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舞台ささ恋のここが好き

まず!舞台ささ恋とてもとても素敵でものすごく記憶に残る舞台でした!!!大好きです!!!勇気出して見てよかった!!!本当にありがとうございました!!!

役者さん皆さんとてもお上手すぎてあのキャラクターが実在してるって開始から終わりまで思ってました。動いてる…わっ原作と一緒…わーっわかる、解釈が一致…っ!などなど。キャラの落とし込みが凄すぎる。このキャラならこうするみたいな視線や動きがもうそのまますぎて…!舞台から捌けるところを見るのが好きなんですけど、その間も気が抜けてないのがわかって尊敬…誰が捌けるときも最後までそのキャラのまま。

この先ネタバレのある箇所が数多あるので舞台見てない方は閲覧しないでください。

⚠️以降ネタバレ注意⚠️


















例えばひまりちゃんは指の先ピンとしてる時があるとか、依先輩は口元手で隠すとか、香織ちゃんがまりちゃんに絡んでるとか、まりちゃんが香織ちゃんに視線送ってるとか、アキ先輩は落ち込んでるとか楽しい雰囲気とか、はけかたに感情がとても出やすくて、でも誰かといる時は大抵軽く跳ねてたりだとか、百々花先輩は小さな歩幅でとてとてはけてて可愛らしさがあったりとか、志帆ちゃんは強気で歩幅も大きく強目に踏み出してるとか、始さんはローレライのみんなを守るように最後にはけるとか。7/31のアフタートークでははける時のお話もあり、新たな気づきがあって嬉しかった!

ここから先はこのキャラのここが好きだったをひたすら書き連ねています。以降たまに使っている「ご本人さまだ…!」のような感想はアニメの声優さんと似ているではなく(アニメ未視聴勢)、私の脳内想像がそのまま出力されてる…⁉︎と言った意味合いです。

まずひまりちゃん!もう、ひまりちゃんが目の前にいる。手が生き物みたいで感情が出ているの好き。依先輩と並ぶとわかるようにそこまで背は高くないんだけど動きが相まって大きく見えてすごいし可愛い。動きが大きなところがまさにひまりちゃんのそれ。特に依先輩のちょっとした言葉に大きく頷いたり身を寄せたりがぐっと来た。依先輩とのシーンはどれも大好きで…。困ったことがあったり悩んでいることがあったりすると、スカートをぎゅっと握る仕草がところどころにあって好き。ひまりちゃんのキャラ自身の特徴かもしれないけれど、依先輩の前以外では対応が割と一貫していて好き。みんな平等に好きっていうのが伝わってくる。直前で落ち込むシーンがあったのに、次の瞬間ぱっと明るめのシーンに入れるのすごい。切り替えが早すぎて上手すぎてびっくりした。ssガールズとの絡みやローレライとの絡みもありセリフ数ものすごく多かったのに全然つまるところなくて、それがどれだけすごいことか。そして声量がすごい。声が通る通る。あれだけのお芝居をされていて発声が安定されているのすごすぎる。アフタートークでの会話のところも色々書きたいけれど…っ!!書き残していいのかわからないので!!可愛らしい方で、裏のお話が聞けてとても良かったと締めておきます…。本当にひまりちゃん可愛いすぎたーー!!

そして依先輩!最初依先輩達のライブシーンから入るんだけど、まさか生で歌うと思ってなくてびっくりした。歌が上手すぎる。特に高音が伸びやかで、力強くもあるんだけどどこか優しい感じというか柔らかさもあって…ひまりちゃんがずっと聞きたくなるのそりゃわかるよ。屋上のシーンの歌も大好きで、音源なしであそこまで歌えるの凄すぎる。しかもギターを弾きながら。ギターもアコギとエレキ両方弾いてたのすごすぎて。うますぎる、綺麗すぎる。歌以外でも依先輩の人柄が声に出ていて素敵だった。びっくりする時や照れてる時の言動がもうめちゃくちゃわかるっっっ。ひまりちゃんと接する時とssガールズで接する時とでちょっとトーンが違うのが好き。特にアキ先輩と接する時の気を許して声がいい意味で弛緩していたり口調が崩れたり、何かがあった時にちょっとしたことも気にかけて、でも余裕のある感じが…!それから本当に些細なところかもしれないけど、依先輩がギターケース開けるところ好き。ひまりちゃんといる時たじたじになるの可愛いし、でも急にかっこいい動きするのずるい。かっこいい。近い。好き。ひまりちゃんにも言えることなんだけど、どうしたの、と相手に聞く時首傾げるのとても好き。そしてこれまたひまりちゃんと同じ感想だけども依先輩の私服好き。身長が高くて足がすらっとしていてかっこいい服が似合う…!買い物の後に猫かな、がついてた鞄持ってたの可愛かった。

依先輩とひまりちゃんの、最後の例のあのシーンが…本当に良くて……自分は席の関係でほぼ見れず残念だったけれど、でもそれまでの依先輩の感情とかひまりちゃんの感情とか全部全部声に乗っていて、それだけで全て想像できるくらい。何度も言いますがキャラクターがそこにいるんよ…。すごいよ…。
それとちょっと戻るけれど、ライブの後2人で光の中手を繋いではけていくところ。あそこ大好き。2人の輪郭が浮かび上がってて綺麗だった。大好きすぎる。役者さん照明さん関係者皆さまありがとう。

アキ先輩には最新刊の影響もあり特大感情を抱いているんだけど、依先輩と接する時の仕草がもうしんどくて…でも大好きで…!!視線とか声色とか、さりげないでも行き過ぎないスキンシップとか、立ち位置が左右で離れてたりとか。今回の舞台を見ていて、アキ先輩ってその場の空気を壊さないように明るくしている側面があるんだなと気づかせてくれた。ssガールズや依先輩、志帆も大切に思ってるのがわかる。志帆との部分の回想シーン泣きそうだった。好き。感情を声や動きへの乗せ方がピッタリすぎて心臓が絞られ続けてた。そしてベースが上手すぎる。これまでいろいろな曲聞いてきたけどあまりベースに耳が向いてこなくて。でも最初のライブシーンで、ベースってこんなにかっこいいんだ…!と思って目も耳も離せなかった。アキ先輩のお芝居好きで、動きも相待って本当にそこにいて…本物だ…!ってなる。お上手すぎるよ…すごすぎるよ…。大好きすぎる…。

アキ先輩関連で、これはたまたまなのかもしれないけど、中盤あたりのライブシーンでアキ先輩のベースが全楽器の中で確か1番最後に入ったんだよね(もしかしたら香織ちゃんと同時かも)。ここがもう…先を見つめる依先輩を最後の最後に送り出してやる感じがして…勝手ながら妄想しており…ぐっときてました…アキ先輩…アキ先輩ぃ…。

まりちゃんが出てくる時、ほとんど半腕組み状態でいるのとても解釈一致で大好き。わかる。まりちゃんそういう立ち方をしてそうなのとてもわかる…!!淡々としていそうなキャラクターなのに、感情を声にのせるのがお上手すぎて…特に嬉しい時。香織ちゃんと話してる時だったか、ライブ後だったか、まりちゃんが嬉しいを表現してるあの絶妙なツンデレ感を出せているのすごい。好き。ネタに走っているというか、背比べのシーンやバチのあのシーンだとか、可愛さ満載で大好き。そしてドラムがうますぎる。身長が低いのだけど、バスドラムを鳴らしている時とかシンバル系の音鳴らしていたり、フィル?サビ前のドラムがどどど、となるところだったり、かっこよくてギャップにやられた。香織ちゃんといる時、ふと気が緩んでそうなところが見えて好き。はけるときに香織ちゃんに視線向けてる時があって、普段お断りって言ってるけど信頼の証っっとなって大好き。

香織ちゃんは登場した瞬間、わ、ご本人様だなんて思ってしまうくらい声やセリフの言葉言葉の伸び方がとてもキャラクターそのもので大好き。キャラクター的になのかもしれないけど、本当いたるところで自然とスキンシップをとっていて好き。人とくっついているのが当たり前のように感じるくらい、摩擦が存在しないのではってくらい自然すぎてすごい。人と話している時、両手を上げるなどなどほんわか元気な香織ちゃんって感じの動きで原作まんまだった。そしてピアノがうますぎる。ピアノの弾き方にもおっとりとしている部分が見えて良すぎた…。数音引いて次の音までに余裕がある時、手がゆっくり弧を描いていて優雅さがあるのとても好き。香織ちゃんの好きなシーンもたくさんあるのだけれど、何気に1番好きだったのは舞台後の最後のお辞儀のところ。みなさんひとポーズしてお辞儀をしていたんだけど、ポーズも好きだし、何よりその後のお辞儀が好きで好きで。

ssガールズではけるとき、香織ちゃんがまりちゃんの背を優しく押していたり、アキ先輩がみんなの背を押していたりして大好き。仲が良いバンドの雰囲気が隅まで出ていてとても好きだった。

百々花先輩は語尾が上がる感じとか意外と強気な行動だったりとかが百々花先輩そのもので大好き。ひまりちゃんと話しているときの両肘ついて話しているところ。あの時の仕草が百々花先輩すぎてすごい。さりげないところかもだけど、どこかしらの料理研究部のシーンの後、トレイ持ってはけたところ好き。トレイを持つ仕草がお嬢様風味というか、優雅さのかけらが見えるというか。そしてベースがうますぎる。観劇された方のうち多くの方も感じたと思うんだけど、何よりあの弾き方のかっこよさ。おっとりとしたキャラクターが足幅広めにどっしり構えて、しかも足でリズム取っていてゴリゴリにかっこよさが前面に出ていて好きすぎた。それから始さんと視線合わせてるところ好き。原作読んでる方ならわかるとは思うんですが…この2人の関係が本当に大好きです。アフタートークでもライブや楽器のお話聞けて嬉しかった!愛が伝わってきてとても好き。

志帆ちゃんのssガールズに対してのあのツンケンした感じと、ローレライやひまりちゃんに対しての気を許している感じの使い分けが上手すぎる。好き。新刊を読んでいるので、この言動の裏にあれやこれや思ってるんだよなと思うと勝手に胸が締め付けられてた。言動が強く癖のあるキャラクターなのに、それを落とし込んでいてすごい。特にssガールズと試食会で対峙した時の不機嫌な顔。本当に嫌なんだとすぐにわかる表情表現すぎて好き。どのセリフも仕草も好きなんだけど、1番志帆ちゃんを感じたのがカフェでひまりちゃんと会った時の最後のシーン。最後あのセリフを言いながらのあの動き…!語尾の感じ…!志帆ちゃん…!大好きです。そして歌がうますぎる。楽器の音が激しいタイプの曲だったのに歌がちゃんと聞こえてきてすごかった。声が伸びる伸びる、高音が綺麗すぎる。発声の時と歌う時の声の出し方ってちょっと違うだろうに、役の声のままの歌ですごかった。アフタートークで役者さん本人の話を聞けて良かった。なおさらキャラクターを落とし込めててすごい。すごすぎる。

始さんはまず出てきた瞬間、あの、背が高くてすらっとされていてお綺麗でじっと見てしまった。しかもお声がキャラクターまんま。はける時のお話でも触れたけれど、ローレライみんなの後からはけるの大好き。ssガールズも含めみんなで話している時、1度百々花の前に立つのだけど、その後戻るところが始さんの優しさのようにも見えて好き。それから志帆ちゃんの言葉を止めるところ。こことても好き。肩に手を置くでも言葉で止めるでもなくその行動をするの、始さんらしくてぐっとくる。これまで漫画では、始さんもみんなと同様好きは好きなんだけど、登場シーン的にあまりしっかりとは掴めていないところがあった。けど、今回舞台を通して役者さん含めキャラクターごと大好きになった。そしてドラムがうますぎる。テンポを取るのがとても難しそうな曲なのに、それを感じさせない。さらっとやってのけてる感じが、始さんの余裕感に似ていてすごすぎる。アフタートークでいろいろお聞きして、そんなこと思ってたなんて全然見えない…!となるばかり。努力をいい意味で感じさせなくてひたすらにすごい。そして時間もある中テンポよくMC回されててすごい。

そしてミキちゃん。ミキちゃんの喋り方がもうご本人で。こういう声の抜け方するなとか、会話のテンポとか。どう表せば良いのかわからないくらいお芝居がうますぎる。ひまりちゃんとの絡みはもちろん、アキ先輩との絡みも大好き。節々でアキ先輩への気持ちを汲み取れる演技なのすごい。シーン的に背筋が伸びているところが多かったからか、ひまりちゃんの相談役とのこともあって頼り甲斐のある雰囲気が出てて好き。それから明るい雰囲気とか、時々オーバーな、けれど不自然じゃない範囲でのリアクションとか好き。1番好きだったのは、ひまりちゃんと話している時に、髪の毛をふぁさーっとしたところ。意外と髪が長いのもわかるし、ミキちゃんらしさ全開ですごすぎた。重複するけどもミキちゃんの喋り方がとても現実的で大好き。

あと制服の袖がちょっとずつ違っていてこだわりを感じた。まりちゃんや志帆ちゃん、百々花先輩に確かひまりちゃんも、袖が丸め、ややフリル的なのに対して、他のメンバーはスタイリッシュにすとんと落ちてる。あと特に志帆ちゃんの制服が可愛くて!!フリルだったりリボンだったり、志帆ちゃんのこだわりなんだろうなとわかる部分が多くて!!衣装さん凄すぎる…。
それからウィッグが綺麗だった。さらっさら。特にロングの方、まりちゃんや始さんでめちゃくちゃ思ってた。毛先まで絡まってないくらいさらのさら。そしてあれだけ動いても崩れない。凄すぎる…。そしてあの再現度。高すぎる…。
照明や背後などなどにあった画面の使い方も素敵で!夕方や午前、学校や街中。光、モニターの情報から今キャラクターたちにはこんな景色が見えてるんだろうなと想像がつく。音響もとてもすごかった。特にライブシーン。心臓まで響いてきて、今舞台なんだっけ、ライブに来てるんだっけとなるほど。大音量で聞けて良かった。舞台開始前から音楽が鳴っていてずっと思っていたんだけど、音楽が良すぎる。繊細なピアノの音からライブっぽい演奏の音まで。どれも素敵な音の並びで大好き。ひまりちゃんパートの曲記憶に残ってる。固有の音楽あると勝手ながら嬉しくなる。とても好き。
それから小物。耳飾りやストラップ、それぞれ打ち上げで飲む物、私服時の依先輩の鞄などなど、細部まで拘られていてすごかった。大道具も、特にライブのセットが出る時どきどきした。屋上シーンのあの網目大好き。他にも触れられていない裏方さんかたくさんいらっしゃると思うのだけど、舞台の隅々までこだわりが見れてとても大好き。机などなどの搬入もスムーズで、本当に目を離した隙にそこにある。役者さんもだけれど、音立てずに気づかれずに暗転の中物動かしてるのすごすぎる。いくら多分バミリがあるとはいえあの光を浴びた後に見失わないのすごすぎてもはや不思議。それくらい体に染みるまで裏方さん役者さん含め練習したんだろうなとものすごく伝わる。大好き。
そして脚本さんや監督さんなどなど、お芝居全体に関わられた方々。原作がある中であそこまで縮めて、でも大切なシーンは切らずにまとめてくださっていて本当にすごい。そして140分もの台本を書き上げるのがすごすぎる。原作があるからこその大変さもあっただろうし、執筆ってものすごく時間のかかる作業(私比較なのでなんともですが)で…でもものすごく綺麗にまとまっていて好き。大好き。
もし今後ささ恋の舞台の続編があれば絶対見に行きたい。あれやこれやのシーンがあるということ…!楽しみがすぎる。

ここからは個人的な話だけれど、本当は舞台行くかどうか迷っていて、その中冒頭シーンが公開されて「これ見りゃいいやん」なんて一瞬でも思ってしまった自分を殴りたい。結局冒頭も何も見なかったのだけど、それで個人的には本当に良かった。現地で見れて幸せ。五感で舞台を楽しむって本当に面白さがたくさんで、どこを見ても発見ばかりだし、もちろん見落としもあるからまた見たくなるし、日によって些細な差があるから毎日違う。舞台の良さもささ恋の良さも全て詰まった素敵な素敵な舞台だった。

長々と書きましたが見に行って本当に良かったです。素敵な時間をありがとうございました!残り数公演応援しています、暑くなりますので体調ご自愛ください。

追記
全公演お疲れ様でした!舞台を見てから数日経ちますが、今でもあのシーンが好き…良かった…と何度も思い返しています。何度も書いていて鬱陶しいかもですが見ることができて良かったです。原作者さま、役者さま、裏方さま、その他関係者の方々へ、素敵な舞台を制作・上演してくださりありがとうございました!ゆっくりおやすみなさってください。本当にありがとうございました!

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