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最短で恋人が欲しい時に使用する手法

 前回は「恋人に別れを告げる側の態度」について書きました。最後に本音を書いてしまいましたが、実際に別れた相手にいつまでも対応するのは非常に面倒です。自分の人生にいらないと判断したから別れたのです。いらないものにいつまでも対応する事ほど不毛な時間は無いですからね。

 今回は「最短で恋人が欲しい時に使用する手法」について書こうと思います。今までは「好きな人と恋人になる」ことを目的とした記事は書きましたが、今回はまだ好きなわけではない相手、「単純に恋人を作る」ことを目的とした記事になります。
 
 近年ではマッチングアプリなどの影響で最初から好きということは逆に少なくなってきていると思います。まずは出会って少しでも良ければ、とりあえず交際してみるというのが一般的では無いでしょうか。なんとなく不純なイメージを抱く人もいるかもしれませんが、交際してから好きになることだってよくある事です。
 
 冷静に考えれば片思いからの交際と同じです。自分は好きから始まるかもしれませんが、相手からすれば好きではない人と交際して、交際後に好きになるからです。それが片方だけでなく、両方ともそうなるだけの話です。

自分のレベルを知る

 初心者はまず自分のレベルを知る事から始めます。これは好きな人と交際することを目的としていても行うべきことですので、以前も少し書きましたね。もう分かってるよって方は次の項目へ進んで良いです。
 
 まずは自分がどの程度のステータスの持ち主か知る必要があります。今回の目的は最短で恋人を作る事です。つまり自分より上の能力を有する人とあの手この手で頑張って落としていくと言うのは時間がかかるので除外します。つまり狙うべきは自分の能力と同等、あるいは下になります。当然自分の能力よりも下であれば下であるほど交際難易度も低く、交際までの時間も短くなります。しかしそれでは嫌ですよね。交際した数を競っているわけではないので、あくまである程度の能力は欲しい所です。
 
 そうなると本当に狙うべきは自分の能力と同等かほんの少しだけ下ということになります。このほんの少しと言うのが難しいです。なぜなら人によって重視する能力も異なりますし、多くの人は自分の能力すら正確に把握していないからです。

 そこで改めて自分の能力をある程度正確に知る必要があります。私自身は試したことは無いのですが、今の時代はマッチングアプリや婚活アプリがあります。最近気が付いたのですが、これは自分の能力を正確に知る最適なツールだと思います。まずは登録して自分の能力を正確に入力してください。
 
 マッチングアプリで探すのかと思うかもしれませんが、あくまでツールとして使います。今回の目的はあくまで最速で恋人を作る事です。マッチングアプリの出会いだけに限定しているようでは遅いです。出会いの間口は広く取るべきです。
 
 話は逸れましたが、マッチングアプリを登録して開始すると他の登録者からイイネみたいなのが付けられます。実際にメッセージをくれる人もいると思います。簡単に言えばこれが自分の能力です。自分の現在の能力で手に入れられる恋人は、この自分のプロフィールに反応してくれた方々のレベルとなります。正確にはその中から異常値を除いた平均と言ったところでしょうか。特に女性の場合は若いというだけである程度上のレベルからも反応が来てしまいます。そういった異物を排除して残った人が本来の能力に見合った相手となります。もちろん若さも武器のひとつですから、上のレベルの人たちからも大量に反応があるのならばそれは自分の能力です。
 
 この手法で分かった自分の能力に見合う人のみを対象にして恋人候補を探します

狙いやすい相手を知る

 恋人候補がある程度揃ったらその中から更に狙うべき相手を絞ります。ここで特に恋人にしやすいタイプの人間をチョイスしていきます。皆さんの周りにも能力は大したことないのに常に恋人がいるようなタイプがいると思います。こういうタイプを狙います。どういった人間がそういったタイプなのか書いていきます。

愛情が足りなかった人

 例えば優秀な長男と落ちこぼれの妹。引きこもりの姉と人気者の弟。など幼少期から身近な兄弟や家族などと比較されて親から無意識に愛情の偏りを受けてしまった人間のことです。大なり小なり皆さんの周りにもいるはずです。
 
 このタイプは単純に愛情に飢えています。そのため愛情を与えるだけで比較的簡単に交際まで発展する事が多いです。ある程度の年齢に達するとそれなりに恋愛経験を積んでしまい、愛情に飢える事が無くなってしまうので若い人ほど有効です。
 
 一方でこのタイプは愛情に飢えてる分、その愛情を失う事をとても恐怖します。友達や他の異性を極端に毛嫌いし愛情を独占しようと束縛気味になりやすいです。別れ際が修羅場になることも多いです。

友達が少ない人

 2つ目は友達が少ない人です。これは読んで字の如くですから説明は必要ないですね。友達が少ない人と言うのは遊びに行く経験が少ないです。そこで未知の経験をさせてあげると、勝手にこの人は凄い人だ、私の知らない事を知っている人だ、未知の経験を与えてくれる人だと思い込んでくれます。
 
 未知の経験や体験と言うのは魅力的ですし、自分の知らない事を知っているという敬意にも繋がります。必然的に交際もしやすくなります。未知の経験とは言え特別な経験をさせてあげる必要は無いです。行ったことのない場所、見たことのない景色、食べたことのない食事、遊んだことのないアクティビティ、やったことのない体験などそれを経験させるだけで良いのです。
 
 当然ですが、これも年齢や恋愛経験と積むにつれてどんどん手軽な未知なものは無くなってしまいます。まして今やSNSの発展で有名どころはボタン一つで見る事が出来てしまいますからね。

自信がない人

 最後に自分に自信がない人です。ジャンルは何でも良いです。恋愛でも仕事でも勉強でも自分に自信がない人です。ネガティブな人に多いでしょうか。自信がない人と言うのは自己肯定感が足りない人です。つまり交際にはその人の代わりに肯定してあげる、もしくは共感してあげる事が有効となります。
 
 これは前述した2つと違い、年齢を重ねても変わるものでは無いと思います。自信とは成功体験の積み重ねでのみ身に付くものです。早々簡単に付けられるものでは無いからです。ただし人を肯定することは意外と難しいです。例えば仕事に自信が持てない人をいくら肯定したところで、仕事の成果という結果が変わる事は無いからです。どちらかと言えば共感をベースに進めていくと良いと思います。

交際しやすい手法を使う

 候補は絞れたと思うのでいよいよ実践ですね。実践手法は人によって様々な手法があると思います。ここでは今回の目的の「最短で恋人をつくる」ことに絞った手法を書いていこうと思います。

既成事実を作る

 既成事実を作ると書くと多くの人は交際前に一夜を共にする事を想像すると思います。もちろんそれも有効です。個人的に最速に簡単にという条件の場合じゃそれをやりまくるのが一番だと思います。
 
 一方で以前初心者向けに書いた記事で「恋人同士と言える関係になってから告白する」と書いた事があります。これも既成事実のひとつです。既成事実を作ると書くと拒否反応を示す人がいますが、意外とみんな無意識に使っている手法です。

弱っている時に優しくする

 これもよく聞く手法です。漫画やドラマでも風邪をひいてるときに看病した相手と結ばれるのはよくあることです。そして多くの作品で使われるということは、多くの人に共感が得られる手法という事です。実際に私も学生時代に風邪をひいて保健室で寝てたことがありますが、やはり看病というか様子を見に来てくれた子は好感度が上がりましたね。今でも風邪をひいてる時に嫁に優しくされると惚れ直しますしね。有効な事は間違いないです。
 
 弱っている時と言うのは何も病気だけではありません。そもそも風邪を看病できるほどの関係性ならすぐに付き合えますからね。日常で接するのは肉体的ではなく精神的に弱っている時です。失敗した時、自信を失くした時、裏切られた時、落ち込んでいる時など精神的に弱っている状態に付け込むのです。

トラウマを共感する

 人間誰しも大なり小なりトラウマを抱えているものです。ましてや前述した今回ターゲットにしている人たちは多く抱えている傾向にあります。そのトラウマを何としてでも聞き出して共感するのです。
 
 トラウマとは本人の一番深い闇の部分です。その一番深い闇と同じものを相手も持っている、相手と共有しているというのは強烈な仲間意識を生みます。この世で一番強い絆や繋がりとは罪を共有している人間という話もあるくらいです。罪のトラウマなんて大袈裟なものは滅多にないですが、元恋人にひどい振られ方をしたとか、人に裏切られたとか、自分がした行動によって誰かが怪我をしたとか、ペットを飼っていたけど死んでしまったとか、何かしらあるはずです。聞き出すまでは困難ですが、一度共有してしまえば相手からは特別な人だと思われます

運命を感じさせる

 なんとなく古臭い手だと自分でも思いますが、未だに運命を信じてしまう人は大勢います。ここでのポイントは運命的なことが起きるのでは無く、感じさせるだけで良い所です。要は仕組まれた偶然ですね。恋愛関係の詐欺師がよく使う手法として偶然2回会う手法があります。例えば会ったことのないターゲットが現在18歳だとして4月から○○大学へ通う事を突き止めます。入学前の3月に偶然知り合っておきます。何でもいいです。映画館の席が隣でも、落とし物を拾うでも相手と少しだけ交流して顔さえ覚えて貰えればそれでいいです。そして4月から同じ大学へ通います。そして何食わぬ顔で再会して偶然ですねと言う。2回連続の偶然の出会いから相手は運命を感じてしまうという手法です。これが仕組まれた運命です。
 
 実際にこれをやるのは難しいですが、何でも運命のような演出をする事が大切です。連絡が来たらこっちも丁度連絡しようとしてたとか、洋食と和食どっちが良い?の回答にこっちもそっちが良いと思ってたと返すなどチャンスは意外とあります。ストーカーすれすれですが、相手のSNSを見て予定を把握して偶然居合わせるのも有効です。

終わりに

 今回は「最短で恋人が欲しい時に使用する手法」について書きました。書いてみると古典的な手法が多かったですね。しかし未だに有効だとは思います。

 相手は特に決まっていないけど恋人と言う存在は欲しいという時が誰にでもあると思います。そういう時の活動の手助けになれば幸いです。
 
今回もお読みいただきありがとうございます。次回よろしくおねがいします。


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