも含め、モニターを通してお客様のご意見を頂くために正規料金での実施を決めました。自社の事業としてコンテンツを開発してモニターに参加する私たちも、コンテンツにお金を頂くことをしっかり噛みしめて、「これからも西都のコンテンツに期待」と思ってもらえるサービスへ日々ブラッシュアップせねばと思っています。
事業者の皆さんも、今は完全ではないかもしれないけど、一緒に西都の未来を楽しみに思ってもらえる、応援してくれるようなモニター期間を整えていきましょう。
西都市観光情報ポータルサイト「西都ゆるなび」に新規掲載の観光スポット
今月は、これから観光体験ができる事業者さんの情報を中心に公開しました！掲載を進めながら、少しずつ西都で観光、体験できる場所が増えているのを感じて私たちも未来が楽しみになっています＾＾
ぶどうに対する並々ならぬ愛情に私たちも胸を打たれた「水間ぶどう園」は、コロナ以前は団体の収穫体験を受け入れていらっしゃたので、大人数を受け入れられるテーブル等も準備されています。ぶどうの木から伸びた蔓で日除けが作ってあって、次のぶどうシーズンが楽しみです！
野草を使った優しくて美味しいランチとCS60を使った施術で体と心を癒せる「ハニカムハーブ・星草庵」は、観光コンテンツ開発に参加して下さり、今まで提供していた野草茶ワークショップをブラッシュアップして「森の野草教室」を始められます。
西都市街地から車で10分でこんな場所に行けるの！？の景色と美味しいこだわりのぽんかんを育てる「やのぽんかん園」は、将来農園を観光農園にしたいというお父さんの思いから、観光コンテンツ開発プログラムに参加して下さった農園です。今までうちうちで開かれていた収穫体験を収穫祭として開催されます。
一九三工房も観光コンテンツ開発プログラムに参加して下さった事業者さん。西都市を盛り上げたいとの思いで参加して下さいました。これから、まだ宮崎では珍しいテクスチャ―アートのワークショップを始められます。
「尾八重高原星空キャンプ場」は東米良尾八重地区で星降る夜に包まれる体験ができるキャンプ場。ここに新たな「尾八重高原星降るサウナ」がオプションとして新たに登場しました。サウナを出て星に降られる体験を楽しめる体験をお楽しみください。
「銀鏡秘境の清流サウナ」は東米良地区に新たに生まれた、サウナ後に清流を水風呂にできるサウナです。サウナと組み合わせて里山の自然体験も楽しめます。
いよいよ、11月からモニター期間がスタートします。
7月から事業者と共に描いてきた西都の観光が、誰かにとって「そうそう、こういうのが欲しかった」と共感してもらえる種になっていることを願って。
ＫＯＫＯＫＡＲＡは、宮崎県西都市において持続可能なまちづくりをテーマに活動している一般社団法人です。
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一般社団法人まちづくり西都KOKOKARA
観光コンテンツ開発事業 プロジェクトマネージャー
田上 沙慧美