「パパとママはね、YOASOBIの初めてのライブに行ってきたんだよ。すごいでしょ?」
2021年12月5日(日)
この日YOASOBIに関わるすべての人の「YOASOBIが好き」という気持ちが今までとは比べないくらいの物に成長した日になったんじゃないかなと思いました。
それは自分にとってはもちろんそうだし、あの日会場にいた人、来れなくても配信でライブを見た人。
そして願望というか妄想でしかないけれど、あの日のライブを作り上げてきたスタッフやYOASOBIチーム、バンドメンバー、ikuraちゃん、ayaseさんにとってもそうだったんじゃないかなと思いました。
というわけで、12/5にYOASOBIの初有観客ライブ"NICE TO MEET YOU"に参戦してきました。
YOASOBI "NICE TO MEET YOU"
セットリスト
1あの夢をなぞって
2大正浪漫
3ハルジオン
4三原色
5もう少しだけ
6ハルカ
7たぶん
8もしも命が描けたら
9夜に駆ける
10怪物
11優しい彗星
12アンコール
13ツバメ
14群青
〈ENCORE〉
15ラブレター
開演前のステージ。
肉眼でも見られる距離にYOASOBIが現れるんだ…。とワクワクが止まりません。
そして開演時間を少し過ぎて、ついにライブがスタート!
慣れ親しんだバンドメンバーが入場し、ikura氏とayase氏が遂に登場。
声が出せないけれど思いっきりの拍手で応援。
あの夢をなぞってのアカペラでスタート。
ikura氏の歌声は音源通りの上手さだけじゃなくて表現力というか言葉では表せられないけど、とにかく可愛くて上手くて魅力的なボーカリストだなって改めて思いました(23kを生で堪能できてよかったです笑)。
「はじめまして!YOASOBIです!」の声にまた大きな拍手。アップテンポな曲で徐々に盛り上がっていく会場。
盛り上がりをキープしたまま二曲目の大正浪漫へ。
大正浪漫らリリースしてから多分今年一番聞いた曲だからとにかく嬉しくて嬉しくて。
YOAOBIの二人の魅力を感じつつ、バンドサウンドの生演奏も体感できて良かった。
仄雲さんのドラムは節々でかっこよかったけど特に体感したのは大正浪漫。
Asshさんの怪物のギターソロはすごい印象的だしとにかく楽しそうなのが伝わってきた。
ミソハギザクロさんはステージの端っこでもとにかく全身でパフォーマンスしてるのがすごく可愛らしくてikura氏とのハーモニーもすごくきれいだった。
やまもとひかるさんはほんとにバブズサッカーやってた人ですか??笑って感じのクールさと可愛さを持ち合わせていて仄雲さんとのリズム隊としてすごく響く音を感じることができました。
そのまま和やかな曲でライブは進んでいって、奥さんが大好きな「もう少しだけ」はikura氏の「Have a nice day」で始まって武道館すごくハッピーで和やかな雰囲気に。
一番大好きな「たぶん」も聞けて雰囲気を一気に変えた新曲の「もしも命が描けたら」へ。
ikuraの朗読から始まったこの曲は、原作のあらすじ、情景を頭の中に描かせて、そこに生演奏のバンドサウンド、ikuraの歌唱、そしてステージにはその歌詞が映し出され、目で耳でこの曲の世界観にどっぷりと入り込んでいく。
この曲を聴いてYOASOBIが「小説を音楽にするユニット」であること、そしてayase氏のコンポーザーとしての魅力をまざまざと見せつけられたような感覚に陥った。
ライブも後半戦に突入し、代表曲の「夜に駆ける」「怪物」とアップテンポな曲で会場のボルテージは最高潮に。
続く「優しい彗星」ではしっとりとしたメロディに、観客はスマートフォンのバッグライトを点灯させて応える。
そして本編最後の「群青」へ。
『知らず知らず隠してた〜』の部分では会場の拍手もこの日一番の物になったように感じた。
曲中でikura氏が涙を拭うような仕草を見せ、自分の中でも色んな感情から泣きそうになりながらも、もっとこの二人のことを応援したい。そんな気持ちから最大限の拍手で群青のリズムに乗っていく。
大盛り上がりで惜しまれながら終わった本編。
盛大な拍手に応えアンコールで出てきたメンバー達はこの日のライブグッズを身に纏っての登場。
その姿を見て正直に思ったことが一つ…
「いや、全員似合い過ぎな!?!?笑」
あなた達のために作られたでしょ!ってくらいみんな似合ってて可愛かった。
最後のMCは、感謝と終わってしまうことの寂しさとで、涙を堪えながら噛み締めていました。
毎週ラジオを聴いて、インタビューも何個か読んで二人の頑張ってる姿とかご時世もあって初の有観客ライブが中止になったこととか、配信ライブに向かっていく姿勢とか、そういうのをすごく身近に感じて応援してきたからこそ、YOASOBIがこんな風に武道館でのはじめましてが出来てすごく嬉しい気持ちと応援させてくれて武道館まで連れてきてくれた感謝と、特にayase氏は元々のバンドがあってシンガーとしての夢があってとか、今のYOASOBIのayaseっていう形が、もしかしたら手放しで喜べるだけのものではないのかもしれないけど、こんなに素晴らしい時間を過ごさせてくれて、YOASOBIのコンポーザーayaseになってくれて、出会ってくれたことが本当に嬉しいから、YOASOBIから見える景色をもっと笑顔と拍手でいっぱいのものになればと思ってたくさんたくさん拍手をしました。
最後の曲は「ラブレター」
今日という日を迎えられたありがとうを、その一番のファクターである"音楽"への感謝の手紙が原作であるこの曲を最後にチョイスする辺りでまた感動してしまいました。
途中でikura氏も言っていたけど、愛が溢れた武道館でYOASOBIとのはじめましてが出来て、貴重で素晴らしい体験ができたと思います。
二人の空気感はラジオのまんまだし、それでいて生だから伝わる音楽の良さも体感できて、このライブに参加できて良かったです。
これからライブとかエンターテインメントがどんな形に進んでいくかわからないけど、これからもYOASOBIはもっともっと色んな曲をリリースして活躍していくと思う。
きっと大小問わず色んな土地で会場でコンサートをするようになると思う。
今回は限られた持ち曲の中でのセットリストだけど、これからは演奏する曲しない曲が出てきたり、そんなチームYOASOBIをこれからもずっと応援していきたいし、今よりももっともっとBIGになって誰もが好きなアーティストになって、全然手が届かない!くらいの二人になって…そんな将来にもし自分たちに子供ができたら絶対自慢してやる!って心に決めた。
「パパとママはね、YOASOBIの初めてのライブに行ってきたんだよ。すごいでしょ?」