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僕視える化〈自己開示〉切り抜き!①神に生かされていた


スピパラ通信 第20回

今回は僕視える化〈自己開示〉切り抜きの回です。自己開示TAKE3は長過ぎ、そして、中盤から自分の趣味性が強すぎると評価されたので、自己開示のみ切り抜いた2024.2.29の記事を加筆訂正し、3回に分けて読みやすく修正しました。


僕は精神科病院の病棟で、介護職として働いています。
昭和生まれの昭和気質です。
職業はとび職から営業マンなど、職業をいくつか替えて、精神科病院に辿り着き、病棟で働いて10数年が経ちました。

父親は14歳で亡くなりました。僕が小学校に上がった年に、父が連帯保証をしていた会社が倒産し、父に首を締められて目覚めた日がありました。僕は首を絞められながら『止めて!』と心の中で叫びましたが、驚きと恐怖で声を出す事は出来ませんでした。

この時はまだ、父が借金を負わされたことを知らず、『止めて、どうして?』と、心の中で思うだけで、混乱して何もできず、引きつった笑顔だけを浮かべていた事でしょう。


僕が笑っているのを見て父は首から手を離し、泣いていました。心中しようとしたんでしょうか。

この事を父が生きている間に聞く勇気はありませんでした。覚えていない風を装っていたんです、優しさではありません…精神的に弱くて、聞けなかっただけです。本当の事を聞くのが怖くて逃げていたんだと思います。


その後、父は男手一つで僕を育ててくれたので、とても感謝しています。

これは本心です。正に神族(親族)により、自分は生かされていたのでした。

僕が居なかったら父は、もっと楽に生きられただろうなと考えられるようになったのは、15年くらい前からです。それまで、何も考えないで生きてきました。

何も考えない事が、自分を守る最大の防御だったんだと、今になってやっと気付きました。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

来週は神族(親族)の終焉「神は死んだ!」の回です。

命があったらまた会おう、腹筋鍛えて待ってろよ! see you

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