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恋愛とお金の関係

 前回は「20代後半の恋愛について伝えたいこと」について書きました。前回で過去を振り返って伝えたいことのシリーズは終了です。今一度自分の年齢層では何をしなくてはならないのか、何をすべきなのか考えてみて欲しいと思います。余裕があれば今後辿るであろう未来を読んで予習するの良いと思います。

 今回は「恋愛とお金の関係」について書こうと思います。日々の生活だけでなく恋愛においても切っても切り離せないのがお金です。また恋愛だけでなく婚活でも相手を選別する重要な要素になっています。

恋愛におけるお金の有無による違い

お金の有無による出会いの差

 恋愛におけるお金の一番のメリットは行動力が上がることです。恋愛とは出会いを経て交際へと向かいます。その出会いから交際までの間には当然お金が必要となります。
 
 出会いの場面では、学校や職場等のメインコミュニティが同じ人同士では基本的にお金はかかりません。しかしそれ以外の出会いでは、出会うだけでお金が発生します。
 
 出会うだけでお金がかかると言う事は、当然お金がある方が出会う確率が上がります。例えるならお金があれば毎日飲み屋でナンパできるのに、お金が無いので週に1回しかナンパできない。この状況はお金だけで出会う確率が1/7になっています。要するにお金がある人は無い人に比べて7倍出会う確率が上がるということです。
 
以前の記事にも書きましたが、世間の年収の認識が通常より高めに設定されているのはこれが影響しています。お金を持っている方が7倍多く出会うということは、相手からすればお金を持っている人の方が7倍多く遭遇するのでそれを平均や普通だと思ってしまうのです。

お金の有無によるデートの差

 デートにおいても当然お金を持っている方が有利です。お金があれば、今まで経験したことのないような体験を与えることが出来ます。食事でもイベントでも旅行でも当然お金を出せば出すだけデートの質は上がります。お金持ちとお金がない人の両方からアプローチされていれば、確実にデートの質はお金持ちが上です。かと言って必ずしもお金持ちが勝つわけでは無いところが恋愛の面白い所ではありますが。
 
 質の良いデートをしてしまうと、なかなか戻ることが出来なくなります。例えばデートでは常に高級な料理を食べていると当然舌が肥えてきます。その状況で普通の食事に満足することができるでしょうか。恐らくできないです。一度知ってしまったものは早々消す事ができないからです。ましてや食事は味覚という感覚器官に直結するものです。脳に刻み込まれるような感覚でしょう。
 
そうなってしまうと次の交際相手も同レベルの食事を与えてくれる人、つまりお金持ちを望むようになります。食事を例にしましたが、全てにおいて同様です。こうしてお金持ちとお金がない人との間の格差がどんどん広がっていくのです。以前書いたモテる人はどんどんモテ続け、モテない人はどんどんモテなくなるのと同じです。

恋愛におけるお金の価値観の変化

 恋愛におけるお金のメリットは紹介できましたが、一方でお金が無くても交際できた人も多くいると思います。現に私自身も若い頃にニートにも関わらず交際していた事があります。ニートですから当然お金なんてほとんどありません。俗にいうヒモでした。
 
 これがなぜ可能かというと、やはり相手がお金の価値を理解していなかったからだと思います。当時の交際相手は実家がお金持ちの箱入り娘のような人でした。お金は実家から湯水のように湧いてくる人です。そのため私が働いておらず収入が無い事も、私にお金を使う事も全て本人にはノーダメージだったんですよね。このようなお金の価値が分からないうちは特にお金は交際に必要な条件にはならないのです。実際にその交際相手も実家からの仕送りを減らして自立を両親に促されてからは、お金の価値に気が付いたのか別れを告げられましたから。同様に中高生の頃にお金を理由に交際しないなんて事は聞いたことがありません。
 
 このように年齢の成長に伴い、お金の重要性も大きくなるのだと思います。年齢を重ねるにつれて様々な経験から視野が広がり、お金の重要性を理解していくのです。また後述しますが、年齢を重ねるにつれて結婚を意識する事からもお金の必要性が増してきます。

結婚を意識してからのお金の価値観

 結婚を意識してからは生活の基盤となるものですから、当然お金は重要な要素になってきます。もしかしたら人によっては一番重要視する要素かもしれません。当然このお金には将来性という意味も含まれています。結婚すれば40年以上生活を共にするのです。今だけでなく10年〜40年後の生活まで視野に入れるのは当然の事です。
 
 結婚においてお金と聞くとやはり男性側が意識されることが多いと思います。しかし私はそうは思いません。停滞もしくは衰退している日本の現状を見ると、もはや男性だけでなく女性の経済状況も十分選別される要因になると思います。そして今後ますますその需要は増えると思います。
 
 現状でも私より稼いでいる女性は大勢います。嫁もそのうちの一人です。夫婦揃って稼げるパワーカップルのような二人になれば生活は格段に良くなります。単純に収入が倍近くになるのですから当然ですね。一人が大金を稼ぐよりも様々な控除を受けられる範囲が広がり、住宅ローンでも有利です。現在の情報社会では当然男性側もそのことを知っています。当然そのような夫婦に憧れを抱く気持ちもあると思います。そのような点から女性にも経済力が必要な時代になりつつあります

令和の時代に結婚まで進むにはどうすればいいか

 ここまでお金の有無による恋愛への影響を書いてきましたが、実際にこのような状況で結婚するにはどうすれば良いのでしょうか。
 
 先日「独身男性が結婚を諦めた理由第1位:お金が無いから」というネットニュースを見ました。まさしく今回の記事の通りだと思います。お金が無いから結婚できないというのは正確には「お金が無いから交際できない」というのが正しいです。実際に結婚するだけなら無料ですからね。お金が重要視されるような年代で結婚できないのはお金がないから。至極まっとうな理由です。
 
 あくまで私の周りでの状況にはなりますが、現在結婚している人は20代前半に結婚するか20代後半にそれなりの経済力があった人達です。これは単純に「お金をそこまで重要視しない若い間に交際して結婚まで進んだ人」と、「ある程度年齢は進みお金の重要性を理解しているが、それに答える経済力がある人」の2パターンしかありません。
 
 現状の恋愛難易度のインフレが進んでいる現代で結婚するにはこの2パターンしかないように感じます。つまりお金があるならある程度の年齢まで相手を吟味しながら結婚に備える。お金がないならば若いうちに交際してそのまま結婚してしまう。これが令和の時代の最適解であり、私の結論です
 
 SNSの発達やマッチングアプリでの出会いのハードルの低さにより、直近では若い人でもお金を重要視する人が増えたと感じます。最近の日本の衰退により資産運用をする若者も増えましたからね。お金の価値を理解している若者が増えてくるのも当然です。今後更なる恋愛のインフレが続くと仮定すると、近い将来お金がない人は若いうちに結婚する事すら難しくなってしまうのかなと感じます。

終わりに

 今回は「恋愛とお金の関係」について書きました。「お金があるならある程度の年齢まで相手を吟味しながら結婚に備える。お金がないならば若いうちに交際してそのまま結婚してしまう」これが結論です。資本主義社会なのでお金が結婚を左右するのは当然の事です。愛さえあればお金がなくても結婚できるなんてのは綺麗ごとです。仮に結婚できたとしてもお金の無い相手に敬意を抱くことはありません。むしろいずれ愛想が尽きてしまうでしょう。
 また現在本業の収入が少なくても副業や投資で稼いでも良いのです。何かしら行動して今後の恋愛に備えていって欲しいです。
 
今回もお読みいただきありがとうございます。次回よろしくおねがいします。


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