ゆにばーす原
昨日、ゆにばーす原に楽屋であった。
原は持っているビスケットのお菓子を楽屋のみんなで分けようと持ちかけてきた。
机の上に、ティッシュを引き、筒状に包装してあるビスケットをティッシュの上に広げ始めた。
荒く、ティッシュの上に出すので、何枚か、ティッシュからビスケットが溢れる。
原は、ティッシュからこぼれたビスケットを皆に食べさせる訳にはいかないので、こぼれたビスケットを拾い、
「これは、私が食べます」と言って、落ちたビスケットを回収した。
筒状のビスケットをまた、荒く、振りながら出すので、何枚か、また、ティッシュからこぼれる。
こぼれたビスケットをまた、原が回収していく。
それを数回繰り返した。
結局、12入りのビスケットは5枚だけ配られ、こぼれた残り7枚は原が食べることになった。
原の手には、こぼれたビスケットでいっぱいになっていた。
分け与える優しい心はすごいなぁと思ったが、その反面、不器用すぎるなぁと思った。