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修羅雪姫

武德です。
二週間に一度、仕事帰りに武蔵野の市ヶ谷キャンパスの図書館に通っています。図書館に通うのが習慣化するように、必ず本を借りて、二週間後に本を返すために市ヶ谷キャンパスへ足を運ぶということをはじめ、そろそろ2ヶ月目になります。

先日、久世光彦の「昭和幻燈館」という本を借りて読んでいたのですが、その中に久世光彦の盟友、上村一夫が登場します。
上村一夫の名前は知っていたのですが、どんな人物なのかはよく知りませんでした。しかし漫画「修羅雪姫」の作画を手掛けていたということを知り、俄然興味が湧いてきました。

修羅雪姫を知ったのは、映画キル・ビルです。サウンドトラックを持っていたので梶芽衣子の歌う「Flower of carnage(修羅の花)」は頻繁に聴いていました。

上村一夫の本が読みたい!と思ってさっそくムサビの図書館の蔵書を検索したのですが、蔵書が2冊しかない上、貸出不可でがっかりしたいたのですが、なんと、Kindle Unlimitedで読み世放題に修羅雪姫をはじめとする上村一夫作品がたくさんありました。これは嬉しすぎる・・・・。

自分の絵で申し訳ないのですが、来月の某造形イベントに着ていくTシャツの絵を何にしようか悩んでいたのですが、もうタイミング的に「修羅雪姫」しかないでしょう!
上村一夫の描く線から感じ取れる世界観を自分の手を通じて描き出すのが楽しいです。

しかし、修羅雪姫のフィギュアを探して見たのですが、上村一夫の漫画版、梶芽衣子の映画版ともにこの世には存在しないようです。(2000年前半に作られた釈由美子版はあるようですが…)

ちょっと作ってみようか!ということで、ワイヤー買ってきました。
思ったより固くていい感じ!

梶芽衣子の歌が漫画の中に出てきた瞬間にワーーーー!!とテンションが上りました。何度見ても歌と絵がピッタリ。

最近、仕事中心で、あまり楽しみがなかったので少し元気になることがあってよかったです。
とにかく、描きたいと思ったら絵を描くし、手を動かしてものをつくる。
この習慣を続けられるようにしたいです。

28歳の時「ゴメン、本当の性別女じゃなくて男だった」を食らった性別不合の当事者です。日常的に男女の性別使い分けを強いられそのまま根付いてしまった奇妙な人生。サポートや紹介していただけるメディアさんも募集しています。