働きたくないでござる
67歳前期高齢労務者です。
15年ほど前、いつものように6時半出勤、22時帰宅の後、妻と犬の散歩をしていた時のこと。
「あと8年!あと8年頑張れば定年だ!自由だ!それまでの辛抱だ!」
見上げた新築豪華マンションの最上階のカーテンから漏れる灯りに、なぜかそんな思いが湧いてきたのでありました。
・・・・・・・で、その後事情があって寒冷地に単身赴任(犬帯同)して、60歳になったところでも退職して犬とともに帰ってきたのですが・・・・・。
結局60歳から別の会社で働くことになりました。
還暦労務者の誕生です。
理由は言わずもがな、悠々自適に不適な財政状態であります。
そして65歳でその会社の定年。
「働きたくないでござる」
ニート君たちの常套句を発したものの、我が家ダースベーダー率いる帝国軍に屈し、前期高齢労務者となったのでありました。
年金がですね・・・・。おのれの不徳の致すところです。安いのです。
仕方ないので基礎年金は繰り延べして、少しでも増やすことにしたのです。
どっとはらい。
今現在も「働きたくないでござる」
なのです。
就業している前期高齢者の皆様は、「生涯現役ぢゃ~、なめんじゃねぇ!」
というパワフルな方が多い由でございますが、小生にはそんな体力気力が残っておらないのであります。