“西都市っておもしろい”を伝える企画がキックオフ。(西都市シティプロモーション)_R6.4月活動レポート
こんにちは、まちづくり西都KOKOKARAで市から委託されているシティプロモーション業務を担当している山口です。
令和2年度(2020年度)から、宮崎県西都市が5か年計画で進めている「西都市シティプロモーション事業」。
弊社、まちづくり西都KOKOKARAは、令和5年度(2023年度)から現地に根付いたまちづくり会社として受託させていただいております。
とはいえ、いきなり「どうぞ!」は荷が重すぎるということで、本事業は市・アドバイザー・弊社の三人四脚で進めています。
令和7年度から、弊社で自走できるようになるため、色々とアドバイスをいただきながら進めています。
本マガジンでは、西都市シティプロモーション事業の活動を毎月レポートしていきたいと思います。
「西都市のまちづくり会社、こんなことしてるんだー。」
と、少しでも知っていただけると嬉しいです^^
本事業の目的
先述の通り、西都市のシティプロモーション事業は令和2年度(2020年度)から5か年計画で進めている事業です。
市が令和元年(2019年)に実施した意識調査では、「西都の住みよさ」に関して「たいへん住みやすい」「まあまあ住みやすい」と回答した方が全体で80.9%、年齢別では30代が88.2%と最も高いという結果が出ているほか、育児に関する満足度調査においては96.4%の方が満足していると回答しています。
「この良さ、伝わってなくない!?」
ということから、「もっとPRしていこう!!」と、このシティプロモーション事業がスタートしました。
令和6年4月シティプロモーション活動概要
【4月15日(月)】アドバイザー来社・顔合わせ
【4月24日(水)】令和6年度シティプロモーション企画キックオフMTG
KOKOKARAオリジナルコンテンツの考え方整理
令和6年度のシティプロモーション企画のキックオフということで、今月は実働というより、認識のすり合わせや今後やるべきことの整理を行いました。
令和6年4月シティプロモーション活動詳細
まずは顔合わせから…
4月15日(月)、シティプロモーション企画を今後、西都市のまちづくり会社である私たちまちづくり西都KOKOKARAで進められるよう、色々と伴走してアドバイスをしてくださるアドバイザー企業のご担当者が西都へ。
リアルで会っておくって大事。
また併せて、西都市の雰囲気を知っていただき、今年度の企画をどう実現すべきかの解像度を上げるために、西都の中心市街地を少しだけご案内。
これから、企画が始まるんだな~というワクワク感とともに…
今年度シティプロモーション企画、方向性の決定!
今年度シティプロモーション企画のキックオフMTGを4月24日(水)に実施。
事前に、アドバイザーを務める協力会社さんが市が委託するアドバイザリー業務のプロポーザルの際にご提案され、採択された内容をご説明いただきました。
大まかな方針としては以下の通り。
おもしろい!で興味を持っていただきキッカケを作る。
興味を持っていただいた層へアプローチ。
西都と“知り合い”になっていただき後押し。
以下に、各項目の考え方を記載しますね。
“西都っておもしろい”を作る企画の考え方
西都市には大学が無いまちです。
そんなまちの人口構造はどうなるか、何となく想像はつきますよね。
実際の人口ピラミッド、見てみましょう。
そうです、20~30歳前後の人口が、ガクッと減ります。
これは、世間一般的に言われる「地方」では起こりうることで、おそらく同じ境遇の自治体はたくさんあるのではないでしょうか?
そんななか、「大学行かずに、西都に残りなさい」なんて、そんなことは言えません。
むしろ、外に出て、いろんな世界を見ることで得られることもあるので、ぜひ外に出てほしい。
そんな中、羽ばたいていった未来ある若者たちが「戻ってきたい」と思える地元って、戻ってこずとも「力になりたい」と思える地元って、どんな場所なのだろう?
人口が減少していく中、より強いまちになっていくために、そこがポイントだと考え、「将来のUターン移住者」をターゲットに。
詳しい企画の内容に関してはリリースまで公にはできませんが、「西都市はそんな考えを持ってやっているんだ!おもしろい!」となっていただければ嬉しいな。
興味を持っていただいた層へのアプローチの仕方
先述の企画で「西都市っておもしろい!」と知っていただいたとして、興味を持っていただくだけでも十分ではあるのですが、どうせなら深く関わっていただきたいですし、一緒に西都のことを考えてほしいですし、移住していただけるとより嬉しいなと。
人口が減少する中で、減っていっているパイを奪い合うのは本質ではないと思いますが、やっぱり心からファンになってくださった人には、ぜひ住んでいただきたいですよね。
そうなったときに、企画で「おもしろい!」と思っていただいた方を受け入れるための「受け皿」は必要です。
そのための受け皿として、各種広告媒体を活用しながら、西都に興味を持ってくださった方々、好きになってくださった方々と、双方向でコミュニケーションを取れる形になれると嬉しいなーと思っています。
後押しをするコンテンツの考え方
現時点で運用しているKOKOKARAオリジナルコンテンツは「はじめるVoice」というInstagramのコンテンツ。
本企画、はじめるVoiceの目的は以下の通り。
今あるこのコンテンツを活かしつつ、「2つの視点」をもって、コンテンツのブラッシュアップを行うことにしました。
その2つの視点とは…
シティプロモーションの全体方針(市役所側の視点)
私たちが対象とする移住検討者が知りたいこと(移住検討者の視点)
市側の視点からコンテンツを考える。
シティプロモーションは5か年計画なので、改めて全体の方針を振り返り、方針を「どんなコンテンツがあれば実現できるか」というレベルまでブレイクダウン。
その中で、現在は知っているコンテンツ、
はじめるMAGAZINE
はじめるVoice
は合致しているので、現状の方針は間違っていなさそう。
しかし、これで事足りているのか?それを考えるために、改めてユーザー視点に立って考えてみます。
移住検討者視点からコンテンツを考える。
私自身も移住者で、しかもプロジェクトメンバー全員移住者(!)。
あらためて自身の経験も振り返りつつ、
移住検討しているターゲットはどんな人?(これは全体方針から)
その人たちが抱える悩みや解決したいこと、実現したいことは?
そのために必要な情報を提供できるコンテンツは?
という風にブレイクダウンしながら考えました。
令和6年4月時点、弊社側で新コンテンツ案を出し、アドバイザーと壁打ちをしているところです。
新しいコンテンツがリリースされたときは、ぜひ応援してくださいね!
一般社団法人まちづくり西都KOKOKARA
西都市シティプロモーション事業
プロジェクトマネージャー 山口 雄大
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