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無力。パワースポットも良いけれど、パワーレスでありたい。
精神保健福祉士の和賀です。
ずっと気になっていて観ていなかった映画「前科者」を観ました。色々と感情が動かされて、映画を観た後に情報をみていたらそもそも漫画が原作でドラマ化されていたのを知りました。そして、映画の後にドラマも観ました。(どちらもAmazonプライムで見られます!)
映画もドラマも観るべきだったと思えるものでしたが、特にドラマでの最終話はなんだかとても泣けました。
それは、「無力」という言葉。
支援職の人が時々陥るのではないかと思う無力感。
私もこれまでにたくさん感じてきましたが、その度に「そうだよ、無力なんだよ」と自分に言い聞かせます。
それはパワースポットになっているかの如く振る舞うことがあるのです。
変な勇者感というか、何かすごく役に立てていると勘違いしてしまう。
たくさん「ありがとうございました」と言われると、私は結構単純に図に乗ってしまうことがありました。
盛大なる勘違いだと思います。今もすごく気を付けています。
目の前の人を幸せを。
そう願って福祉の仕事をしています。
私がしてあげるのではなく、あくまでもその人自身が幸せになるという状態なのに「私がしてあげる」なんていう言葉が時に出てきてしまう。
想いを持っているからこそ身体に、気持ちに熱が入ってしまう。
心が動かされることはとても大切だけど。
その熱い想いだけで動くのは危険。
映画とドラマ。そのどちらも自分の在り方を問われるような時間。
無力で良い。
そこにいるだけで良い。
何か特別なことはしなくても、いてくれるだけ良い。
パワースポットも良いけれど、パワーレスになって身体の力を抜いていきたいと思うのです。
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