恋愛において出会いが無いと嘆く人
前回は「恋愛における出会いの種類とその特徴」について書きました。恐らく自分が経験をしたことが無い出会い方もいくつかあったと思います。共通して言えることは書いた内容はあくまで「出会う」というだけです。重要な事はその後の交際や二人の関係性のゴール地点です。そこを履き違えないでおきましょう。
今回は「恋愛において出会いが無いと嘆く人」について書いていこうと思います。前回記事から派生した内容となっておりますので、予め前回記事を読んでおくことをオススメします。
出会いが無いと嘆く人の特徴と改善策
恋人の基本的な作り方が分からない
女性で「最近出会い無いな」って感じる人の多くはこれです。このタイプの人は若い頃はそれなりにモテて何度か交際経験もある人が多いと思います。自分では恋愛経験豊富だと思っていることでしょう。それなのに急に出会いが無いと感じるのには理由があります。
それは出会い=相手からのアプローチという思い込みのせいです。若い女性というのは、ただそれだけで魅力的です。そのため何もしなくても男性側からのアプローチが多いです。しかしある程度の年齢になると若さのアドバンテージの消滅と同時にアプローチも無くなります。今までは出会い=相手からのアプローチだったのでアプローチが無くなった瞬間、出会いが無くなったと感じてしまいます。
このタイプはそもそも受身の恋愛しか経験が無いので基本的な恋人の作り方が分かっていないです。まずはそこから学び直し、自分から主体的に動かなければならないという事を自覚するべきです。それさえ覚えてしまえば、元々モテていた経験や交際した経験があるのですぐに出会いや交際まで進むと思います。
自己評価が高い、自己分析ができていない
異性からアプローチはされるけど、自分の許容範囲外の人からしかアプローチされないタイプです。このタイプは総じて自己評価が高く自己分析ができていない人です。
「許容範囲外の異性からのみアプローチされている」という事は、裏を返せば「許容範囲内の異性からアプローチされていない」という事です。これはどういう事かと言えば、単純に自分の許容範囲が自分の能力と比較してズレているということです。学生時代の就職活動と同じです。大手企業の内定は取れないけど、小さな会社なら内定を取れる状況で自分は大手しか狙っていないという事です。自分の能力では大手企業で通用しないのに、いつまでも大手企業に応募しているのです。このままだと時間だけが失われ、どこからも内定が取れないまま大学を卒業してしまう事になります。なんとなく危機感が伝わるでしょうか。
このタイプはまず自分は小さな会社でしか通用しないんだという事を認める事です。認めた上でその中でよりよい人を見つければ良いのです。幸いにもアプローチはされているのです。小さな会社でも入社したらいい会社だったなんてざらにあります。むしろ小さな会社からもアプローチが無くなったらと考えると悲惨です。
出会う可能性のある場所にいない
出会いが無いと嘆く人に限って平日は会社と家の往復のみ、休日は家でダラダラと過ごすという生活をしています。一体この生活のどこに出会う可能性があるのでしょうか。
単純に行動力が乏しいのです。前回記事で出会いの種類を書かせてもらいましたが、そのうちの1つしか満たしていないのです。それも出会いの中で最も簡単なメインコミュニティである会社だけです。それでは出会えるものも出会えません。
このタイプはまずは何でもいいので行動を起こしてみる事です。古い友人に相談してみたり、マッチングアプリに登録してみたり、バーに行ってみたり、ジムに通ってみたり、思い切ってナンパしてみたり出来る事は無数にあります。恋愛とは弱肉強食です。こちらから動かなければ当然置いていかれますし負けてしまいます。自分が出来る事からまずは挑戦してみて欲しいです。
交流関係が狭い
出会いとは交流関係の広さに比例して増えていきます。先程の平日は仕事、休日は家という生活では交流関係は職場と家族のみに絞られてしまいます。前述の行動力が乏しいと重複しますが、ある程度行動しなければ交流関係は広がりません。
若い人ならまずは可能な限り友達や知り合いと遊ぶことです。遊んでいると友達の友達とも遊ぶようになると思います。その連鎖からどんどん交流関係が広がっていきます。この時、全員と深い関係にならなくても良いです。普通に話が出来る程度で十分です。ある程度年齢を重ねてしまうと友達と遊びまくるのも難しくなってきます。その場合は新しいコミュニティに参加してみると良いと思います。ジムやバーに通ってみる、社会人サークルに参加してみる、趣味のオフ会に参加してみる、講演会に参加してみる。そうやってコミュニティを増やす事が出会いに繋がっていきます。
交流関係を広げる事は恋愛だけでなく様々な点でメリットがあります。自分の人生をより豊かにするためにも交流関係はある程度広くしておいた方が良いと思います。様々な人間と知り合いになる事で困ったときに助けて貰える事も、相談相手になってもらうこともできます。その中には将来のパートナーになるかもしれない人がいるかもしれません。
減点方式で評価している
出会い自体は発生していても「この人はなんか違うな」と思って出会いにカウントせずに、結果的に出会いが無いという思考になっている人もいます。
「この人はなんか違う」と思うのは、恐らく何らかの言動がマイナスに働いた結果、そう結論付けているはずです。このように例えば持ち点が100点あり、何か嫌な事があるたびに点数がマイナスされ0になった瞬間に切り捨てる。この評価方式が減点方式です。
恋愛において相手の評価は加点方式に変えるべきです。出会いを求めているので最終的には交際や結婚などを目的としてゴールに設定しているはずです。それにも関わらずマイナス方式では0点、つまり別れをゴールに設定しています。それではいつまでも交際や結婚に辿り着くことはできません。そもそもゴールが間違っているのですから。第一印象悪い人が実は良い人だったなんてよくあることです。最初は何も思っていなかった人でも噛めば噛むほど味が出るタイプなんてこともあります。0点スタートの100点になったら交際してみるなど、加点方式へ意識を変えるべきです。
新しい出会いに固執している
出会いが無いと嘆く人はひとつ忘れています。それは出会いとは常に新しい人である必要はないということです。
出会いが無いから交際できないということは、これまで出会った全ての人は恋愛対象から除外しているという事です。しかしそんなことは無いですよね。同窓会で再会した人と交際するなんて良くある話です。つまり再会だって出会いという事です。人見知りだからナンパなんてできないし、マッチングアプリはイメージが悪くて使えないという人も中にはいるかもしれません。それでも以前会っていた人ならどうでしょうか。ずっと簡単に接する事が出来るのではないでしょうか。
今一度過去を振り返ってみると候補が何人か思い浮かぶと思います。まずはその人たちにアプローチをかけてみるのも良いと思います。連絡を取らない期間があまりに長く気まずい場合は、前述した通り同窓会を開いてみるのも有効な手です。同窓会という名目なら断られることも少ないはずですしね。同窓会の1次会で各ターゲットの現在の情報(恋人の有無や経済情報、2次会への参加など)を入手して、2次会でアタックをかけるなどと言ったシンプルながら有効な作戦も簡単に思いつきやすいです。
終わりに
今回は「恋愛において出会いが無いと嘆く人」について書きました。そもそも出会いとは生活していればそこら中に転がっているものです。会社やコンビニですれ違う人、店員さん、そのすべてが出会いです。それが自分の許容範囲、恋愛対象として認識できるかが焦点となります。出会いが無いと嘆く前に、今一度自分を見つめなおして今回の項目に当てはまっていないか確認してみてください。もし当てはまっていた場合はすぐに改善してほしいです。
今回もお読みくださりありがとうございます。次回もよろしくお願いします。
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