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支援者のメンタルヘルス。支援者の支援の重要性を伝えたい。

精神保健福祉士の和賀です。

支援者のメンタルヘルスというテーマで、先週と今週で2回研修をやらせてもらいました。

私の話は、スキルではなく感覚をひたすらフォーカスします。

聞くだけの研修にはせず、参加型の研修の組み立てにしていてシェアタイムを間に挟みます。今回はそのシェアタイムの盛り上がりが凄かったのです。

50人弱の支援者の集まりで、暖房を全部切って、あまりにも会場が暑くなって窓を全開にしたシェアタイムは初めてです。

シンプルに良い職場だなあと感じます。それは、話すこと自体に躊躇がないこと。お隣同士が必ずしも気心が知れた相手とは限りません。それでもシェアタイムに入った瞬間に会場の熱気、ボルテージ、空気、エネルギーが一気に上がりました。

20.30代の女性も多く、産休育休で戻る人も多いと聞きました。これもすごいことだと思います。

話すこと、感じたことを話すこと。

アセスメントとかモニタリングとか、支援計画とか福祉事業にはやらなくてはならないタスクがベースになってしまいます。
日々忙しくしているとそんな時間は取れないのがリアルです。

私は何かを伝えたいというよりは、支援者自身がそれぞれにすごい存在だと気づいて欲しい。

そんな祈りとか願いとかそんな気持ちで話します。

もしかしたら観念的かもしれないし、受け入れられない人もいるかもしれません。

それはそれで良くて、熱心に聴いてくれてめちゃくちゃ目が合う人もいれば、スンとしてる人もいます。

ところがシェアタイムになるとスンとしてる人が表情が一変してめちゃくちゃ話してたりするのです。

先週も今週も私を呼んでくれた人は、お知り合いでした。今回は15年くらい前からの知り合いで、和賀さんを呼びたいと機会を狙っていたと研修で話してくれました。研修が終わり最後に彼が私のことを話してくれた時も、とても温かい気持ちになりました。

こうやって覚えてもらっていることや、オーダーしてもらえることが何よりもありがたいことです。

質問はあまり出ないことが多いけれど、感覚を味わっているのかもしれないと感じます。研修係の人が促されて何人か質問してくれ、ある人は感情がグッと高まるような瞬間もあって支援者の人たちの痛みとか悩みとか喜びとか喜怒哀楽を垣間みるような気持ちになります。

ネガティブなことを言えばキリがない。
でも日々楽しく悩みつつ働いてる支援者もたくさんいる。

ネガティブな大きな声に負けずに、支援してる人が離職しないようなメンタルダウンしないようなほんの少しのきっかけになれば良いなと思います。

終了後お土産を頂き、渡す時に「美味しいものの詰め合わせです」と自団体のお店のお菓子をもらいました。その言い方がとっても爽やかで癒されました。

本当に素敵な人たちと職場ってある、と感動した日でした。
呼んでくれた支援者仲間と聞いてくれた職員さんに、たくさんの感謝を込めて。

講師依頼は弊社お問い合わせフォームよりお願い致します。

2月7日金曜日にオンラインイベントを行います!

【お知らせ】


株式会社ニイラでは、個人向けの相談サービス「HUG」、働く人のメンタルヘルス「福利厚生としてのHUG」、誹謗中傷を我慢しない「インフルエンサーのためのメンタルヘルス」の3つのサービスを行なっています。
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