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【死語現禁】219.ほの字
(日:惚+の+字)惚(ほ)れること。(広辞苑第七版)
<用法>
「知ってる? 北夫の奴、みっちゃんにほの字なんだよ」
<解説・思い出>
一昔前の文章や映像で見聞できる言葉です。
「ホの字」とも表現されていた気がします。
現在では「好き」「恋してる」「惚れている」という言葉で表現されていますが、「ほの字」というと、なんとなく奥ゆかしくうぶで可愛い気がします。
広辞苑の例文は『貝おほひ』という松尾芭蕉の俳諧集ですので、かなり古い言葉のようです。
昔の人も、初々しい恋愛をこの言葉で表現して、応援したり注視したりしたのかもしれません。
今はあまり使われなくなり、若い人に言ったら
「『honoji』って、新しい韓流アイドルっスか?」
と尋ねられそうです。
死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル
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