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『世界の終わりから』のこと

監督の紀里谷和明さんとは何度かお会いさせて頂きひとことくらいだけどお話ししました。
友達でも知り合いではありませんが。

約20年前に観た『CASSHERN』が紀里谷さんの初監督作品。日本では酷評らしいし周りで「観た」という人もいませんw
心を鷲掴みにされ何度も何度も観て泣いてしまいます。クリエィティブや先入観、ビジネス的な数字でみると…わからないはず、その奥にあるもの。考えず感じるというやつか。

(興行収入でみると15億と低く感じるけど、製作費は6億…と成功しているはずだが)

自分自分自分の僕ら人間のダメさ…絶望のその先にある一筋の希望に、僕が震災などで感じた乾いていた気持ちとリンクしたんだと思う。

そのあと『CASSHERN』制作チームの方と知り合ったり、紀里谷さんとお話しができました。

考え方は至ってシンプルだった。
色々理由をつけるが承認欲求が争いを生む、本当に必要か何が大事か、情報に左右されない、素直にブレない自分と言うやつ。本当の自分に還っていく。

“僕は何ができるんだろう”って。
そう思いつづけて生きること、歩くことを始めている。

『世界の終わりから』も湧きあがる感情に浸らせて頂きました…また観て何度も泣きそうwww

“僕は何ができるんだろう”って。
“好きな人に有難う”って言おうと思う。

紀里谷さん有難うございます。



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