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《詩》砂漠の夢想

記憶の世界を旅してる




まだ空と地上が隣り合ってた頃のこと




水と雨の区別が存在しなかった時代




枯葉は落ちずに耐えていた




クリムは砂漠で焚き火をした




まだ砂漠が呼吸してた時のこと




煙は無心の風にのせられて




彼の想いを少女の元に届けたとさ




二人の間に無限の星とラクダのイビキが交じり合い




竜巻起こして笑いあう




そう 笑いあったのだ




笑顔がはじめて生まれた月




死別を知らない無知の行方




二人の想いは永遠だった

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