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私にはまだ恋愛は早いと思う人へ

 前回は「恋人との復縁経験を経て思ったこと」について書きました。復縁自体は100%無理な事ではありません。しかし幸せな結末になることは正直少ないと思います。個人的にあまりオススメはできないです。

 今回は「私にはまだ恋愛は早いと思う人へ」向けて書こうと思います。私自身も長らくそう思っていたタイプです。

はじめに

 前述の通り私自身も「私にはまだ恋愛は早い」と長らく思っていました。個人的な体質なのか第2次成長が遅く、高校2年生頃になってようやく始まったくらいです。そのせいか恋愛についてはなんとなくまだ早いと自己完結していました。恋愛はドラマや漫画の中の世界の話で、私には関係ないとすら思っていました。私自身はイケメンでも何でもないですが、イケメンと美人、陽キャにのみ許された事だとも思っていました。
 
 そうして気が付くと周りの友人たちが年相応に恋愛をしていく中で、私自身は何も行動を起こせずに置いてかれてしまいました。ついにいつも一緒にいた親友にも恋人が出来てしまい、私自身が暇になった事もありようやく恋愛をしようと決意しました。
 
 そこでスタートの遅さによる弊害や経験値の無さからくる無知さを痛感したので今回は私自身の経験も含めて書いていこうと思います。

恋愛のスタートの遅さによる弊害


 恋愛における「速さ」の大切さは以前の記事でも書きました。

 恋愛は就職活動のようによーいドン!でみんなが一斉に始めるものではありません。そのため恋愛においてはスタートの速さこそが一番大切です。同年代がまだ誰も始めていない状態で開始してしまえば、ライバルは誰もいません。完全な独走状態となります。
 
 一方で私のように出遅れた場合は、すでに恋愛市場に人が出回りまくっています。そうなるとたとえ好きな人ができても、既に恋人がいたり他の人と良い感じになっています。場合によっては既に2週目、誰かと一度付き合い別れ2人目を狙っている人もいます。その人たちは既に一度、告白~交際~別れと恋愛の全行程を経験しています。その経験から余裕や技術が磨かれています。強くてニューゲーム状態です。その人達と戦わなければなりません。

スタートが遅れる事で生じる「負のループ」

 恋愛のスタートが遅れる事に対する最も大きな弊害は「負のループに陥りやすい」事です。
 
 例として恋愛先駆者をAくんBさん、後発組をCくんDさんとします。AくんBさんは美男美女、CくんDさんは普通とします。まずは先駆者であるAくんとBさんが交際します。CくんDさんは後発組なので黙って見ています。AくんBさんの交際がひと段落して別れます。後発組のCくんはここぞとばかりにBさんへ突撃します。しかしAくんと比較してしまいCくんは振られます。ならばとCくんはDさんへ突撃します。一方その頃AさんはBさんと別れたのでDさんへアタックします。AくんCくんと比較して交際経験のあるAくんをDさんは選択します。これでCくんは一度も恋愛経験の無いまま2人のチャンスを失いました。学校生活でもなんとなく見たことあるような動きだと思います。
 
最終結果としてAくんは2人と交際。Bさんは1人と交際。Cくんは恋愛経験無し。Dさんは一人と交際となります。今後EくんFさんが登場した場合でもCくんは恋愛経験値が全くないので、AくんBさんDさんよりも恋愛レベルは下です。そうなると同様にFさんも勝ち取る事が難しくなります。これが「負のループ」です。一度出遅れると周りのレベルが上がってどんどん難易度が上がっていきます。今回は一例として登場人物は少人数ですが、現実的にはこれが何倍にも膨れ上がった人数で行われています。
 
 ここで大切なのがAくんはイケメン陽キャだからと言うのもありますが、速いから勝ったということです。仮にCくんがAくんよりも速ければ、もしかすれば比較対象がいなかったBさんや、同レベルだったDさんと付き合うことが出来たかもしれません。

先駆者の利点

 先ほどの例で言えばAくんは全員がレベル0のうちに行動できました。これは裏を返せば何をしても全員の初体験ということになります。これは比較対象がいないということです。そして比較対象がいないということは唯一無二ということです。結果的にどれだけ稚拙な告白でも、異性の扱いであっても唯一無二の存在であることから成功率は格段に上がります。他にライバルがいないのですからね。
 
 同様にAくんは経験値の面でも先駆者の利点を享受しています。Bさんと別れた後Dさんとの交際を望みます。ライバルはCくんです。ただAくんは以前にBさんと交際していた経験からCさんと比較して恋愛レベルが高くなります。そうなれば当然Dさんはレベルが高いAさんを選びます。これが先駆者の強みである恋愛経験値による差になります。
 
 以前の記事で書いた「モテる人はよりモテて、モテない人はよりモテなくなる」に似ていますね。一応参考までに貼っておきます。

先駆者になるのを阻むもの

 この先駆者が有利という事は、正直当時の私も気が付いていました。恐らく皆さんも恋愛に限らず全ての事は最初に始めた人が有利なのは感覚で分かっているはずです。ではなぜ分かっていながら動けなかったのか。それには様々な理由があると思います。
 
 まずは「自分にはまだ早い」という思い込みがあります。多くの人は「自分にはまだ早い」となんとなく思っているのです。しかしでは逆に明確にいつから恋愛して良いのでしょうか。恐らく答えは出ないでしょう。車の運転や就職と違って具体的な免許取得可能年齢や一般的な新卒の年齢と違って、恋愛には年齢制限と言うものは無いからです。そのため「自分にはまだ早い」と思っているといつまでもその状態のままとなってしまいます。最近は小学生でも恋人がいる場合があります。ネット上では小学生同士で交際して具体的に何をするの?とか小馬鹿にした意見が多かったですが、一度も恋人が出来たことがない大人と比べると、その小学生の方が恋愛レベルは上です。そのため早すぎるということはありません
 
 次に「美男美女の陽キャにのみ許される」という思い込みです。ドラマや少女漫画の影響でなんとなく恋愛はキラキラした人が行うものというイメージが根付いてしまったと感じます。しかし当然そんなわけはありません。誰かを好きになる権利は誰にでもあります。冷静に考えれば自分の両親だって恋愛して結婚しているはずです。言い方が悪いかもしれませんが、皆さんの親は当時キラキラしていたと思いますか?多くの人の両親は恐らく普通の人でしょう。同じことです。また先程の例からしても仮に美男美女で無くても、先手を取れれば美男美女にだって勝てる可能性だってあるのです。
 
 最後に「自信が無い」という気持ちです。好きな人が自分よりモテそうな人だったり、普段から特段仲が良い人でない場合は恐らく自信がない状態だとおもいます。では自信とはどのようにすれば湧いてくるのでしょうか。それはやはり成功体験です。詳しくは後日別記事で書きたいと思いますが、成功体験のみが自信に繋がると思います。しかしそもそも行動しなければ成功も失敗もありません。そのため結果はどうであれ行動する事が最優先となります。仮に結果が駄目だったとしても行動したと言う事実の積み重ねも自信に繋がるはずです。

終わりに

 今回は「私にはまだ恋愛は早いと思う人へ」について書きました。私自身も学生時代はそう思っていたタイプです。だからこそ、これを読んでくれた読者様にはそう思わないで欲しいです。どんどん恋愛に対して不利になってしまいます。まずはとにかく行動してみてください。何かしら状況が変わるはずです。
 
 今回もお読みいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。


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