【死語現禁】216.ブラウン管
(独:Braun+日:管) ここでは、テレビ受像機のこと。
<用法>
「テレビをご覧の皆さまに、私の言葉をブラウン管を通してしか伝えられないのが残念です」
<解説・思い出>
一般家庭用では、かつてはブラウン管を使ったテレビ受像機しかありませんでした。そのためこの言葉は、テレビ受像機そのものを指していました。
そのためテレビ出演者も、視聴者に向かって
「ブラウン管の向うの皆さま」
などと呼びかけたりしていました。
現在日本ではテレビはほとんど液晶ディスプレイに置き換わっているので、この言葉は滅多に聞くことはありません。
ブラウン管テレビ受像機を知らない世代が聞いたら
「ブラウン管って、電動髭剃りの使用感のことっスか?」
などと、全く別の電化製品の話になりそうです。
死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル