20代前半の恋愛について伝えたいこと
前回は「大学生の恋愛について伝えたいこと」について書きました。大学生は時間も出会いも人生で一番多い時期です。ここでの恋愛経験が今後の人生の恋愛に大きく影響すると言っても過言では無いので、可能な限り経験を積んでいって欲しいです。
今回は「20代前半の恋愛について伝えたいこと」について書こうと思います。過去を振り返って当時の自分に伝えたいことシリーズも早いもので第3弾です。20代前半としていますが、厳密には大学卒業~25歳を想定しています。前回で楽しかった学生時代編は終わり、絶望の社会人編に突入します。これまでよりも娯楽や恋愛に使える時間が大きく減ってしまいます。
仕事との両立
20代前半の大きな特徴としては仕事のスタートです。これによってこれまでの学生生活とは大きく異なり、社会の一員として活動していくことになります。この変化が20代前半の一番の課題となると思います。もはやこれまでと全く異なる生き方になるので、大きな負担となります。
それによって恋人との関わり方も変わっていきます。これまでは恋人との付き合い方の方針ははプラスをよりプラスへと言ったより楽しい方へどんどん進んでいくような方向性だったと思います。一方で社会人になるとマイナスをプラスへ、お互い助けって進んでいくような方向性になります。もちろんそれが全てではありませんが、大なり小なりそういった傾向があるのではないでしょうか。
これは今までの楽しいだけの人生から社会人としての苦行を知った結果、自然とそうなります。仕事は辛い、でも恋愛はしたい。そういった気持ちから恋人に求める物が楽しみよりも癒しに変わるからです。そのためこの頃から恋人へ求める条件に包容力が追加されます。後述しますが恋愛の価値観の変化が現れだすのもこのあたりからです。
一人暮らし
社会人になり人によっては自立して一人暮らしを始める方もいると思います。初めての仕事と併せて慣れない新生活を送るのは非常に大変かと思います。しかし一方で恋愛においては莫大なアドバンテージを得ることが出来ます。
いつでも使用可能なプライベート空間というのは意外と貴重なものです。交際前にしても交際開始後でも意中の人とは出来るだけ長くいたいものです。しかし近年の節電や経費削減により物理的にお店がやっていないのです。そうなると選択肢は車で話すかホテルへ行くかの2択しかありません。いずれにしてもお金がかかるのです。一人暮らしの家賃には及ばないとは思いますが、私自身は実家暮らしが長かったので当時は羨ましかったです。また人によっては20代前半でもホテルに抵抗がある人も少なからずいます。このような人でも自分の家では問題ない場合もあります。
家に来てもらった場合は本当の意味でのホームとなります。そのため様々なネタを仕込んだり、サプライズを用意したり、デートプランを考えたり自分の思い通りに計画できます。
また家に入るという行為自体も二人の親密度を意識させるきっかけにもなります。まだそこまで親密ではない間柄でも一度家に入るだけで、一気に親密度が上がります。既成事実を作るのに近いかもしれません。一人暮らししていない側の荷物を置いておけるのも地味に効いてきます。物理的な便利さだけでなく、会えない間も荷物を見て常に思い出すからです。このように選択肢の幅が広がり、実家暮らしの人より大きなアドバンテージを得る事ができます。
幅広い年齢層との出会い
社会人になると大学生の時のような急激な人間関係の広がりは難しいですが、社会の一員として幅広い年齢層と交流する事ができるようになります。これまではほとんど同年代くらいとしか出会っていない、交際していない人も更に年上が選択肢に入ってくる時期だと思います。仕事が辛い時に相談に乗ってくれる上司やミスした時にカバーしてくれる上司など年上の魅力を一番感じる時期だからです。
一方でこの時期から既婚者との交際割合も増えてきます。それこそ上司が多いんでしょうね。年上の魅力にハマり好きになった相手が、たまたま既婚者だったパターンです。私自身は既婚者との交際に関して否定はしません。しかし相手の家庭を破壊し、罪の意識を感じずに幸せになれたという人は現状会ったことはありません。しかし結婚をゴールとしない楽しむためだけの交際では楽しんでいる方は大勢会ったことはあります。個人の目的次第ですね。
経済力という新しい価値観
20代前半はこれまでの選択肢から大きく変わっていく時期です。それと同時に価値観も大きく変わります。前述した包容力や年上の選択肢です。それに加えて最も大きな価値観として経済力がこのあたりから追加されます。前回記事で少し触れましたが、20代前半のデートというのは、ほとんど大学生時代に経験した事を繰り返しているだけのデートになりがちです。元恋人とも行った場所、やった事、食べた物など、そうそう新しいデートスポットなんてできないのです。
それを解決するのが金です。金があればより遠い場所、より刺激的な事、よりおいしい食べ物など未知の経験を再び行う事ができます。ここでようやく経済力の強さを知ります。人によっては既に結婚を意識し始める人もいると思います。そこでも金は重要な要素となります。つまりここでモテる人の定義が少しずつ変わっていきます。外面の良さ、内面の良さ、能力に加えて経済力というものが新たな柱として出現します。この柱の存在でこれまで見向きもされなかったような人が急激にモテだす事もあります。場合によっては逆転してしまう場合もあります。
恋愛がうまくいくようにするためには、このような新しい価値観にも柔軟に対応する必要があります。またこの時期は人によって求める価値観が多様化していきます。これまで通り楽しい事を追求するタイプ、癒しが欲しい包容力や安心感を求めるタイプ、結婚を視野に入れて経済力を求めるタイプなどです。自分の強みは何なのか、そしてその強みを求める人はどんなタイプなのかこれまで以上に考える必要があります。
恋愛経験値の格差の拡大
多くの恋愛経験者は前述のような新しい価値観の出現や生活環境の変化になんとか対応していきます。問題なのはこれまで恋愛経験を積めなかった人たちです。この人たちは対応することができません。柔軟な対応とは基礎があって初めて出来る事だからです。数学と同じですね。そのため多くの場合は同じように恋愛経験値の低い自分と同レベルの相手と交際するか、一生一人かになってしまいます。そのために大学生編ではしつこいくらいに書きました。
では現時点でもうその状態になってしまった人はどうすれば良いのでしょうか。一応解決策はあります。それはやはり自分と同レベルの人と交際するしかないです。そのまま幸せになるかレベル上げに使うかは人それぞれです。自分と同レベルの相手というとなんだかレベルの低い相手と交際するのかと思うかもしれませんが、裏技もあります。
例えば高校生までは普通に恋愛をしてきて高校生レベルの恋愛経験値はあるとします。しかし大学生では一切恋愛をしないまま20代前半の層になってしまいました。周りは大学レベルの恋愛経験者たちです。ではどうするか。正解は大学生と交際すれば良いのです。そうすれば少なくとも高校レベルの恋愛経験値はあるので立場は互角です。このように自分のレベルは変わらないので相手を下げるのが有効です。たまに社会人と交際してる大学生いましたよね。
終わりに
今回は「20代前半の恋愛について伝えたいこと」について書きました。仕事と恋愛の両立や、新しい価値観など一気に恋愛の難易度が上がる時期だと思います。大学生までのような全員からモテると言うのが難しくなる時期でもあります。自分の能力と求められている能力を正しく理解してうまく対応していってほしいです。
今回もお読みいただきありがとうございます。次回よろしくおねがいします。
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