恋愛における運要素と交際できない言い訳
今回は恋愛における運要素と交際できない言い訳について書いていこうと思います。人間関係ですから当然全てが必然的に決まっているわけでは無く、偶然や運の要素も当然あります。しかしそれと交際できない言い訳をごちゃ混ぜにして考えている人がいます。そこを間違えるといつまでも恋人ができない恐れがあるのでしっかりと線引きをする事が大切だと思います。
恋愛における運要素
自分の家庭、容姿
持って生まれた自分の家族、容姿は当然自分で決められるものではありません。特に容姿に関しては整形すれば別ですが本来は運です。この容姿の運が恋愛においては大きく影響してしまうのが悲しい所です。特に若い間はこの容姿の運だけで恋愛においては無双できるはず。逆にこの運に恵まれなかった人は恋愛においては努力が不可欠となります。
家庭の運というのは若い頃は気になりませんが、結婚を意識すると少なからず影響する要素です。未だに長男は嫌だと言う人もいるくらいですからね。たまに聞くのが両親が外国人、両親が借金を抱えている、身内に犯罪者がいる、障害を抱えている人がいるなんてのもあります。これも当人には一切関係のない運要素です。人によってはこれらを避ける人もいると思います。
出会い
出会いは運です。当然ですが自分と相性100%の完璧な相手が存在したとしても、出会うことができなければ交際まで発展する事はありません。逆に電車でたまたま自分の隣の席になった人が自分と相性100%の運命の人という可能性だってあります。出会いに関しては運要素の中でも限りなく運要素を減らす事が出来るので下記で解説します。
相手の状況
自分と相性100%の人がいたとしても、相手にはすでに恋人がいるかもしれません。これから就職活動が忙しくなるので恋愛は封印しているかもしれません。過去にひどい裏切りにあい、恋愛は一生しないと決意しているかもしれません。このように相手の状況というのも運要素になります。上級者の中には相手の状況を無理矢理変えて交際に発展させる猛者もいますが、初心者は相手の状況が悪い場合は手を出さない方が無難です。
逆に言えば運次第では自分よりもスペックが上の人にさえ勝てるということです。自分が先に交際していれば自分の10倍スペックが上だとしても、既に自分が交際しているのでその人は交際することが出来ないからです。略奪を考慮しなければですが。
回避可能な運要素
上記の運要素の中で唯一運要素を誰でも可能な限り回避できるものが「出会い」です。例えば相性100%の人と出会う確率が極めて低いのなら、相性70%以上の人に範囲を拡大する事で可能性はあがるはずです。同時に出会いの数そのものを増やす事で出会う確率は当然上がるはずです。
やってることはスマホゲームのガチャと同じです。レア度SSSのみを狙っているうちはなかなか当たりません。しかしレア度S以上ならたまに当たるでしょう。またガチャ1回で当てようとするとほとんど当たりませんが、10連、20連と続けていけば割と当たりますよね。
言い方が悪いですが、恋人も同様です。出会いが無いという人は単純に最高ランクを少ない回数で引き当てようとしているだけです。自分がAランクなら相手もAランクかBランクを狙って、10連20連と出会い続ければいずれ交際相手の候補が決まってくるはずです。
たまに5人くらいと出会って誰とも交際できないと嘆いている人がいますが、このガチャ理論と同様に5回程度回しただけで当たるわけが無いんです。ゲームでさえ10連に1回とか20連に1回とかの確立です。人間相手にそんな簡単に自分と相性の良い人に出会えるはずが無いのです。嘆くのはもっと多くの人と出会ってからでも遅くないです。
運要素以外
逆に言えば上記の3点以外は全て運の介入はありません。単純に自分の実力勝負となります。「過去と相手は変えられないけど、未来と自分は変えられる」という言葉があります。素晴らしい名言ですよね。これと同じ事です。自分の持って生まれた家庭環境や、容姿、相手の状況は変える事ができません。一方でこれからの自分は変える事がいくらでもできるという事です。つまり交際できない言い訳に運要素以外は使えないということです。
自分の性格
付き合えない言い訳に自分の性格をあげる人がいます。ネガティブだから交際まで発展しない、インドアだから出会いが無い、臆病だから声をかけられない等よく聞きます。いつもこの話を聞くと「交際するまでその性格を封印すれば良いのでは?」と思います。
就職活動の面接などでは、どんなに根暗でもハキハキ話さなければ当然落とされます。共に仕事をする仲間と正確なコミュニケーションが取れなければ、大きな損失を被る場合があるからです。そのため就活生は皆元気にハキハキと大袈裟に元気な人を装うのです。私も普段は根暗ですが、面接時は友達に見せられないくらいの笑顔を見せています。これと同じです。最初は演技から入って徐々に自分を出していけば良いのです。何も馬鹿正直に最初から根暗ですと言う必要は無いのです。自分の悪い所をメリット無しで最初から全て受け止めてくれる人なんていないからです。交際して好きになった相手だからこそ、悪い面を受け止めてくれるのです。
自分の能力
自分の能力も言い訳でよく聞く話題ですね。金がないから交際できない、結婚できないなんて毎日のようにSNSで見ますね。しかし自分の能力も努力次第で向上させることができます。男性の場合は年収という最も分かりやすい能力があります。年収はある程度までなら努力次第で誰でもあげることができます。単純に年収が高い業界に転職して毎日勉強すれば良いだけだからです。現に私も年収0のニートから10年近くかかりましたが、昨年度の年収は600万まで上がっています。流石に1000万とかのレベルになると努力だけでは難しいとは思いますが、平均年収くらいならいけると思います。
女性の場合は若さという最大の武器を初めから持っています。しかし若さを失って以降は細分化しすぎて年収のような確実に指標となるものが無いので少し難しいです。しかし年収が高いとか、料理上手とか、オシャレとか一芸を持っている人は当然それに伴い需要も増します。そして男性と同様にそれらも努力次第で手に入れる事ができます。
相手のスペック
上記2点とは少し毛色が違いますが、交際できない言い訳に自分に交際を申し込んでくる相手のスペックが低いという意見もよく聞きます。この台詞を言う人の大多数が勘違いしていますが、これは運要素ではありません。単純に自分のスペックが低いからスペックの低い人が寄ってきているに過ぎません。スペックの高い人はスペックの低い人をあえて交際相手に選ぶ理由がないからです。来てくれる人と自分のスペックを客観的に判断できていないので、自分以外の第三者などから判断してもらう方が良いと思います。またそもそも来てくれる人だけでなく、自分から動くことが必要だと認識し直した方が良いと思います。
終わりに
今回は恋愛における運要素と交際できない言い訳について書きました。要約すれば自分の持って生まれたものと相手の状況は変える事が出来ない運要素となりますが、それ以外は全て自分次第で変える事ができる要素です。言い訳には使えません。言い訳をする前に自分の置かれている状況から交際できない理由を、運要素とそれ以外に分けて考えてみてはどうでしょうか。そして自分が思う言い訳が運要素ではないとすれば、それは単純に努力不足が原因です。