東京大学2年生 村松泰知さんから寄せられたレビュー
【感想を送って下さった方】東京大学 文科三類 2年生 村松泰知さん
このレビューは、東大リアルゼミで映画「僕とオトウト」を観て頂いた際に寄せられたものです
かわいそう、悲しい、寂しい、といった自分の感情を研究すると良い、というのはとても新鮮であったし納得させられた。自分の持っている気持ちはどうしようもないものなのだから、それを受け止めて、その上でそれについて 深く考えるというのがいいというのは本当だと思った。これまでのもやもやが一つ解消されたと思う。
手言葉のような、ゆっくりなコミュニケーションや、そもそも相手が意味を分かっているか、答えてもらえるかも分からないような、成立するかも分からないコミュニケーションについて、それでもそれをする、コミュニケーションを続けようとするということは、自分が他者に無条件に待っていてもらえたという感覚・経験と結びついているのだという話は、とても印象深い内容だった。私たちが行うコミュニケーションそのものの本質のようなものが、そこにはあると思った。
(編集担当:Linda)
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【上映委員 タレコミ】
夜中の2時を回るとお色直しタイムがあって、仮装した委員が会議に戻って来る
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「僕とオトウト」公式サイト https://boku-to-otouto.com/
お問い合わせ bokutootouto@gmail.com