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9/5(夕)苦しみの中でする、2つの祈り

「わが父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしが望むようにではなく、あなたが望まれるままに、なさってください。」

マタイの福音書26章39節

 十字架にかかられる前夜、ゲツセマネでのイエスさまの祈り。それは、ご自分が受ける十字架の霊的苦しみを率直に「過ぎ去らせてください」という祈り。そして、「それでも、あなたが望まれるままになさってください」という祈り。
 ぼくたちは、苦しみの中で、この2つの祈りを祈るようにイエスさまに招かれているのだろう。率直に、天のお父さんに「苦しいよ。いやだよ」と秘密の心を打ち明けること。そして、それでも天のお父さんのみこころに信頼して、神が最善になしてくださると信じて、「あなたのみこころがなるように」と委ねること。
 きっと、どちらかが欠けた瞬間、それは何かとても危ない祈りになるのだろう。ぼくたちは、2つの祈りをしていきたい。

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