カエルの子はカエル
今回は、宅建講師のメッセージのうち、迷物講師のプライバシーから。
専門家と言われる人の意見には、時として注意が必要です。
鵜呑みにすると、人生を「空振り三振」にさせられる場合があります。
特に、人生の区切りにおいて発せられる専門家の意見には要注意です。
見分け方は、
・ 真心から出た意見か
・ 単に「世間様の常識」をつなぎ合わせた意見に過ぎないか
でしょう。
私にも経験があります。
息子の教育に関してのことですが、小学校から呼び出しを受け、校長・教頭・担任の三人に囲まれ、単に「世間様の常識」をつなぎ合わせたような意見を浴びせ続けらました。
「このままじゃ中学生になったら必ず不良になりますよ!」
私は終始、
「そんなこと誰が決めたんじゃ!うちの息子は単に元気過ぎるだけじゃ!」と反論しました。
そこで、「あそこは親までが札付き」と判断されたようで、市内の中学校に進む際には「要注意家庭」に分類され、息子は3年間、屈強な体育大学出身教師のクラスに強制編入されました。
この事実は、中学校の卒業謝恩会でその先生から直接伺いました。
「私が小口君を3年間担任したのは、そういうことだったんです。でも何事も無くエネルギーをサッカーに向けていたので、他の教師も拍子抜けしてましたよ!」
この先生は、風貌に似合わず、いつも真心で生徒に接してくれました。
あの時、小学校の校長等の意見に従っていたら、息子は今のように「のびのびした性格」には絶対に育たなかったろうと思います。それを考えるとゾッとします。
人間の行動は「素質と環境」に宿命付けられてます(刑法学の通説)。
素質で言えば、「元気なカエルの子は元気なカエル」ということです。
依然として「のびのびした性格」ですが、父親をして「もう俺が死んでも生きて行けるな」と思わせる「何か」を持ってます。将来が非常に楽しみです!