すべてがトム・クルーズになる 映画感想文「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」ってあるじゃない。
映画の。見たから感想書く。
下記ネタバレ注意
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」
「ミッション:インポッシブル/ローグネーション」
アンダースタンド
いい意味で理解が追いつかないアクションと、悪い意味で理解が追いつかないストーリーの両者が共存した映画。
ストーリーはほんとに飲み込みづらくて、各陣営が何をしたいのかさっぱりわからなかった。
仲介役のホワイト・ウィドウっていたじゃないですか。
中盤から全くストーリーに絡んでこなくなるんですよ。
あれ?あれ?ってなる。
一番最後に思い出したように出てくるけど。
美しい女性でアクションもできるっぽいから、凄く期待してたんだけど、超残念。
凸凹チーム
トム・クルーズのチームは、特にサイモン・ペッグ加入後のチーム感がすごく好きなんだけど、今回は後半が各個人が個別・同時でミッションをこなすので、一堂に会すシーンが後半ない。そこもちょっと残念だった。
前作「ローグネーション」は最後チームが勢揃いしてミッション完了するんだけど、そっちのほうが好み。
今回はそもそもこのチームがミスったから面倒なことになる。
スーパーマン
今回ヘンリー・カヴィルが出演してるんですよ。
ほら、DCでスーパーマンの役やってるひと。
だから、ヘンリー・カヴィルが出てると、「あっスーパーマンだ!」ってなりません?
あまりに強いキャラの俳優がいると、一瞬混乱。
空飛べるのになんでパラシュートで降下するの、ってなるよね?
ならんか。
しかも今回ヘンリー・カヴィル脱がないんですよね。
せっかく鍛え上げた美しい肉体なのに。
脱がせたほうがいいと思うのになぁ。
超絶アクション
アクションは本当に凄い。ヘリから落ちて荷物に引っかかるところが最高です。
「トム走り」も見るだけで勇気づけられる。
ぼくが好きな「トム走り」は 「M.I.3」の中国のシーンだったんだけど、奔るシーンの量が豊富な今作が上回ったかも。
トム・クルーズ・ヴァース
頼みもしないのにトム・クルーズが毎回アクションしてくれて、映画で見れて、ぼくはすごく嬉しいんですよ。
年末年始とかにトム・クルーズ見ると「なんだかんだで今年もいい年だったし、来年も楽しく過ごせたらいいな」ってすごく幸福な気持ちになる。
んで考えたんだけど、トム・クルーズ・ヴァースってゆうの立ち上げたらどうですかね。
「ミッション・インポッシブル」のトム・クルーズ
「トップ・ガン」のトム・クルーズ
「ジャック・リーチャー」のトム・クルーズ
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のトム・クルーズ
たくさんのトム・クルーズがひとつの映画に集結するの。
MCUみたいに。
「このトム・クルーズって何のトム・クルーズだっけ?」
みたいなことを言って、正月休みに見るという。
最高じゃない?
しーゆー