一緒に暮らすって簡単じゃなかった
二つのライフスタイル
実家で両親と暮らすようになって3年がたちました。
私は結婚をして約30年間、千葉県で生活していました。
紆余曲折あり実家へ戻ることに。
親も高齢だしね。一緒に住めば、何かと安心でしょう。
って、(他にも理由はあったんだけれど)
いざ同居。
しかし、30年ぶりの両親との生活は私にとって苦痛でした。
両親は80歳を過ぎているとはいえ、めちゃくちゃ元気。毎日規則正しい生活をしています。二人でお互いの身体を気遣い、二人だけのライフスタイルを送っていました。
朝は5時に起床しラジオをかける。畑仕事をして汗を流す。昼寝をして4時から風呂に入る。夕食は5時半から…9時には真っ暗。
私は私で、千葉で過ごしてきたライフスタイルがありました。子どもたちもそれぞれ自立し、実家に戻る前数年間は1人暮らしをしていたから、ひとり時間を満喫して充実した日々を送っていました。
そんな人達が一緒に暮らすって…
ちょっと想像するだけで難しいって…
気づけなかったの私😭
いや、薄々分かっていたけど、なんとかなるでしょって楽観視していたのでしょう。
居候生活
同居早々、母から「一家に主婦は二人もいらないから。」と言われました。
それは、台所を渡さないということ。
掃除すら「私がやるからいい。」と断られる始末。
分かるよ。私もバリバリの主婦でしたから。料理が好きだし、ましてや母のキッチンスペースだし、掃除も母のやり方があり、満足いくようにやりたいよねって。
父は大工だったので、職人気質で頑固一徹。
まだまだ 若いもんにゃ任せられねぇ!
と…口に出しては言わないが、態度が語っている。
両親の生活に合わせないと小言をいわれてしまうし。
結局私は、ご飯を作ってもらって、する事といったら自分の部屋の掃除と自分の洗濯くらい。居候のような状態になってしまいました。
見つけた仕事と趣味について次回お話します。