サイコーロー

春に日本に帰った時の戦利品の一つ、味の素Cook Do「回鍋肉」を昨晩食べその美味さに感動してしまった。回鍋肉、美味すぎる。その晩はっきりとはその姿を見せはしなかったが中華料理の概念みたいなものが俺の夢に出たほどであった。日本に居たら簡単に食えるはずのモンがアメリカには無い。悲しすぎる。回鍋肉を初めて食った息子が「これ何、これ何ィ!」と騒ぐので教えたら「サイコーロー?!」と答えるのでそれは「くっ」と俺の心に来るものがあって、確かにそうかもしれんな、そのままサイコーローとしておいた方が正しいのかもしれないな、という気持ちが勝り「そう。サイコーロー。」と答えてしばらく彼の中にはサイコーローとして存在させたほどであるがそういうことはやめたほうがいいと妻に言われたので「そうじゃなくて、ホイコーの食べ物、ホイコーローだよ」と微妙に嘘をついて今に至るのである。

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