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ぼくのプリンについて
皆さん、初めまして。ぼくのプリンです。
私たちは、高校生・大学生の「やってみたい!」をサポートする取り組みをしようという団体です。
私たちの取り組みにご興味を示してくださり、こちらの記事をお読みになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして、その多くの方が疑問に感じていらっしゃることと思います。
「何故、プリンなんだ...?」
その疑問にお答えさせていただきたいと思います(*"*)/
1.だから私たちはプリンをつくることにした。
「バケツプリンをつくりたい」
地域づくりに関わる人が、高校生から受けた相談です。その人は実際、高校生と一緒にちょっと形は変わりバケツゼリーを作ったそうです。
(プリンは上手く固まらなかったらしい。笑)
このエピソードから、見えることがあります。それは、高校生や大学生が「やりたい!」と思ったことに対してそれをサポートできる大人や地域があるか?という問いです。
地域づくりに関わる人、大人、行政の人の中には、若者に対して地域について考え関わり合って欲しい、もっと言えば何か行動して欲しいと求めることがあります。
しかし、まず若者が何か「やりたい!」と思った小さなことを形にできる社会でなければ、地域作りは難しいのではないでしょうか。なぜなら、小さな「やりたい!」さえ実現できなければ、他者との関わり開けている社会で行動することは容易ではないと考えるからです。
このことは、地域づくり以外にも共通すると私たちは思っています。
小さな成功体験がないと、「何かをする」という行為がすごくハードルの高いものに思えるし、そもそも「自分にも何かができる」という可能性を信じることが出来ないためです。
バケツプリンのストーリーがきっかけとなり、私たちは高校生・大学生のやりたいことをサポートするこの取り組みを「ぼくのプリン」と名付けました。一人でも多くの人が、これは自分がつくったプリンだ!と言えるようなプロジェクトをサポートしていきたいと考えています。
2.「ぼくのプリン」五箇条
大前提として、「ぼくのプリン」ではプロジェクトのことを「プリン」と呼んでいます。
ぼくのプリンには、プリンをつくっていくにあたって大事にしたい、5つのお約束があります。
其の一:自分が食べたいプリンを
なんか、こんなプリン食べたい!自分一人でも食べたいが、一緒に食べる仲間がいたらもっと美味しいなと思うプリンであること。
其の二:まずは味見から
1つのプリンにつき、企画メンバーは3~4人までであること。参加者は企画メンバーも入れて30人未満を推奨する。多くなりすぎると、自分のためなのにプリンをつくるのが大変になるため。
其の三:プリンは食べるためにある
企画から広報、準備、当日を合わせて最高で30日以下で完結できるプリンであること。ただし、実際に動くのは、7日以下が望ましい。まずはプリンをつくって食べることが重要。
其の四:プリンはシェアしよう
プリンのおいしさは、ぜにSNSで共有しよう。やっぱりおいしくできたプリンは友達に伝えたいものである。あなたのプリンが誰かのプリンへつながるかも。
其の五:お皿もキレイに
プリンは最後まで楽しく!やっぱりおいしいプリンは自分だけでなく、周りも幸せにするもの。関わらせていただく人や、お借りするスペースなどでは謙虚さを忘れず、挨拶やお礼をしっかりと。
※この5箇条をちょびっとはみ出してしまうような、例外プリンも存在します。
3.私たちの願い
ぼくのプリンの目指すところは、
若者1人1人が主体性を持ち、自分の意志や行動によって社会は変わる!と信じられる人が増えること。
そのためにまず、自分の意志で行動し少しでも何かを達成できる機会を作ります。「ちょっとしたことでも、何かを成し遂げることができた!」という経験こそが、次の何かに挑戦する勇気になり、ちょっとずつ、そのような小さな成功体験を積み重ねていくことで、自己肯定感や自己効力感に繋がっていき、ゆくゆくは、
「社会」
という大きなものにも立ち向かってくできる。変えることができると信じられるようになる。
そんな風に、私たちは思っています。