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全粒粉が生む新たな価値とは!Let'sコムギケーション!!

さて、今回が3回目の投稿。

これまで、

1回目は、「はじめまして! ~捨てることから始めました~」

2回目は、「チャレンジするときほど日常的なルーティーンを意識せよ」

という内容で記事を書かせていただきました。

方向性がまだ定まっていないので、3回目の今回どんな内容を書こうか迷っているのですが、今回は僕の日常生活をとても豊かにしてくれている小麦づくりについてお伝えします。

本題に入る前に、1回目の記事で僕は

「同じ価値観の人たちを100人集めたいなぁ」

という言葉で締めくくっています。

ある意味当然と言えば当然の考え方でもあるし、
でも、同じ価値観持っている人なんているのかなぁなんても思うし、
それを100人集めるなんてできなそうだし・・・

と、思われているかもしれませんね。
でもね、それはきっとできるんです!


なぜ僕が「同じ価値観の人たちを100人集めたいなぁ」と思っているのか。
なぜ僕が100人集められると思っているのか。

実際のところ、もうすでに何人かの人が集まってきているんですけれども。

同じ価値観の人を集めるということがどういうことか?
結論から言うと、同じ価値観の人が集まるということは、

話が合う、比較しなくて済む、居心地が良い、ストレスがかからない。

そう!同じ価値観の人と生活することが「幸せな生活・豊かな日常」に繋がるのです。

【ちなみに価値とは】
先ず、価値という定義についてgoo国語辞典によると、

1 その事物がどのくらい役に立つかの度合い。値打ち。「読む価値のある本」「価値のある一勝」
2 経済学で、商品が持つ交換価値の本質とされるもの。→価値学説
3 哲学で、あらゆる個人・社会を通じて常に承認されるべき絶対性をもった性質。真・善・美など。

というふうに書かれています。
なるほど!なんとなくわかる気がしますね。

僕がお伝えしたいのはこの3つの項目すべてでもあり、
みなさんが考える価値すべてでもあります。

もう一度、今回の主題「全粒粉が生む新たな価値とは!Let'sコムギケーション!!」の話に戻しますが、

僕の運営している「僕らの集会所」では、近所の遊休農地を借りて小麦づくりをしています。

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小麦づくりの価値?どんな形の価値があるかというと

①小麦粉や焼菓子にして販売して得られる対価
②小麦を作るという技術が得られる
③農地活用に貢献できる
④ご近所づきあいのきっかけがつかめる(農地を借りていたり、作業しているときの会話など)
⑤小麦粉を使って加工したいという仲間たちが集まってくる
⑥小麦好きのコミュニケーションが生まれる

いろんな価値が生まれてくるんですよ。
特に⑤⑥については外からでは見えない、自分と仲間が認識できる価値で、これが日常生活にかかわってくると幸せ感が増してきて豊かな生活が送れるようになってくるんです。

ただ、やはり僕の場合コミュニケーションで前提となっているのは、お菓子作りであれ作物を栽培する仲間であれ、その人たちがどのような思いでその活動にかかわっているか、とても大切にしています。
例えば、
・自分の作ったお菓子を地域の手作りマーケットに出店して皆に食べてもらう
・お菓子作りが好きな人のためにレシピを発信する活動をしている

みたいな思い。

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【同じ価値観を共有することのメリットとデメリット】

さて、同じ価値観のコミュニティを構築することで、たくさんのメリットがある反面デメリットもあります。
きちんとデメリットについても理解して、どう解決していくのでしょうか。

同じ価値観のコミュニティに存在することで、ありのままの自分を表すこともできるし、同じコミュニティの相手の気持ちも快く受け入れることができます。

半面、ある意味閉ざされたコミュニティに身を置くことになりますので、ほかの価値観の人とのかかわりが減ってしまうし、ほかの人たちの価値観を受け入れられない自分が出来上がってしまう危険性もあります。

僕みたいにみんな作物を生産しているわけでもないし、小麦づくり以外の価値で豊かに生活している人もいるわけですから。

【十人十色、全てが正しいということ】

ここで、一つ大切なことがあります。
ある意味、価値観の定義よりも大切なことかもしれません。

それは、

「誰もが価値観は違うということ」

なんだかずいぶん複雑な話になてしまってきましたが、

みんな価値観は違うけど、僕は同じ価値観の人を100人集めようとしているということです。

僕集運営上の僕の価値観として

・畑づくりや空き家の再利用といった自然や今あるものを大切にする
・集会所の利用者に積極的に売り込むよりも、相手のやる気を尊重して一歩引いて対応する。
・あまりルールを決めず、最低限必要の所だけをルール決めしていく。

じゃあ、僕集を利用している人たちの価値観が必ずしも上記の価値観に一致している人たちとは限りません。

でもそれでいいんです。

人それぞれいろんな価値観は持っています。

時代と共に、いろんな経験をもとに、年齢と共に、いろんな価値観が生まれ変化していきます。

今この瞬間にその価値観が合う人たちと日常的にかかわれること、

それがとても幸せなんだと思います。

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【コミュニティと、コミュニティ間の交流】

もしあなたが価値観の合うコミュニティへ出会い、幸せな生活が送れているとします。それが僕集のようなコミュティかもしれません。

そういうコミュニティに複数参加しながら幸せな日常を送ることがとても幸せだと思っています。

そのコミュニティ同士は若干違ったコミュニティでもあるし、真逆のコミュニティでもあるかもしれません。

例えば、体に良無農薬野菜を日々摂取しようと心掛けている生活をしている反面、作物の科学に詳しいため農薬の研究でお金を稼いでいる、といった人物の場合など。

ちょっと例えが極端なような、とらえ方によっては誤解を与えてしまうような表現ではあるかもしれませんが。
要するに、どちらが正しいとか正しくないかではなくて、どちらもその人にとっては、今この瞬間を懸命に選択していることなのです。

自分の価値観をきちんと理解し、そのコミュニティで楽しい日常を送る。

他の人やコミュニティのことにはその時の勢いで否定したり攻撃したりしない。もちろん、自分の意見として発信したり意見を伝えたりすることは大事だと思っていますし、必要だとも思っています。

逆に僕集コミュニティに対して意見を言ってもらえるということがありがたい場合もあります。

とにかく、自分の価値観をきちんと理解してそのコミュニティの中で活動できれば、前向きな活動に人生の大半の時間を費やせるようになります。

そんな人たちが集まるコミュニティがいろんなところに存在して、その価値観の違うコミュニティ同士お互いに応援しあって、争いごとの少ない批判することの少ない世の中になっていくのでしょう。

【生きる、学ぶ、行動する】

僕は小麦づくりを通じて自分の価値観に気づきました。

僕とかかわってくれる仲間たちにたくさんのことを学びました。

このコムギケーション活動が楽しくて幸せで、

同じような価値観で小麦づくりをやっている方たちにも出会えました。

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ご近所から農地を借りる

ご近所の農家さんに畑を耕してもらう

僕(僕たち)が種まきをし、草の管理をし、収穫する

仲間が小麦を使ってパンや焼菓子などの商品を作ってくれる

作った商品は販売したり、お世話になったご近所の農家さんや仲間たちにプレゼントする

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これが日常に組み込まれているわけですから・・・

テレビを見て一喜一憂する時間が激減しました。

大好きなお酒を毎日飲むようなこともなくなりました。

素直な自分で優しい仲間たちと生活する日常。

コミュニティの力は偉大です。

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最後に

「とは言っても、お金稼がないと・・・」

という目先の目的があって、なかなか自分の価値観とのジレンマに悩んでいる人も多いと思います。

その辺の悩みとの付き合い方もきちんとありますし、コミュニティによって解決する方法もあると思っています。

解決策については、まだ僕実践できていませんので明確に記事に起こすことは今の段階では控えようと思いますが、今後の僕集の活動を通じてその悩みの解決策もお伝えしていければいいなぁー!


「経済活動だけに頼らない生き方の可能性を追求する」僕らの集会所でもあるんですよ!!

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