精神保険指定医レポートの作成の仕方 2024 ①表紙

 これから精神保健指定医を取得しようとしている非指定医の先生方のために作成しようと思いました。私は精神科救急病院に勤務して6年になります。精神保健指定医の申請をするためにレポートを作成しようと思い、厚生労働省のテンプレートや過去レポートに目を通しましたが、これがこれが何をすればよいのか分からない。誰も教えてくれる人もいない、すごく苦しみました。有料Noteを購入したり、過去の合格レポートを確認したりもしました。でも、私にはいまいち分からない。私は勤務のあとに毎日深夜まで残り、休みの日も病院で悩み続けました。多くの指定医の先生方から添削を受けました。提出前には、やっと精神保健指定医レポートの作成の仕方が分かりました。こんな思いは後輩達にはして欲しくない、臨床に専念する時間を増やして欲しい。その気持ちから、誰でも簡単に精神保健指定医レポートを作成できるテンプレートを作成しました。これを使用すれば型にはまった症例であれば全て簡単に作成出来ます。少なくとも精神保険指定医レポートの概ねを完成させることが出来ます。以下に内容をお伝えします。
①表紙の書き方 実例(架空)
②措置入院例 実例(架空)
③医療保護入院 実例(架空)
以上に関してですが、精神保健指定医レポートの大部分は精神保険福祉法に従って作成するものです。したがって、自分の言葉で記載出来る部分は非常に少ないです。そのため、その決まった部分をどのように繋げるか等が重要です。表紙は何を記載すればよいのか最初は理解できないと思うので、このままコピーすればよいような完成したものを作りました。症例は措置入院と医療保護入院を1例ずつ、かつ隔離・拘束・電話面会制限など記載する可能性のあるところは全て網羅できるように架空の症例で作成しました。
 様々なものの中で一番分かりやすく利用価値のあるものだと自負しています。多くの後輩達に無償で渡してきていたのですが、全国で同様に困っている先生方がいると思ったので今回NOTEで販売することにしました。ぜひ利用してみて下さい。

厚生労働省のテンプレートに合わせてワードのデータとして添付します。
表紙は、措置入院、医療保護入院、任意入院や隔離・拘束・電話面会の制限等全て記載可能性のある部分は網羅して記載してます。必要な部分のみ利用してください。必要に応じて色分けしてます。

ワードファイルはうまく添付できないので、どのようなことを記載したのか例をあげます。
医療保護入院 表紙6に
「医療保護入院時に、医療保護入院者に対して、必要事項(※)について書面による告知を行ったか」といった項目があります。
これに対して最初は何を記載したらよいのか・・・私はわかりませんでした。下のように記載すればよく、これは決まっているのでコピーでよいのです。精神保健指定医レポートはそういった部分ばかりなのです。

(告知の具体的な内容)
医療保護入院の措置となる旨及びその理由、法第38条の4の規定による退院等の請求に関すること、法第36条に規定する行動制限についてや処遇に関する事項などその他厚生労働省令で定める事項を指定医が書面及び口頭で本人と家族に告知した。

こうした部分を全て網羅しているので参考にして頂けたら幸いです。

ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 2,500

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?