マネージャーは大宮を知らない

昨日は大宮の劇場でライブだった。

10月14日のアイロンヘッドのパートナーシップライブの手売りを手伝う為に、マネージャーが新宿から大宮に来るという。

すごい根性だ。

大宮の劇場はその日のライブによって、お客さんの来場者数が大きく変わる。ひどい時には15人くらいの時もある。

かなりリスキーだが、事前チケット販売数、アイロンヘッドの出演、自分のスケージュールを考慮し昨日にしたらしい。

大宮の平日公演は2公演ある。

その日も2公演あった。

お客さんは50人くらいいた。

1回目の公演終わりで、ロビーチケット売りをして3枚かっていただけた。

この時点で成功と言っても良い。

マネージャーは2回目終わりもこの調子で買ってもらいましょうと言っていた。

その時、マネージャーは知らなかった、そして私も完全に忘れていた。大宮のお客さんの習性を。

2回目の公演が終わり、急いで、ロービーに出た。しかし、そこには、マネージャーの姿しかなかった。

そうなのだ。大宮のお客さんは2回目公演終わりの帰るスピードが尋常じゃないくらい早いのだ。

マネージャーは『大宮のお客さんってこんなに帰るの早いんですか?数十秒ロビーに出るの遅れただけで、一人もいなくなりましたよ』

わざわざ、大宮まで来て申し訳なかったが、大宮の劇場は構造上、避難訓練くらいみんなスムーズに退場できるようになっているのだ。

2回目のチケット販売は水泡に帰した。

マネージャーに事前に言っておけば良かった、、、、





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