タモンズ安部さん
昨日は有楽町だった。
有楽町の楽屋にはケータリングがある。
その中にコーヒーエスプレッソマシーンもある。
しかし、そのコーヒーエスプレッソマシンは思っている以上にコーヒーの量が多い。
なので、普通の紙コップでは、コーヒーが溢れてしまう。
スタッフさんはそれを見越して大きい紙コップを、用意してくれている。
ただ、最近、抽出する際に量が多い種類と少ない種類があると判明した。
なので、小さいカップでつげるコーヒーと大きいカップでつげるコーヒーを説明した紙を丁寧に貼ってくれている。
私は間違わない様に、説明を読んでいると、安倍さんが
「おう!ナポリくん!コーヒー飲みたいんか!!それきぃつけなあかんでぇ!めっちゃコーヒー出てくるからな!この大きいカップに注ぐのがちょうどやな。」
安倍さんは私の為にコーヒーの用意を全部してくれた。
「最初はサイズわからんくて絶対溢れるからな。」
と安倍さんは言う。
安倍さんがコーヒーを注いでくれた。
選んだコーヒーが少量したでないコーヒーだったせいか、
カップに対するコーヒーの比率がカップ6:コーヒー1の比率だった。
あんなに私の為に動いてくれたのに、なんか気まずかった。
安倍さんの優しさだけは伝わった。