「ルール」のないコミュニティが存在できる理由！

岸隆幸@僕らの集会所

2022年3月17日 22:14

どうも、岸隆幸と申します。

僕は、ヤギを飼ったり小麦を育てたりイベントスペース僕らの集会所を運営したりしています。

今日は、
「ルール」のないコミュニティが存在できる理由！
についてお話ししたいと思います。

【あなたにとって歴史ってなに？】

突然ですが・・・今回のテーマと全く結びつきませんが・・・
みなさん「歴史」と聞いてどんなことを思い浮かべますか？
僕は、「歴史」と聞いて
「大切なこと」
とか
「難しい」
とか
「聖徳太子」
とか連想します。

突然歴史の話をしたものの、
特に歴史について深堀できるわけでもなく、
特に興味があるわけでもなく話を切り出しているのですが、
なぜ歴史について話したかというと、
先日、こんなことを言っている方にお会いしました。

「歴史の勉強って苦手なんですよ・・・弥生時代までしか興味なくて・・・」

【弥生時代が好き】

実はその質問を受けて、僕はかなり共感してしまって。

そこで、続けてこんな質問いただいて、
「何で弥生時代までしか興味ないと思いますか？」

って。

僕、その質問を受けて、僕なりの答えが瞬時に浮かんできてしまって、こんな風に答えました。

「縄文時代・弥生時代は、そこにあるもの、そこにある景色が全てで美しい。」
「弥生時代を過ぎると、伝統だとかルールだとか争いごとが起きてきて、面倒くさい」
と・・・

そして何よりも
「卑弥呼が好き！」

【弥生時代のイメージ】

僕って、お米作りしたり、麦づくりしたりしています。
仕事というよりは、ほとんど趣味としてやっています。

子供のころは、僕らの集会所のあるこの場所で、
魚採りしたり、昆虫採取したり、
木登りしたり、木を切ったり、
そんなことして遊ぶのが大好きでした。

弥生時代って「お米を作って、卑弥呼がいる」
そんなイメージ。
僕にとって、僕らの集会所の前に広がる田園風景は、
日本の歴史に登場する弥生時代の光景に一致している。
そんな印象なんです。

【見えているものと、見えてると思いこんでいるもの】

歴史の話をしているのに、弥生時代をこんな風に表現してしまっていて。
かなりレベルが低くてごめんなさい。

僕らの集会所が楽しい理由・・・
自分で言うのも何ですが、
その理由は・・・

歴史であったり仲間であったり、
そこをきちんと捉えているから。
目の前に存在する歴史や仲間をきちんと理解して大切にしているから。

逆に言えば、プライドだとかルールだとか勝敗だとか、
実際には目に見えない、実在していないものを極力見えなくしているから。

だから、僕らの集会所は素直に楽しい場所なんです。

もちろん、時にはルールを決めたり勝敗を決めたりすることが大切なこともありますよ。
決して否定しているのではなくて、
勝手に自分が設定したプライドや、
勝手に他人がきめたルールを、
それがあたかも目の前に実在するかのように前提条件として扱ってしまう。

目に見えないものを見えるものと思い込んでしまうことって、
すごく自分の行動をブレーキかけてしまう存在でもあり、
不安にさせてしまう存在でもあるように思えるのです。

だから、実際に実在するもの、見えるもの。
田んぼであったり、樹木であったり、水であったり。
人であったり、動物であったり、虫であったり。
その目の前に広がる歴史ある大切なものを、
ここにいる仲間たちと共有できる環境。
それがあれば幸せ！
そう思う。

【目に見えないものの大切さ】

とは言っても、世の中いたるところでルールや勝敗を決めたりしています。
これってとても大切だったりするんです。

これもまた歴史をイメージして例えてみるのですが、
自ら食料を採取したり栽培したり住居を作ったりしていた
縄文時代や弥生時代の場合は、日本全国共通のルールや法律なんてもちろん必要ない。
だってそんな遠くの人たちと関わることってほとんどないから。
でも現代社会は全国はもちろん全世界の人と関わることもあったりするので、ルールとかが必要になってくるんですよ。

【ルールなしでどこまで行けるかな】

ということで、改めて今回の話を整理すると、
目に見えない「ルール」が大切ではあるけれども、
目に見える「今そこにいる仲間や環境」は
比べものにならないほどもっと大切！！

ということをお伝えしたかったのですが、
うまく伝わりましたかね？

僕らの集会所は、現代版の弥生時代を実践しています！
なんて余計わけのわからないまとめ方になってしまっていますが、
これからさらに全国や全世界から僕らの集会所を訪ねてきてくれる人が増えてくるかもしれません。
僕は「見えるものをきちんと理解してくれる仲間」
そんな方が僕らの集会所を見つけて訪ねてきてくれると信じています。
そんな仲間に向けて僕という人間を素直に伝えたいと思っています。

実は僕、ルール作りが得意なんです。
サラリーマン時代ずっとそんな仕事してきました。

でも僕は、そんな仕事を辞めました。
僕らの集会所、ルール作りを辞めました。