見出し画像

何気ない日常の幸せを感じるとき



次女が眠る隣で、長女と遊んでいたときのこと。

長女がいきなり、にこ〜っとして、私の後ろで寝ている次女の方を見た。

「ウフフッ、〇〇ちゃん、起きてる。」

そう言って、次女の方に駆け寄った。


振り返ると、次女の目がぱっちり開いて、不思議そうにこちらを見ている。

今起きたのを感じさせないくらい、目がパッチリだ。

私は、キューンと母性をくすぐられた。



長女も私と同じような感情なのだろうか。
自分の顔を次女に近づけて、

「〇〇ちゃん、起きてたの〜?」

と、声色を高くして話しかけている。
そして、これまた、にこ〜っと微笑みながら次女の頭を触っている。


寝ていると思った次女が起きている。
それが、嬉しいのか、可愛らしいのか、面白いのか…
なにか長女の心を動かすものがあるのだろう。



そのあとは、長女と私と2人して、次女に釘付け。

私「寝てると思ってたら起きてたね〜ふふふ。」

長女「起きてたねえ〜。ふふふふふ。」

笑い合いながら、不思議そうにキョロキョロする次女を見つめていた。


たった2歳の娘にも、妹を可愛がる気持ちが芽生えているのか。

すごいなあ。

こういう気持ちの連鎖が、人の感情の土台になっていくのかなあ。

愛くるしい。

癒された。

ほっこり。

うん、

まさに、ほっこりだ。


育児の幸せを共感できる『同志』ができたような気がして、なんだかとっても嬉しかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?