自分を「育てる」ことの本質とは? #マープス
今回は、MARPSというマーケティングに特化したオンライン無料学習プラットフォームの講座内容についてお話しさせていただきます。
今回のnoteでわかること
・生きる目的とは、人の役に立つ実感を感じながら幸せになること
・成功するための魔法の杖はなし
・相対評価の中で生きていることを意識しながら努力を行う
・自分のスキルを磨くのは、人の役に立つためという原則を覚えておく
講座のテーマ
今回の講座のテーマは、MARPSを運営しているトライバルメディアハウスの代表取締役社長でありMARPSの講義を担当している池田紀行さんの著書『自分を「育てる」働き方ノート』に関する講義になります。この講座では、成功している人たちに共通する思考論・勉強論・実務論を解説していますが、中身については池田さんの独断と偏見によるもの(ご本人もそう言っています)なので、キャリア構築の一つの考え方として参考にしていただけたらと思います。
そもそも生きる目的とは何か
そもそもなぜ人間は生きるのか?とても哲学的な人類史上最大の謎だと思いますが、講座では「人の役に立ち、幸せになることが生きる目的」とおっしゃています。池田さんは20代の頃から自己啓発本を読み漁っており、効率的に幸せになるための方法について学ばれていたそうです。自身も新卒入社してすぐのタイミングは哲学的な本ばかり読んでいたので、なんとなく気持ちはわかります笑
ここで、強調されているのが幸せになるためには「人の役に立っている」という実感が必要ということです。皆さんもそうだと思いますが人から感謝された時やなんとなくいいことしたな!という時は幸福な気持ちになりますよね?その感覚を増やしていく事が重要ということです。
また、下記のように人生の目的を達成するためにどんなインプット(入力)をすればアウトプット(出力)につながるかについても図式化されていますので何が自分に足りないのかぜひご確認ください。
成功するためにはどうしたらいいのか
お次は成功する方法についてです。結論、「魔法の杖はないから努力しろ」ということになります。SNSが普及してから特に「簡単に」・「誰でも」・「すぐに」といったような謳い文句で成功方法を伝えるビジネスをよく見かけます。自分も心が弱い時は揺らいでしまいそうな時もありましたが、あのような類のもので実際に周りで成功した友人や知人を見たことはあるでしょうか?
簡単に成功できるのであれば、みんなが大金持ちになって争いもなく平和な世界が続いていることだと思います。話はそれましたが、現在成功している人は陰で物凄い努力をしているということです。涼しい顔で簡単に仕事を終わらせる同僚や上司も陰では努力しているという現実を受け止めなければいけないと感じました。
また、ここで印象的だったのが「絶対評価」と「相対評価」の話です。昨今、周りと比較する(相対評価)のではなく昨日の自分と比較して成長したかどうか(絶対評価)が大切と皆さんもよく聞くのではないでしょうか。池田さん曰くその発言は無責任とのことです。というのも、昨日の自分より成長するのは当たり前の話であって、同僚が同じように自分よりも成長していたとしたら昨日の自分から成長だけしていればいいのか?ということです。社会は相対的な評価で決まっています。企業としても個人としても相対評価の中でポジション争いをおこなっています。そんな中で、絶対評価だけで生き抜いていくことができるのかと警鐘を鳴らしてくれています。
スキルを磨くために大切な観点
お次にスキルを磨くための観点についてです。ここでも冒頭の生きる目的のところに出てきました「人の役に立っているか」という原則が重要になります。ここでは、本誌から1つだけ抜粋してスキルを磨くための観点を紹介させていただきます。
よく耳にするインプットとアウトプットの割合についてです。良質なアウトプットはインプットから生まれます。ただ、むやみにインプットだけしていればいいのかというとそんなことはありません。人間はすぐに忘れる生き物です。講義や読書をしてその場では理解しているつもりになりますがそんなことはありません。人間が物事を習得するには、「知る」→「わかる」→「できる」のステップを正しく踏む事が大切です。何かを学んで「知る」状態で止まる事なく、自分の頭で整理して誰かに話す・ブログに書くことを通じて「わかる」ようになっています。実は自分がnoteを始めたきっかけもこの講座の内容を聞いてからになります笑 初めは大変ですが一緒に「わかる」から「できる」ようになりましょう!
合わせて、池田さんがおすすめされていたのが「累積矢面時間」という考え方です。これはクライアントへの提案場面や上司へのプレゼン等、誰かに頼る事ができず自分の力で乗り越えるしかない状況のことを「矢面時間」といい、この積み重ねのことをいいます。この経験をどれだけ積めるかでキャリアの成長が左右されるとのことなので、この時間をどれだけ確保できるかを意識してみましょう。
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